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夜這いとはどんな行為?現代では考えられない夜這いの歴史がヤバい!

夜這いとはどんな行為?現代では考えられない夜這いの歴史がヤバい!

オトナの恋愛
まひる
まひる
2019.07.19

夜這いの歴史

Soft pillows on comfortable bed, top view

何とも現代の感性ですと考えにくい夜這いですが、時代が変われば考え方や感性などが大きく違うのが当然であり、夜這いもその中のひとつと言えるでしょう。

だから、そんな現代人では考えにくい夜這いにも歴史というものがあって、しかもかなり古い時代から行われていたようです。

そもそも夜這いとは、「呼ばう」または「よばふ」「よばひ」などが語原となっているようで、男性が思い人である女性に対して求婚するための風習、儀式的な意味合いがあったようです。

そして、行われた範囲は非常に広大…と言うより、日本全国各地レベルだったようで、これは日本人の夫婦関係が理由とされています。

従来の日本の夫婦というのは、今でいう「別居」の形式を取るのが一般的で、主に夫である男性が妻である女性の下に通う、というのが基本のスタンスだったそうです。

しかし、これも従来の日本の感性なのか、性的な行為に関して大らか、自由である、そして女性よりも男性の方が少なかったなど、現代では考えられない「男性有利」な側面がありました。

まあそれも、戦争などで男性の減少率が容認出来ない範囲にまで及んだ結果…という理由があったようですが…

何にせよそんな夜這いは、始まりが西暦700年代から明治時代にまで、そういう背景により盛んに行われていたようです。

しかし大正時代に入り、倫理観等の様々な問題がピックアップされたことにより、少しずつ衰退していくようになったようですが…実のところ、昭和に入っても根強く残っていたのが事実です。

全国に及んでいたのが少しずつ縮小して行き、九州の一部や長野県、愛媛県、岐阜県などを最後に、表だった夜這いは形を潜めていった…こういう歴史を踏んでいるようです。

なお世界的に見ると、まだまだ夜這いの風習がある…と言うより、それが完全に婚姻の儀式みたく扱われているところも多い、それが普通であるところもまだまだ多いようです。

それに関してはその国の通念、感性ですので、日本人としては何とも言えないところがあります。

まあ男性の感覚ですと、触れるだけで痴漢呼ばわりされるこの現代の日本を鑑みれば、そちらの国に移住したくなるような感覚を覚えてしまうかもしれません。

痴漢冤罪なんて言葉もありますし、世界において日本という国に限り、何とも余裕がない、それでいて自意識過剰が蔓延してしまっているという、何とも生き辛い場所に思えるのではないでしょうか?

性だけが全てではありませんが、少なくとも三大欲求と言われるものの一つなのですから、そこを法律やら感性やら時代の流れだけで縛り付けられ過ぎるのも、考え物なのかもしれません。

夜這いが根強かった地域

Macro Globe Map Detail 16 Japan

前項でも少し触れましたが、夜這いは大正時代まで根強く残っていたようですが、かなり後年までその風習が根強かった地域についてご紹介してみます。

・岐阜県

岐阜県でも白川郷辺りは、合掌造りの家屋等が立ち並ぶ美しい風景が有名な地域で、現代では世界遺産に登録されているという、由緒ある地域となります。

実はそんな世界遺産を抱える地域も、ごく最近まで夜這いの風習が残っていたようで、自宅に夜這いをする為の出入り口を設けていたとかいなかったとか…

そして、従来の日本は大家族が当たり前、そして長男が家督を継ぐのが当たり前という状況から、次男以降に対しては結婚が求められていない状況だったようでした。

その為か、次男以降の性生活は主に夜這いによるところが大きかったようす。

さらに奥深い山奥には特殊な風習があるという、よくある習わしの例に漏れていなかったことも、この地域が夜這いに活発的であった裏付けともなっています。

・愛媛県南部

夜這いが後年に残っていた地域の中でも、かなり特殊な風習があった場所のようで、特に南予辺りでそれが色濃かったとされています。

具体的にですが、本来夜這いは結婚の申し込みという意味合いが強いのは先の通りですが、この地域に限りは必ずしもそうではないという風潮だったようです。

むしろ、夜這いによる性行為は経験のひとつという考えで、貞操観念などの重要性は低め、何なら「経験しなければならない」というスタンスと考える方がしっくり来るでしょう。

このように言うと、現代の「乱れた性」そのもののように思えますが、ニュアンス的にはそれとは大きく異なります。

この地域の場合は、それが常識でありそれを行うのがベターという考え…つまり「教育的なもの」であり、現代のように何も考えずに股を開いてしまうような、浮ついたものではないのです。

・長野県

ごく最近まで夜這いの風習が残っていたとされる長野県は、今存命の人が実際に夜這いを経験している、その実話を知っているようです。

主に、男性が成人を迎えた際に同じく成人を迎えた女性の下へ行き、エッチを行うというもののようですが…やはりここでも、地方独特のローカルルールがあったようです。

それは、夜這いの本来ある「求婚」が適用されるのは変わりないのですが、夜を共にした特定の男性のそれを受け入れれば、そこで夜這いが終わりになるようです。

受け入れなければ、次々と代わる代わる男性と夜を共にして、意中の男性が現れなければ明朝まで行為を続けるとのことで…やはりこれも、現代では考えられませんね。

現代でそんな事を男性がしでかしてしまえば、輪姦だとか犯罪だとかと打ち立てられて、たちまち逮捕、牢屋へ直行という悲惨な目に遭ってしまうこと間違いありません。

何せ現代は、女性の胸一寸で男性の顛末が決められてしまう時代ですから…まあこういう事実があるので、男性もそんな行動は絶対に取らないと思いますが…

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