外堀が埋められているから
男性の結婚の決め手として、時に結婚する当事者が無関係な出来事によるものもあるようです。
具体的には、
お互いの両親が、すでに二人は結婚するものと思い込んでそのように接してくる。
友人の間では二人はもう結婚の前提で、結婚式についてあれこれ聞いてきたり勝手に二次会などを妄想されたりする。
何故か職場の上司の中で勝手に結婚することが決まっていて、しかも部課長クラスの耳にも入っている。
などが挙げられます。
こうなると男性は「もう逃げられない」と考え、これを決め手として結婚を決意するのです。
もうひとつ、彼女の立場の女性が周囲に結婚すると吹聴するパターンもあり、それも男性は上記と同じ経緯で決め手となってしまうようです。
例えば普段から「○○くらいに結婚するかも!」とか、「一応結婚を考えている彼がいる」とか、何かにつけて結婚を絡めた会話をしているようなことはありませんか?
このパターンに関しては、彼氏側の男性はちょっと彼女に対して怪訝な気持ちを抱くことがあり、複雑な心境を抱くことがあるので気をつけた方がいいかもしれません。
何故ならこれは、たしかに結婚の決め手になるにはなるのですが、妊娠を狙われるよりははるかにマシなものの、結局「半ば強制」な感じが否めないのです。
それに伴い男性は覚悟も何もありませんし、無理無理結婚をさせられる感じがしてしまい、妻となるはずの彼女に対してスタートから良い印象を持たないでしょう。
これは言う側が意識していてもいなくても、結婚を絡めた会話をしてしまうだけで結果的に外堀を埋める行動となりますので、普段からの言動に注意することが必要になります。
軽々しく結婚という言葉を使わない、彼氏からプロポーズがあるまでは誰にも話さないなどを徹底しておけば、きちんと彼氏は覚悟を決めて結婚に臨むことでしょう。
その保証がないからと焦って周囲に吹聴するのは、将来の100万円ではなく目先の一万円を追うのと同じことなのです。
お互いの両親がうるさいから
ある程度の年齢になると、女性の両親というのは娘の結婚が気になって、つい口酸っぱくくどくどと言ってしまう・・・なんて経験、あなたも今まさにそうなのではないでしょうか?
まあそれが親心であり、口うるさいからと馬の耳に念仏というのも何ですので毎度の返事をするものの、やはり両親は納得できなくてくどくど・・・それがいつものパターンです。
ただそのやりとり、実は男性だって意外と少なくないのです。
いくら男性だからと言っても、両親はやはり結婚してほしい、身を固めてほしいと思うのが普通で、特に我々の親の年代というのは「結婚=人生」ですので、男でも宙ぶらりんな人生は認められないのです。
我々の親の年代というのは、結婚「するしない」ではなく「させる」時代を生きていますし、それが常識で結婚しない人生というのはありえないという概念があるため、その結婚コールは苛烈になります。
となるとその男性の両親は、息子である男性に対して女性の親同様、結婚しろといつまでも口酸っぱく言い続けることになりますし、それは上記の概念から仕方がないと言えます。
それで男性はうんざりしてしまってそれが決め手となり、最終的に「結婚すればいいんだろ」という決断を下してしまうのです。
男性は性状的に口うるさく言われるのが嫌いなので、両親からの結婚コールをとにかく黙らせたいという気持ちが強くなり、こんなことでも決め手となるのでしょう。
もっともこの決め手、自分の意志はないの?と女性は思ってしまいます。
そこは問題なく、何故ならまず両親の結婚コールを聞きたくないだけであれば、別に結婚する必要はなく家を出て一人暮らしをすればいいだけの話です。
それをせず結婚という決断をすることから、あくまで両親の結婚コールは「きっかけ」、結婚に対する踏ん切りが付かない自分への、後押しという意味でしかないので安心して下さい。
ですがそれでも最終判断は自分でしてほしい・・・と思われるでしょうが、そこは男性の性質として納得してあげるのが、結婚だけでなく今後の生活を上手く続ける秘訣のひとつとなります。
決断しても嬉しくない・・・?
今回、いろいろと男性の結婚の決め手をお伝えしましたが・・・何か変ですよね。
どれもこれも、男性側に主体性が見られません。
「彼女が」「長いから」「両親が」とか、どこにも自分がないのです。
自分のことが好きだから、ずっと一緒にいたいから・・・そういう理由はないのでしょうか?
男性の結婚とは、その程度のものなのでしょうか?
これではせっかく結婚を決断されても、決め手を作れたとしても何も嬉しくはありません。
ですがちょっと待って下さい。
男性というのは、女性には分からない気難しいところがあって、実は今回の見出しの決め手の全てに「前提」があるのです。
それは「結婚したいから」「一緒にいたいから」で、それがまず最初にきてからの各見出しの決め手に繋がるのです。
何を言っているのか分かり辛いかもしれませんが、要は付き合いが長かろうが、彼女がいい年だろうが、外堀が埋められていようが、両親が何を言おうが、好きじゃなきゃ結婚なんてしないのです。
よく男性は言いますよね?
「言わなくても分かるだろ」
結局それなのです。
この事から分かるのは、決め手はあくまで「結婚するに踏ん切りを付ける材料」なだけであり、そもそも結婚をする意志はある訳なのです。
ただ家族を背負う覚悟がまだできなくて、不安だから及び腰の状態なだけ・・・だから、今回ご紹介した決め手で結婚を決断しても、結婚の意志はあるという前提があるので不安になる必要はないのです。
ただし、妊娠に関してはいろいろと思うところがあるようですが・・・。
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