本物の霊能力者の4つの特徴
ここまでは霊能者を見極める方法についてまとめてきました。 実際、霊能者は世の中にたくさんいますがそのほとんどはインチキか偽物であることが多いです。 先にも述べたように、霊能者は自分で「霊能者です」と名乗ってしまえばそれだけで霊能者という肩書きを持つことができますので、誰もが明日から霊能者になれる存在なのです。 そのため、この業界では偽物の霊能者が蔓延り、たくさんの人が被害を受けています。 せっかくお金を払って依頼したのにまったく解決されなかったり、あるいは逆に心霊現象が悪化したという人もいます。 偽物の霊能者が安易に霊と触れ合うことで、とり憑いている霊を怒らせてしまって逆に霊的な干渉が強くなることも多いのです。 そうならないためにも、霊能者に依頼するときはしっかりと本物かどうかを見極める必要があり、自分で納得した上で依頼しなければなりません。 そこで、ここからは「本物の霊能者の特徴」についてまとめていきます。 さきほどの「霊能者の見極め方」を理解した上で、霊能者の特徴について理解することで騙されることはほぼなくなると思いますので、霊能者と接するときの参考としてぜひチェックしてみてくださいね。
1、話を誇張しすぎない
本物の霊能者の特徴の一つ目は「話を誇張しすぎない」です。 本物の霊能者は偽物の霊能者とは違い、何でも霊のせいにして話を進めていくようなことはしません。 たとえば、あなたに何かしらの心霊現象が起きていたとして、それとは別に肩こりや頭痛といった症状を持っていたとします。 その場合、偽物の霊能者は肩こりも頭痛もその他の体調不良もすべてを、あなたにとり憑いている霊の仕業だと煽り、除霊やお祓いといったことを薦めてきます。 除霊やお祓いはただ相談するよりも割り高ですので、そうすることで多くの利益を手にできるからです。 対して本物の霊能者は、心霊現象と体調不良を安易に結び付けたりはせず、必要がないと思えば無理に除霊やお祓いといったことはしません。 何でもかんでも霊のせいだと決めつけてアレコレと対処を施すのは偽物の霊能者か三流の霊能者です。 本物の霊能者はきちんと何が霊の仕業か、どういった対処が必要なのかどうかを厳密に判断します。 自分の悩みを何でもかんでも霊の仕業だという人のことは疑ったほうがいいといえるでしょう。
2、不安を与えない
本物の霊能者が持つ特徴の二つ目は「不安を与えない」です。 本物の霊能者は無駄に相手に対して不安を与えるようなことはしません。 さきほどいったように、何でも霊のせいにして不安を煽って処置を施すような方法を取る霊能者はほとんどが偽物です。 本物の霊能者は決して不安を与えたりはしませんし、口々に「大丈夫です」といって相手のことを安心させてくれます。 人間はネガティブでマイナスなことに対しては敏感に反応してしまう傾向があり、不安を与えられればそれだけ「何かしなければ」と感じてしまいます。 偽物の霊能者はそういった人間心理に漬け込むことで相手の行動を促し、除霊などをして高額の料金を請求しているのです。 本来なら不安を取り除き、悩みを解決するのが霊能者の目的であるにも関わらず、逆に不安を与えて悩みを大きくさせるようなことをするのはおかしなことです。 霊能者はしっかりとあなたのことを思って行動してくれる存在であり、決して不安を与えて精神的に負担をかけたりはしません。 ここでもやはり「自分のことを考えてくれているか」という部分が、本物の霊能者と偽物の霊能者の違いであるといえるでしょう。
3、高い料金を請求しない
「高い料金を請求しない」ことも、本物の霊能者の特徴の一つです。 というのも、霊能者の中にはまるでボランティアのような感覚で除霊やお祓いや相談といったことを請け負っている人が大勢存在し、そういった人たちこそ本物の霊能者であるといえるでしょう。 基本的に、本物の霊能者は自分の特別な力をお金儲けのために使おうとは考えず、どこまでも利他的な意識の元で行動を起こしています。 たしかに、現実的なことを考えて自分の霊能力一本で生計を立てている霊能者もいますし、そういった人の中にも本物の霊能者は存在します。 しかし、やはり高額の料金を請求しているかどうかという点においては、本物と偽物の霊能者の違いがより顕著に表れるといっても過言ではありません。 偽物は霊能力を誇示して単純にお金儲けを目指していますが、本物は相手を助けようとする気持ちのほうが圧倒的に強いのです。 世間的には、あまりお金の話を持ち出してアレコレするのはよく思われてはいないようですが、社会貢献や他者貢献をしている対価としてお金を受け取ることも大事なことだといえますので、お金の有無で霊能者を揶揄するのはあまりにも安直であるといえるでしょう。 もちろん、不当な高額の料金の請求は論外であり、そうした霊能者の言うことには耳を貸さないことも大事なことですので、自分なりに色々と考えてから行動するようにしましょう。
4、身体的な干渉はしない
本物の霊能者の特徴の四つ目は「身体的な干渉はしない」です。 これは簡単にいえば、肌を痛めつけたり背中を強く叩いたりなどの外部的な力のことを指し、明らかに暴力的な行為が含まれていると感じた場合はその霊能者は偽物である可能性が非常に高いです。 実際、身体体な干渉を施して女性やお祓いをしようするのは、適当にテレビやネットに書いてあることを実践しているだけにすぎず、本物の霊能者はそういった身体的な干渉は基本的にしません。 よく、背中や腕などを叩いて霊を除霊するシーンなどが見られますが、あれは視聴者にわかりやすく表現しているのであって、現実的にああいったことをする霊能者は偽物である可能性が高くなっています。 本物の霊能者は静かに霊と交信して対話し、お経を唱えるなどの間接的な方法で除霊やお祓いを行います。 直接的に手を下して除霊することはまずありませんし、それで霊が逃げるわけもありません。 これはあまり多くの人に知られていないことですし、スピリチュアルやオカルト的なことに興味がある人の中でもあまり知れ渡ってはいないことですが、背中を叩いて除霊することは現実的にはありませんし、それで除霊などできないのです。 霊能者に依頼するときは「どういった方法で除霊するのですか？」と聞くのも、本物の霊能者どうかを確かめる有効な手段になるといえるでしょう。
霊能者を騙されないために
ここでは、霊能者の見極め方から本物の霊能者の特徴についてまとめてきましたが、いかがでしたか？ 実際、多くの人は幽霊には敏感に反応しますが、いざというときに頼るべき専門家である霊能者について理解している人はごくわずかです。 大抵の人は霊能者に頼らなければならない状態になること自体あまりないでしょうし、できることなら幽霊などにも関わらずに生きていくのがいちばん理想的な人生だといえます。 しかし、人生では自分が望んでいようがいまいが、不本意に霊的な干渉に巻き込まれてしまうことがあるのも事実であり、そうした状況に漬け込んでお金儲けを企む詐欺師的な霊能者に騙されてしまう人がいるのも事実です。 それは単に運が悪かったですますことではなく、事前に最低限の知識を持っていれば防げるものです。 ここでは、霊能者の見極め方から本物の霊能者の特徴について詳しくまとめていますので、霊的な干渉にあって困っている人や霊能者に依頼しようか悩んでいる人は、ぜひここに書かれていることを参考にして霊能者を選んでみてくださいね。
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