自分の比較対象を作らない
人と言うのは、皆が皆そうではないのですが、自分自身と他人を比べたがる、競争したがる生き物で、それは競争社会という言葉がある事から納得いただけるかと思います。
比べあって、競い合って、今より高みを目指す…と言えば聞こえは良いのですが、実際のところは皆がそのようになる訳ではない、皆が競争心を持っている訳ではありません。
場合によっては、比較対象が居ることで劣等感に苛まされたり、最悪負けてしまった事によりその道を諦めるなど、比較対象が居ることが必ず良いこととはならないのです。
ますかけ線がある人だと、それが特に顕著に現れてしまうようで、最終的には何らかの天下を取る可能性が高いことから、おおよそ誰が相手でも負けることはないかと思われます。
しかし過程となると話は別で、ますかけ線の人が基本大器晩成型であることにより、過程では一般的な人にも、それこそあまり優秀でない人にも負けることが考えられます。
それにより、努力している分野で「自分に才能がない」などと、諦めてしまう結果になることが懸念され、それによりますかけ線がある人は比較対象を作らない方が、結果的に良いとされているのです。
別に、絶対に比較対象を作ってはいけないなんてことはなく、自分自身のメンタル面が強いとか、比較対象を作る事で知れる何かがあると思うような人であれば、そこは何ら問題もありません。
ですがメンタル面にちょっと難があるとなると、比較対象を作ってしまうことで上記の懸念が本当に起こってしまいかねませんので、出来る限り避けておくに越したことはないのです。
その努力や頑張り、目標や夢は「まず」自分だけにベクトルを向けて、周囲の誰かをそこに入れ込まない、当て込まないようにして、一人で力を付けるようにしましょう。
どのみち、ますかけ線がある上で頑張りを見せれば、いずれその分野でその人に勝る人を探す方が難しくなり、挫折させられる可能性は著しく減るものと思われます。
せっかくの可能性の高い芽を、比較対象を作ることでわざわざ自分から摘まないように、その辺りの配慮は怠らないようにするのが、ますかけ線を生かすコツとなるでしょう。
なお、力を付けた後で比較対象を作ったりすると、周囲からイヤミに捉えられてしまい、協力者を失ってしまうかもしれませんので、下手に優越感に浸ろうとするのはやめておきましょう。
ますかけ線が天下取りの手相であることから、その力により努力や頑張りなどは人より成果が出る筈ですから、努力しても報われない人からすると羨ましい限りなのです。
自分を試せる場所に身を置く
ますかけ線というのは、先にもありましたがそれ単体でも力はあるものの、その人次第なところがあります。
と言うことは、逆に言えばその人次第で無限の可能性を示すという意味でもあり、そしてその方法こそが自分をあえて大変なところ、忙しいところ、頑張らなければならないところに赴かせることになるのです。
今は、格段忙しくもない、かと言って暇ではない、でも平穏でほのぼのとした毎日なのではありませんか？
それではますかけ線の力も中途半端に終わり、天下を目指そうにも力及ばずという状況となってしまうかもしれません。
と言うことで、今よりももっと自分を試せる場所へ行く、それが出来る部署に異動するとか、極端な話転職を考えてみるのも良いでしょう。
それで成功する保証などないのですが、ますかけ線は逆境に強いという性質があるようなので、もしかすると自分を追い込むことで良き運勢が爆発してくれるかも？
特に、今の仕事がつまらないとか、自分にはもっと向いている仕事があると思われる人で、且つ立派なますかけ線があるのなら、試してみる価値は十分にあるかと思われます。
そこで失敗したところで、天下取りはその分野に限ったことではありませんので、別の道に進んだ結果それで大成功、まさに天下を取ったなどが起こるかもしれません。
自営業とかもおすすめで、これは自営業をすることで自然と代表取締役になることから、自己責任で思う存分にそのますかけ線の力を有効に活用することが出来るからです。
自営業も、こう言っては何ですが追い込まれる事が多い、せっぱ詰まる場面が多々などで、いろいろと逆境にまみれた世界ですので、ますかけ線を生かす場面としては最適と言えるのではないでしょうか？
それに、ますかけ線を持つ人というのは、組織の歯車のひとつとしては収まりきらないところがあるので、そういう意味でも最初からトップになっておくのは重要なのかもしれません。
何にせよ、ますかけ線の力を120%引き出すことが出来るなら、その自営業も大成功となる確率はとても高くなると思われますので、一考の余地はあるかと思います。
まあそれが難しいのがこの日本の社会で、今の生活が満足、特に苦になることはないのであれば、今のままでも特に差し支えはないかと思われます。
それですと、ますかけ線の力はフルに活用出来ないと思われますが、小さな場所でもある程度発揮はしてくれますので、今一つ震い立てないのであれば、無理をしなくていいでしょう。
枠内に自分を収めるな
人という生き物は、ついつい自分で限界を作ってはそこに収まろうとする性質があります。
きっとこれは、そのように枠内に自分を収めることが生きる上で楽、苦しまない人生を送られるという、無意識からの行動なのかもしれません。
ですがそれでは、もしあなたにますかけ線があるのなら、そのますかけ線を存分に生かせることに繋がりません。
ますかけ線は天下取りの手相なのですから、天下とはほど遠い自分の枠内に自分を収めてしまうことは、天下の可能性を自ら摘み取っていることに変わりないのです。
だからその枠組みを自ら破って、より高みを目指すことが必要になるでしょう。
そうすることで、ますかけ線の力を存分に発揮するだけでなく、運勢も良きものになっていくはずですので、ますます天下取りが加速するものと思われます。
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