男性への意識が途切れる
これはいわゆる本末転倒に繋がることになるのですが、恋敵との勝負に一所懸命になり過ぎてしまい、肝心の意中の男性に対する気持ちが途切れる、希薄になる可能性が否定出来ません。
好きな相手なのですからそんなことは絶対にないと思われるかもしれませんが、女性はひとつのことに対して必死になる、そして強い集中力を見せることが多いので、決して可能性は0じゃないのです。
恋敵を蹴落とすことに夢中になり過ぎて、「あ、そういえば…」なんて出来事に思い当たる節があるなら、もう彼は既に「恋敵含めたあなたと二人」に対する気持ちが離れているかもしれません。
もっとも、争いの中で自分が有利な状況になってしまうと、つい相手を完膚なきに叩き潰すために意識が集中して、他が疎かになってしまうのが人間の本質です。
そして、こちらが不利であれば如何にそれを打破したらいいのか、どのように巻き返すかに必死になってしまうのも人間の本質と言えるものですので、どのみち意識がそちらに強く向いてしまいます。
つまり人間の本能的な要素である為、誰もが絶対にないとは言い切れない、むしろ充分にありえること、それが一般的であると考える方が自然だと言えるのです。
ですので、そういう本末転倒にならないように彼を好きであること、恋敵はあくまで「ついで」のものであると、常に意識しておくことが非常に重要となりますのでご注意下さい。
そもそも、恋敵に対してそこまで意識する必要はありません。
今回の内容を相手が知らない、恋敵が男性の本質を理解していないのであれば、この記事を読まれたあなたがほぼ確実に勝利する、圧倒的に有利であるものと思われます。
何も知らなければ、恋敵はあなたを陥れようとするでしょうし、あなたを理解しようとしていないのに意識だけは強く持って、且つ肝心の意中の男性に対する意識も希薄になるでしょう。
それはもう何もせずとも勝利のフラグが成立している訳で、よほどの何かがない限り負けることはない、自然と彼はあなたを選ぶものと思われますので、安心しても差し支えはないと考えられます。
だから彼に対する意識もしっかりと持ちやすいので、もはや完璧な布陣と言えますね。
男性の言動もチェックする
ここまで、恋敵が現れた場合にやってはいけない行動に関してご説明しましたが、恋敵だけではなく意中の男性の言動もチェックしておくべきでしょう。
これがどういうことかと言うと、おおよそこの状況は男性側も理解していて、「自分は二人の女性に好意を持たれている」と、はっきり意識しているのはまず間違いないのです。
だから彼と二人で居る際も、頻度としては少ないかもしれませんが恋敵の話が出たり、雑談において今後の顛末などを男性が語ることも十分にありえるでしょう。
そしてそれは、駆け引きにも使うことが出来るものと思われます。
彼の会話を聞いて、考察して、判断して、恋敵を陥れることなく自分に対する好感度を上げるきっかけにもなりますし、それが上手く行けば恋敵を大きく突き放すことが出来るでしょう。
ただし会話の内容は人によりけりなところがある為、具体的に何をどうすれば、どのような会話を振れば好感度が上がるのかは、その人の決断によることになります。
なおこの状況、男性側が調子に乗ることも少なくありません。
通常恋愛では不利な男性が、よもや二人の女性に言い寄られている訳です。
だから、二人で会っている最中にあなたを試すような発言をしたり、あなたを焦らせるような振る舞いをするなど、そういう人の気持ちを逆撫でする男性も意外と少なくはありません。
そういう男性、あなたはどう思いますか?
恋敵が居て焦る最中、わざわざ人の神経を逆撫で、試してくるような男性なんて、はっきり言って願い下げになるのではないでしょうか?
世の中にはたくさん男性が居ることですし、別にその男性に拘る必要もなければ必ず恋敵に勝たなければならないという理屈もないのです。
だからもしそういうシチュエーションに見舞われたのであれば、もうそんな男性など恋敵に押しつけてしまい、別の恋愛を探すのも選択のひとつになるかと思います。
今の状況に気遣いをせず、あぐらをかくような輩など、あなたの恋愛の相手には相応しくないのです。
障害があった方が燃える…ものの
恋愛は障害があった方が燃えると言いますが、別にあえて燃える要因を外部から作る理由はありませんし、慎ましい恋愛は慎ましい恋愛で魅力的です。
問題なのは、そうやって恋敵と意中の男性を争い、最終的に蹴落とした先で、あなたが燃え尽きていないか、そこで満足してしまわないかなのです。
人間は、手に入れられそうで手に入れられない物というのを、とても欲しがる傾向があります。
この場合の意中の男性とはまさにそれで、もし恋敵が現れていなければ慎ましい恋愛だった筈が、変に焚きつけられてしまって性質が変化してしまう恐れがあるのです。
まあ、恋敵自体こちらが好き好んで現れた訳ではありませんから、あくまで障害のひとつであり仕方がないところがありますが、それにしても自分を見失わないよう心掛ける必要があります。
あなたの大切なものは何ですか?
間違いなく、恋敵に勝利をすることではなくその意中の男性、その人と上手く行くことであり、それ以上それ以下でもないのです。
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