お金がなくなった
単純明快な絶望になりますが、手持ちのお金がなくなった、当面お金が入ってくる見込みがない、お金が入ったとしても全く足りない…人によくあるものですね。
どういう経緯でお金がなくなったのかは分かりませんが、多くは無計画に使ってしまったとかギャンブルに消えた、その他自己責任の範疇であるものが多いと思います。
それは自業自得…と終わらすのは簡単ですね。
人生に絶望しているには変わりありませんし、その過程は今ここで吊し上げるものではありませんから。
お金というものは人生に必要不可欠なものであり、あればあるほど人生が潤う反面、なければないほど人生を貧しくしてしまう、非常に不安定なものだと言えます。
この場合、人生を貧しくしてしまっていることから「ない」人が絶望してしまっている訳で、それは人生が豊かにならない、先行きが見えない、生きることそのものが苦しいからでしょう。
もっとも、豊かになる可能性が見えているとか、見込み等の良き未来があるのならいいのですが、借金などを抱えていると利息などでそれも見えることがありません。
最もよくあるもので、毎月の稼ぎが利息分程度にしかならないとなれば、もはや一生このままであることが確定、だから絶対豊かにならない、だから絶望して然りなのです。
まあそこまで極端な貧しさの場合、さすがにその絶望から逃れるのは非常に困難ですし、こちらとしても安易に自己破産などはおすすめ出来ず、地道に努力をするしかないと言うしかありません。
しかし多くは収入が上がらないとか、貯金が難しい等の軽微な貧しさ、昨今の不景気による煽りで見かける一般的な金欠ですので、それならほとんどの場合将来的には多くの場合何とかなるものと思われます。
よくあるもので副業、その他配偶者にも働いてもらう、資産運用など、誰もが思い付く範囲ではあるのですが、少なくとも今以上の豊かさは得られることになります。
後はその頑張り次第、どれだけお金を稼ぐことに集中出来るか、努力出来るかになりますので、本当にお金がなくて困っているなら相応の頑張りを見せるでしょうし、案外何とかなって行くものなのです。
社会的地位向上の見込みがない
これは男性に多い人生に対する絶望で、女性にはあまり馴染みがない、そういうシチュエーションが少ない、そして夫にかかるものである為その気持ちが分からないことも少なくありません。
これがどういうことかと言うと、つまりは将来的に出世をすることが出来ない可能性が高い、昇進する見込みがないなど、社会的地位を向上させる手だてがない状態を言います。
そういう状態になると男性は絶望しやすくなるようで、なかなか女性には分かり辛いところですが、今の仕事に対して悲観する男性の多くは、これが絡んでいることが多いので参考にして下さい。
では、どうして男性がここまで社会的地位に固執するかですが、そもそも男性はその性質、性状から非常に闘争心が激しい、負けず嫌いな傾向があるようです。
だから、その闘争心が折れてしまうような、負けてしまうような出来事に対して非常に傷付きやすく、それに伴い絶望を感じやすくなってしまうのです。
特に、ライバルと呼ばれている相手とか同期の同僚など、こういう相手に出世で負けてしまうと荒れてしまう、そして絶望しやすくなってしまうようです。
そうなるともう、自分が出世をする見込みがなくなってしまう、出世したとしてもライバルまたは同期よりも後となるので意味はなく、どのみち希望が見えないという状況に陥ります。
もう少し、軽く考えてもいいのではないでしょうか?
他人事な感じが否めませんが、そもそも出世だけが人生だけではありませんし、社会的な地位の向上がイコール人生を豊かにする訳でも、ましてや人間として上であることの証明にはならないのです。
もしどのように考えても耐えられないのであれば、転職をするくらいの気持ちでいてもいいと思いますし、どこかに気持ちの逃げ場を作ることが必要になるかと思います。
失恋または離婚した
恋愛とか結婚というのは先でもご紹介していますが、人生の希望や絶望を与える要素として非常に重要なポジションであることが多く、それに伴い要所要所で絶望を感じてしまうことも少なくないようです。
と言うのも、先の項目においては今後恋愛や結婚の期待が出来ないから絶望するという内容でしたが、恋愛や結婚というのはその部分だけで人生に絶望を与えている訳ではないのです。
その他失恋とか振られるという出来事、そして既婚者であれば離婚とか家庭内別居、冷戦などなど、今後の展開に良い兆しがなければ、たちまち絶望をしてしまうでしょう。
やはりこれで感じてしまう絶望というのは、「終わった」という現実により得てしまうのでしょう。
終わってしまったということは、それに関するものは全て自分の手からこぼれてしまったことになりますので、これまでの苦労や経験などは全て水の泡だと感じてしまうのです。
そしてもう一度手をそれで満たす為には、途方もない時間が必要になる…心が折れても仕方がないと言えますね。
しかし、実のところその相手が「ベスト」だったのでしょうか?
月並みな慰めとなるのですが、世の中にはたくさんの異性が居る訳で、何もその相手だけが異性という訳ではないのです。
失恋した、振られたということは、少なくとも恋愛は出来ているのですから、人間性に問題があるとは思えず、おおよそ今後も出会いがあることでしょう。
離婚に関しても、全く兆候なしでいきなり離婚を突きつけられたら困りますが、多くはその前兆があるとか自分自身が伴侶に対して、うんざりするところがあったと思うのです。
それを思うと、別にその離婚が成立したからと絶望するものではなく、むしろ清々しいと言える、一人になれてすっきりと考えても、差し支えはないのではないでしょうか?
まあ望まない離婚であればその苦労は察するところですが、それでも改めて一人になったことで、冷静になれたり考えたりする時間が設けられますので、それを経てもっと良い人生に昇華出来るかもしれません。
まとめ
人生に絶望してしまったということは、それはすなわちドン底に居る、それ以下はないという状況となります。
ということは、後は上に上がって行くしかなく、これはもう否応なしと言っても過言ではありません。
何せそれ以下はないのですから、今後は状態維持または上に行くしかないのです。
だから「挑戦」が出来ます。
それ以下も、失うものも、今以上困ることもないのですから、なりふり構わず何でも挑むことが出来るでしょう。
その勢いが勝利を手にする可能性を飛躍的に高めるのです。
過去、ドン底から這い上がって億万長者になった人など、数え切れないほど居ます。
そういう人も、かつては誰もが憐れむような絶望を経験している訳で、最初から成功していたのではないのです。
人生に絶望しているあなたは、そんなドン底に居ることからその資格を、高い成功の可能性を得ているのです。
ピンチをチャンスに変えるか、そのまま絶望の淵でいじけているかはあなた次第です。
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