対策は「プラス思考」
さて、ここまで絶望的とも言える雨女の真実や特徴をお伝えしましたが、そんな雨女はこれからどうしたらいいんでしょう?
これからもずっと大切な場面で、雨に降られて人生を過ごしていくんでしょうか?
これからその対策をお伝えします。
・晴天の確率が高い日を選ぶ
天気というのは、統計があることをご存じですか?
この日は雨が降りやすい、この日は晴れやすいなど、天気には何十年もの記録があってそこから統計を出していて、○○日の天気は○○になりやすいという傾向が分かるんです。
そこで、「晴れやすい日」を選んでみては如何でしょうか?
向こう数年雨がない日とか、ずっと晴れ続けている日とか、それらも分かりますので、かなり参考になると思います。
いくらあなたが雨女だと言っても、それはあくまで自分の周囲程度の影響であって、まさか全国的な影響を与えるなんて、はっきり言ってありえません。
さすがの雨女もデータ相手には分が悪いと言えますので、そういう日を選んでみると意外に晴れて、あなたの雨女という不名誉な称号も拭えるかと思います。
ただ、それでもゲリラ豪雨とかにわか雨とかありますので、もしこの手段でも雨に降られてしまったら...後述する別の方法を試しましょう。
・数を打つ
出掛ける度に雨が降るのなら、もっともっと出掛けてその確率を超えてやりましょう。
何せ雨天の確率は1/3です。
33.3%なんて、今の出掛ける頻度では当たってしまうかもしれませんけど、もっと数をこなせば確率である以上、いつかは晴れると予想出来ます。
「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」なんです。
それこそ休日は出掛けまくりましょう。
天気だっていつまでも雨な訳がありませんし、いくら雨でも出掛け続けていればいずれ晴れますので、そこであなたの雨女扱いはストップです。
毎週土日に必ず出掛けていれば、1年中毎週土日が雨な訳ないんですから、晴れの日に巡り会うことだって出来るに決まっています。
もっともそれは「勝負時」に晴れなければ意味がないので、どうでもいい日に晴れるかもしれないという欠点がありますけど、それでも確率は確率です。
それならそれで、勝負時をたくさん自分から作っていって、天気が根をあげるくらいの気持ちで臨みましょう。
・雨を楽しむ
雨女という扱いは受け入れて、むしろ雨を楽しむのもいい方法だと思います。
と言うのも、雨じゃなければ楽しめない場所ってありますよね?
例えば、紫陽花を見に行くなんて雨の方がしっくり来ますし、雨で栄える夜景だってあります。
その他相合い傘だって出来ますし、真夏日は雨の方が涼しくて一緒にいても暑苦しくありません。
それに雨って、デートなどですごくいい雰囲気になることが多いんですよね。
聞こえるのは雨の音だけでその他の雑音がなくて、雨だけに周りに誰もいないことが多いから必然的にムードも上がる...よくあることなんです。
それで二人は急接近出来るかもしれませんし、晴れじゃないと出来ないことがあるように、雨じゃないと出来ないことだってあるんです。
このように、雨をポジティブに考えると雨が楽しめますし、状況によっては雨を望むようになるんじゃないでしょうか?
そこで「よりによって」が発動して晴れになっても、「しめしめ」とばかりに待ちに待った晴れを楽しめます。
どう転んでも楽しめる...この方法は特におすすめで、ずっとこれまで嫌だった雨も、思わず好きになってしまうんじゃないでしょうか?
結局は確率でしかない
結局のところ、日本では雨の日が1/3あって、雨に見舞われるのは確率でしかありません。
その確率を多く引っ張ってしまうのが雨女であって、そして確率的に「ありえる」から世間に認知されていて、幅広く使われているんだと思われます。
なので結局のところ、あなたの雨女というのは確率を引っ張っているだけであって、「自称」または「周囲が言っているだけ」の域を超えていません。
いずれ確率は収束するはずですので、ある程度年数が過ぎればたちまち晴れ女になったり、そこまではいかないにしろ雨女という評価はそのうち覆ると思います。
なお余談になりますが、晴れ男を探してみるのは如何でしょうか?
それこそ「俺、出掛けるときに雨に降られたことないんだけど?」くらいの男性なら、きっとあなたの内にある雨雲もその快晴で消し去ってしまうことでしょう。
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