人は年齢を重ねただけ経験を積むことは、今更言わなくとも分かると思います。
結婚は前項にあるように自立が求められることになるので、間違いなくその人生経験は大いに役立つでしょうし、むしろその経験でくぐり抜けて行かなければならない場面も多いと言えるんです。
なので、ある程度年齢を重ねた適齢期以上であれば、そこそこの人生経験を積んでいますし、それに伴い結婚後の苦労も比較的少なく済むと考えられます。
一方年齢の若い夫婦というのは、お互いが人生経験を積んでおらず、あらゆる困難に直視しては二の足を踏んだり、乗り越えることが難しいといったケースが少なくありません。
何せ経験値が足りないんですから、乗り越えるための手段が思い付かない、思い付いても実行出来ないなど、ある程度年齢があれば楽々乗り越えられる状況なのに、何かと危機に瀕してしまうんです。
たしかに「若いうちの苦労は買ってでも」とは言いますし、年齢の若い二人がお互い手を取り合って乗り越えていくことを、美談とするのが日本の風潮で特に年輩の方からは推奨される傾向にあります。
けど、別にその苦労を乗り越えられる手段を持っているなら、あえてそれを苦労とすることに意味はありませんよね。
それに結婚なんて後にもっと苦労があるんですから、年齢で積み重ねた経験を生かすのは、後に必ずある苦労のために温存するという意味で、適齢期以上のあるべき結婚生活の姿だと思います。
自分の人生を謳歌してから臨める
年齢をある程度重ねてから結婚するということは、結婚するまでの間は「自分だけの人生」を生きたことになります。
その間は好きなことが出来る、好きなことが出来ていたんじゃないでしょうか?
それは間違いなく「人生の謳歌」であって、そこには夫や子供に左右される結婚後の自分の姿はないんです。
なので適齢期以上の結婚というのは、しっかりと自分の人生を楽しんでから果たせたという意味になり、それはとても有意義と言えるんじゃないでしょうか?
となると、逆に年齢の若い夫婦というのはそれだけ自分の人生を謳歌していない、青春を過ごしていないことになります。
もっとも、結婚も青春の内など考え方は人によって様々ですけど、少なくとも自分の自由に出来る時間は減りますし、そこは「謳歌」というにはあまりに寂しい現実なんじゃないでしょうか?
たしかに年齢若くして結婚すれば、それだけ子育ても早く終わりますし、その後にいくらでも人生を楽しめばいいと思う方もいると思います。
でも人生の若い時分でしか出来ないことがとても多く、それは年齢を重ねてからやろうと思っても気概が沸かない、やる気が起きないなど、結局諦めてしまうことが少なくないんです。
なので、適齢期以上での結婚というのは、しっかりと自分の人生をくまなく楽しんだ上に、結婚という夢も果たせて、良い事尽くめと言えるんじゃないでしょうか?
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