自分大好きな自分を想像する
想像というものはとても大切です。
人は想像をして、自分の未来を描いたり目標を持ったりなどをしてそれに突き進む…言わば想像というのは、努力のきっかけとなる要素なのです。
そこで、その想像に「自分大好きになった自分」の姿を浮かべてみて下さい。
現在では考えられない、一縷の望みもなさそうなそんな状況…ではありますが、今たしかにあなたは自分大好きになった自分を頭に思い浮かべている訳です。
それに突き進んでみませんか?
想像が努力のきっかけになることから、自分大好きになった自分になりたいと思うようになる、それを目指したいと思うようになったと思うのです。
そうでなくても、「もしこんな自分だったらな」とか「こんな自分でありたかった」なんて、羨ましく感じてしまうのではないでしょうか?
願わくばそんな自分が未来で活躍する姿を現実のものにしたい、その通りにしてみたいと感じてしまうのは自然な人の反応なのです。
そして何より、それを羨ましいとか現実にしたいと思っているということは、少なくとも現在の自分のことは好きではない、若しくは嫌いなのだと思います。
となると、もはややるべきことはひとつになるでしょう。
まあとどのつまりがイメトレですね。
イメトレを繰り返し行い、それをあたかも今の自分の姿のように思う、でも実際は違うのでそうなるように努力する…こういうカラクリです。
考えるだけですのでさほど難しくはありませんし、人を選ぶこともありませんし、お手軽ということで今からでも出来ることだと思います。
ただ、自分大好きな自分というのがどういうものか分からない、その偶像が浮かんでこない人も居ると思います…が、そういう人はかなり注意した方がいいでしょう。
何故なら、もう自分のことが嫌い過ぎて自分大好きな自分など想像出来ず、そこにはネガティブな感情しか残されていない可能性があるのです。
そこまで進行すると、前項のプラマイゼロに戻すのも一苦労ですので、その際は慎重に且つ丁寧に、否定的にならないよう少しずつ想像するようにして下さい。
成功を重ねる
何のことだかさっぱりだと思いますが、実はこの成功を積み重ねることこそが自分を認められる、自分大好きになる要素として重要なのがあまり知られていません。
その理由ですが、まず単純に成功というのが自信に繋がることはご存じだと思いますし、ほぼ100%ポジティブな意味合いとして用いられている言葉となります。
それを収めることで、自分の力で成し遂げたとかやりきったなどの達成感が自分の満足感を満たし、それに伴い自分に対して肯定的な気持ちになれる可能性があるのです。
逆に失敗を続けると、自信がなくなって「自分はダメな人間なんだ」と思うことなんてよくあることですし、身に覚えもあるのではないでしょうか?
だから成功というのは自分に自信を持つことに繋がる、それに伴って自分大好きになる要素となる…そういう理屈になるのですが、何も大成しろと言っている訳じゃありません。
別に大きな成功を求めなくても、細かな成功だったり些細な達成などを繰り返すだけでよく、それだけで十分に自分の気持ちを良い方向へ作用させることが出来るのです。
それこそ、「今日は難しい参考書を読み切った」とか「ランニング5kg達成した」などでもよく、そういうことを何度も繰り返すことが重要になるのです。
出来れば成功した際に、「今日も完璧」「自分は優秀」なんて添えてあげると、その自信はうなぎのぼりになること間違いありませんので、自分大好きになるためにはおすすめとなります。
もちろん大成でもOK…まあ現実はこちらの方がいいのですが、おそらくではありますが大成するような人物であれば、最初から自分大好きである可能性の方が高いと言えます。
何せ大成と言うからには社会的な成功を収めていることになると思われますので、そんな人が自信ない、自分大嫌いと言っても説得力がありませんし、そしてそれはそういうことなのでしょう。
なおもう一点、自信を付け過ぎて過剰となってしまうのは逆効果で、それに伴いいざ失敗した時の挫折感がとても大きく、それによってたちまち奈落の底に落ちてしまいかねません。
その点、細かな成功であればその自信は「少しずつ」になるでしょうし、文字通り少しずつ自分大好きになる方が心境の変化の観点で望ましいので、出来ればそうすべきだと考えられます。
ポジティブに捉えてみる
最後にご紹介する、トリを努めるものでもないのですが、基本的なおさらいとなります。
それは、「何事もポジティブに捉える」ことで、それにより自己肯定が生まれる可能性が高いので、結果自分第好きになるものだと考えられます。
具体的にですが…まあこれまでの内容からお分かりいただけると思いますが、まず物事をポジティブに捉えるということは、自身の思考もポジティブになるということになります。
それは自分大好きという最大級のポジティブさに必須のもので、つまりは自分を好きになるというポジティブさを持ちたいのであれば、思考からポジティブにする必要があるということです。
もっともこれ、これまでご紹介した中で最も難しい、難易度の高いものであるのは言うまでもありません。
何せこれまでの考え方を全て否定してポジティブになれだなんて、普段からネガティブで自分大嫌いの人には到底不可能、または達成困難だと思われるからです。
ですが、自分大好きな人が揃いも揃ってポジティブなのは否定出来ず、要はポジティブであることが自分大好きになる大前提ということになるのです。
だから非常に大変だとは思うのですが、時間を掛けてゆっくりで問題はありませんので、僅かでもいいので物事を前向きに捉えるよう心構えをしておいて下さい。
もちろん、口だけポジティブとか上っ面だけそう捉えていても意味がありません。
やり方としては、何か物事や出来事がある度にポジティブシンキングをするのですが、おそらくほとんどの人は元ある性状から難しいでしょう。
だから、もし客観的に見て良い何かがあった場合は全力でポジティブに考える、そこにネガティブは置かないという姿勢を貫くようにしましょう。
それも最初は上っ面なのかもしれませんが、次第に自分のモノに出来ると思われますので、根気よく思考を変えていくという気概を持つようにしましょう。
まとめ
自分のことをひどく嫌っている人というのは、事あるごとにネガティブな心象を受けることになると思われますので、それでさらに自分を嫌いになってしまうでしょう。
要は負の連鎖が行われていて、多くの自分大嫌いな人は時間経過と共にさらに自分を嫌いになっていくのが、一般的なこの手の負の連鎖の顛末となるのです。
最終的には何らかの拍子で負の連鎖から抜け出す、ギリギリのところで踏みとどまるのが普通ですが、そうならなかった際は誰も信用出来なくなる等の致命的な結果となるでしょう。
では逆に自分大好きであるなら…?
自分大嫌いの人が負の連鎖に陥ってしまうということは、自分大好きであっても連鎖はある訳で、そしてそれはとてもポジティブなことになると思うのです。
つまり自分大好きであれば、事あるごとにポジティブな心象を受けることになり、ますます自分のことが好きになる…こういう理屈になると思うのです。
だから今ネガティブな人はいろいろと大変ですが、自分大好きを目指して少しずつ前に進めるようにして、最後に笑ってしまいましょう。
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