全年代共通の認識
これまでのことから分かるように、全年代パーリーピーポーの意味が統一しておらず、結局どれが本当の意味なのかがよく分かりません。
ただひとつだけ言えるのは、「騒ぐ」とか「はしゃぐ」とかのテンションの高さがパーリーピーポーかどうかの判断要素であることが伺え、そこは共通で変わりないと思うのです。
ですが実のところ、その認識も本来のパーリーピーポーの意味とは違っているのですが、そうなるとどうして「騒ぐ」とか「はしゃぐ」が共通認識となったのかが分かりません。
それについては、やはりマスコミが強く影響しているところがあるようです。
マスコミが本来のパーリーピーポーの意味を伝えず、お酒を飲んでひたすら暴れているとか、騒いでいる人たちのことをパーリーピーポーを伝えてしまったため、世間に誤った認識が根付いてしまったのです。
特に30代はそういうニュースに敏感で、しかも自身が落ち着き始めた年代でもあるので、そのような人種をとても嫌う傾向にあります。
それも相まって、30代はパーリーピーポーに対する印象が他の年代よりも悪くなってしまったという背景があり、それが今日も続いているのだと考えられます。
なお、次項でパーリーピーポーの本当の意味をお伝えしますので、如何に自分がパーリーピーポーに対して誤った認識をしているかが分かると思います。
これを機に正しくパーリーピーポーを覚えて、世間に誤った認識をこれ以上流してしまわないよう、正しくパーリーピーポーを楽しめるようにしましょう。
思ったより単純な意味ですので、あえて覚える必要もなく自然に理解できることでしょう。
パーリーピーポーの本当の意味
なおパーリーピーポーの本当の意味についてですが、まずパーリーピーポーとは先にもあるとおり、Party Peopleを英語読みした際の発音が元になっています。
働き盛りの人を対象に、「休日くらいは、オフの日くらいはハジけよう!」という考えから生まれたものなのです。
だから前項の30代が主な対象となるはずだったのですが、意外と普及しなかっただけでなく、悪い印象だけがつきまとってしまったというのが現状となっています。
要は、全く流行らなかったのです。
ですので、よく世間で言われる「パーティをしている人」とか、「飲んで騒ぐ人」という意味ではなく、その事からほぼ全年代通して認識が誤っていることになります。
さらにサイトによっては、「パーティやイベントなどでノリよく過ごしている人を指す」と説明しているところもあり、これもまた勘違いを生んでいる要因となっているようです。
もっとも現在では、皮肉にもその誤った認識の方が一般化してしまっている節があり、そして流行らなかったという事実も相まって、もはやどうとでも捉えられるようになっているのも本当のところです。
おおよそ、使い方も今ひとつ分からないのではないでしょうか?
何せ本来のパーリーピーポーの意味を誤って捉えているのですから、使い方も誤っていることが予想されますし、それに伴い使い方すら分からないのも無理はありません。
本来の使い方とは
「あいつあんなに生真面目なのに、オフの日はパーリーピーポーなんだってさ」
「ねえ!次の休みパーリーピーポーしちゃおう!」
「閉じこもっているのもなんだし、パリピになっちゃおうかな」
大体こんな感じの使い方が正解となるでしょう。
もっとも、そもそも流行らなかったのですから今更使い方を知ったところで、使う場面があるのかどうかが不明ですが、スラングのひとつとして知っておくのも良いでしょう。
ネット上にはこのような言葉が溢れています。
ネットスラングを理解する一環としてパーリーピーポーを理解しておくというのも、スラングに取っつきやすくなるので有効かもしれません。
ただ、パーリーピーポー自体ネットスラングかどうかもよく分からないところですが、その手の言葉は大体ネット発祥ですので特に問題はないでしょう。
適当と思われるかもしれませんが、おそらくはこのまま廃れる部類の言葉ですので、扱い的にはそのくらいで良いと思います。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。