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【日本の理不尽な風潮】なぜ女性の妊娠は会社で疎ましがられるの?

【日本の理不尽な風潮】なぜ女性の妊娠は会社で疎ましがられるの?

恋活
大塚ちえ
大塚ちえ
2017.11.22

では、妊娠した女性は社会で必要ないのでしょうか。

もちろんそんなわけありませんよね。

子どもを産むということはとても尊いことで、ストレートに言ってしまえば子孫繁栄のためには欠かせないことです。

その意味で国家に貢献していると言っても過言ではありませんから、社会に必要ないとは決して言えません。

ですが、現場レベルでいうと、やはり歪みが生じているのは確か。

それでは、妊娠した女性はどう振舞えばよいのでしょうか。

職場で配慮を求める気持ちはわかりますが、求めすぎると顰蹙を買うことになりかねません。

出産後も今の職場に戻りたいというのであれば、できるだけスマートに振舞ったほうがよいでしょう。

妊娠したときに上司と同僚と相談し、今受け持っている仕事をこの後誰に引き継ぐかと早急に決めましょう。

このときにきちんと仕事の割り振りを整理しておくことで、だれか一人に仕事が集中するということはなくなります。

一緒に仕事をしていると、自分の仕事が誰に向いているのかわかると思います。

同じシステムをよく使っていたり、過去同じ仕事をしていたことがあったりすれば、その人に仕事をお願いしやすくなります。

そうして同僚と相談したことをベースに、上司にこの仕事はあの人にお願いするつもりです、と報告しておくとその後がスムーズです。

すべての仕事を振り分けると、妊娠・出産を経て職場に戻ってきたときに自分の仕事がなくなってしまうのでは、と不安に思う人がいるようですが、それはありません。

自分から新しい仕事を作ればよいのです。

これまで会社が取り組んでこなかったことや部署単位でやってこなかったこと、たとえば細かい顧客の分析や新規開拓のための施策、労働環境の改善や今の仕事の効率化など、やることはいくらでもあります。

そうして新しいことに着手することで、仕事に復帰したあなたの価値をより一層磨くこともできますよね。

よく、妊娠や出産を「キャリアの中断」という人がいますが、個人的には「キャリアの再構築」というニュアンスでとらえています。

再構築というと、一度作ったものを壊して、もう一度作り直すということですが、今まで作っていたものをそのまま残して、もう一度同じ職場で今度は違う自分の価値を生み出してみる。

新築に近い形ですね。

そして、前よりもさらにクリエイティブで、職場の役に立つはずです。

妊娠・出産への考え方を改める

妊娠・出産という経験は非常に大きな経験ですから、いつもの職場にいても今まで見えていなかったものが見えるようになるかもしれません。

あなたがそうして得たものを、職場に新しい形で提供していく。

それができるということが、一番の職場への恩返しなのはないでしょうか。

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