【財布の夢占い】財布の夢を見る理由とそこに潜む深層心理とは？

大事なものは何か

多くの人にとって財布はとても大事なもののはずです。   財布がなければほしい物を買うこともできませんし、やりたいことをやることもできません。 しかしそれは、財布が大事なのではなく財布の中に入っているお金が大事だということでもあり、お金が入っているからこそ財布を大事にしているということでもあります。   つまり、自分にとっての財布の立ち位置は、財布の中に入っているお金の量によって変動するものであり、中身がスッカラカンなのに「自分にとって財布は人生の中で何よりも大事だ」なんてことはありえないでしょう。   自分の財布に対する気持ちは中に入っているお金に比例する。 そういった視点から財布の夢について考えてみると、財布の夢見ているときの財布の立ち位置は、現実の自分の財布に対する気持ちと同じですので、財布の夢で出てくる財布は自分の人生にとって大事なものを表しているといえるでしょう。   現実の世界で自分が大事にしているもの。 それが夢の中では「財布」という形を伴って出てきているものであり、その視点から財布の夢を考えることで自分の深層心理についても深く理解することができます。   財布の夢は何も金運だけを表しているのではなく、自分の人生において大切なものを表していることも多く、それは夢の中の状況によって大きく変わるのです。   夢占いについて考えるときは幅広い視点から物事を考えることが重要であり、そうすることでしか見えてこないもの確実に存在しますので、普段から主観ではなく客観的に物事を考えるクセをつけるようにするのもおすすめです。

パターン別！財布の夢からわかる自分の深層心理

財布の夢はつい現実世界での「金運」に結び付けてしまいそうになりますが、実際には財布の夢には金運以外の意味もたくさん含まれています。   さきほどもいったように、夢占いにおいては夢の中の出来事によってその夢が持っている意味や、そこから推測できる自分の心理といった部分も変わっていきます。 極端なことをいえば、財布の色が赤か黒かで自分の心理は情熱的かネガティブかに変わり、財布の大きさや形状によっても、自分が何をどれぐらい大切にしているかを判断するためには重要なものとなるのです。   これはどんな夢においても共通であり、夢の中の細かい部分のことをしっかりと考えて分析することは夢占いにおいては不可欠であるといえるでしょう。 そこで、ここからはパターン別に「財布の夢からわかる自分の深層心理」についてまとめていきます。   財布の夢にはいくつものパターンがありますが、そのパターンをすべて知るよりはよく見ることがあるパターンの夢についての理解を深めておくほうが役立つことがたくさんあります。 その深めた理解を他のパターンに応用することで、夢占いについての理解も一段と深いものにすることができますので、財布の夢占いだけでなく占い自体に興味がある人もぜひチェックしてみてくださいね。

１.財布をなくす夢

パターン別の財布の夢からわかる心理の一つ目は「財布をなくす夢」です。   よく現実でも財布をなくすことは珍しくなく、気がつけば財布がなくなっているなんてことを経験した人も多いのではないでしょうか。 その財布が盗まれたのかどこかへ置いてきてしまったのかは定かではありませんが、日常生活の中で財布をなくすことは珍しくもなんともないはずです。   そしてそれは夢の中においても同様であり、財布をなくす夢というのも財布に関連する夢の中では比較的見られやすい夢となっています。   財布をなくす夢と聞くとおそらく多くの人が不安になるかと思いますが、察しのとおり財布をなくす夢にはマイナスな意味が多く含まれており、その主な意味としては「恋愛運低下」や「失恋」といったことになります。   財布の夢にも関わらず金運低下ではなく恋愛運低下なのは、おそらく夢の中の財布は現実の世界での自分が大事にしているものが体現化された存在だと考えることができるからでしょう。 つまり、現実の世界では自分は「恋愛」を非常に重視しており、「恋人」のことを何よりも大切にしているということです。   自分にとって大切なものをなくす夢が財布の夢で表されるということは、夢の中の財布が恋愛であり、それを「失う＝運気低下」だと考えるのが自然だといえるでしょう。   財布をなくす夢では、決して安直に「金運低下」の意だと思い込まないように注意するようにしましょう。

２.財布を落とす夢

パターン別の財布の夢からわかる心理の二つ目は「財布を落とす夢」です。   財布を落とす夢も、財布をなくす夢と同様非常に見ることが多い夢だといえるでしょう。 というのも、現実の世界では財布を落とすことも日常茶飯事であり、誰もが一度は財布を落とした経験をしたことがあるはずです。   もちろん人によっては「自分はそんなヘマはしない」という人もいるかもしれませんが、最終的に見つかるような落し物として財布を落としたことがある人は実際かなりいるはずでしょう。   財布を落とすことは、現実的にはあまりいいこととは思われていませんが、それは夢の中では意味が一変します。 つまり、財布を落とす夢には「金運上昇」の意味が多く含まれているのです。   財布を落とすことが金運上昇を意味するとは何とも矛盾しているように思えますが、現実ではマイナスな出来事でも夢の中ではプラスの意味を含んでいることはよくあり、財布を落とす夢はまさにその典型例だといえるでしょう。   しかし、だからといって現実で何もせずにいるだけでお金が入ってくるなんてことはありえないことは、すでに散々説明してきたとおりです。 なので、財布を落とす夢を見たときは、金運上昇効果をうまく活用して現実世界でもお金の巡りを良くするような行動をとる必要があるでしょう。   金運アップは自分の行動が伴っていなければまったくの無意味ですので、まずはしっかりとお金の使い方を見直すことからはじめてみましょう。

３.財布を盗まれる夢

「財布が盗まれる夢」も、財布に関連する夢においては比較的見やすい夢ですね。   というのも、財布が盗まれるというのも、いかにもネガティブキーワードでよくないことが起こりそうな気がしますが、夢占い的には財布を盗まれる夢はいいことが起こる前触れだといわれており、非常に運がいい吉夢だといわれています。   夢の中での「盗まれる」という意味は、現実の世界では「よくないことを排除する」、または「自分のハートが盗まれる」といったことを意味し、つまりネガティブな要素を取り除きつつ、恋愛運を上昇させるような意味合いが含まれているのです。   よく、夢の中のネガティブワードは現実の世界でのポジティブワードとなっていることがあり、「死」といったキーワードもそのひとつです。 夢の中の死は現実世界での生まれ変わりを暗示しており、夢占い的には吉夢だといわれています。   財布が盗まれる夢もそれと同じく、現実の世界で何かいいことが起こる兆候、または運命の相手が現れることを暗示していたりするので、決してネガティブに捉えないようにしましょう。

４.財布を買う夢

パターン別の財布の夢からわかる心理の四つ目は「財布を買う夢」です。   ここまでの流れを考えると、財布を買う夢は現実世界ではワクワクすることや楽しみなことに分類することができますので、夢の中ではネガティブな意味になるのかと思う人もいることでしょう。 察しのとおり、財布を買う夢というのは現実の世界での「金運低下」を意味しており、どちらかというと凶夢ということになります。   財布を買うという行為自体が、そのまま金運を手離すという意味になってしまい、今もっている金運をすべてなくすという意味合いにもなってしまうのです。   夢占いの中での出来事はこのように逆夢となっていることが多々あり、それは現実のポジティブが夢の中ではネガティブへ。 現実のマイナスは夢の中ではプラスへ。といった転換が頻繫に行われています。   もちろん他にも、自分の状況や環境なども考慮する必要があるため一概にはいえませんが、財布の夢に関してはそういった逆夢的な転換が起こることが多いということを覚えておくようにしましょう。

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