植村冒険館
東京都板橋区でおすすめのデートスポット3つ目は、「植村冒険館」です。
東京都板橋区蓮根にある植村冒険館は、たったひとり、厳しい自然の中で行動を続けた冒険家である植村直己の家族から譲り受けた装備品や彼の活動を伝える写真の展示、冒険に関する図書の貸出や、自然を体験することが出来る施設です。
生涯をかけて人間の可能性に挑戦し続け、どのような状況にあっても人間らしい豊かな心で目標に向かって努力する植村の冒険精神ウエムラ・スピリットを永く後世に伝えています。
植村直己という人物は、1970年5月に日本人として初めて世界最高峰エベレストの頂上に立ちました。
板橋区で暮らし始めたのは、この遠征に出発する前の1969年の夏のことで、仲宿商店街から一本奥に入った三畳一間のアパートが最初の住まいだったそうです。
エベレスト登頂をはじめ、北極圏1万2千キロの走破、北極点単独到達など歴史に残る冒険は板橋から出発したということから板橋に植村冒険館は建てられたのです。
人間の可能性に挑戦し続け、決してあきらめず困難に立ち向かう姿勢と人間味あふれる温かい人柄は、今もたくさんの人に愛されており、植村冒険館にやってきては彼の素晴らしさに感動しています。
今は植村直己という人物を知らない人でも、こちらに訪れたらきっと植村直己の素晴らしさを知ることが出来ますよ。
館内は2階建てになっており、1階は、冒険・探検、登山、アウトドアに関する本を集めた冒険図書館になっています。
この分野の本を約5000冊を誇るのは都内でも随一で、「山と渓谷」、「岳人」、「ビーパル」、「新ハイキング」といった老舗のアウトドア雑誌のバックナンバーも充実しています。
どなたでも無料で利用出来、原則として館内閲覧ですが、一部は2週間の貸出もしています。
企画展では、植村直己の冒険を紹介する企画展示を行っています。
年4回テーマを替えており、冒険で使用した装備をはじめ、植村直己自身が撮影した写真パネルなどを展示しています。
毎年2月には、最後の冒険になってしまったマッキンリー登山を紹介するメモリアル展示を開催しています。
山中で発見された装備と日記、そして山頂に残されていた旗をこの期間に限り展示ししています。
他にも、自然塾やアドベンチャー講座といったイベントを行っています。
自然塾は、植村直己の冒険精神であるウエムラ・スピリットを、広く後世に伝えていくために様々なプログラムとなっていて、小学生から高校生までを対象としており年に12回ほど行っています。
アドベンチャー講座では、山小屋泊りの登山や雪山登山など自然を体験するコタが出来、年間4~5回程行っています。
こちらは大人の方も参加することが出来ますので、植村冒険館で興味を持ったという人は是非参加してみて下さい。
また、DVDや漫画、写真集などのオリジナルグッズも販売されていますので手にとって読んでみて下さいね。
色んな楽しみがある東京都板橋区
東京都板橋区のおすすめデートスポットを紹介しました。
東京23区内でありながら自然や生き物を鑑賞することが出来たり、歴史に残る人物の記念館があったりと、東京都板橋区はあまり都会らしくはない建物が多いかもしれません。
しかし、都会では中々見ることが出来ないものや学ぶことのないものを知ることで恋人と充実した日々を過ごせると思いますので、是非一度足を運んでみて下さいね。
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