プライドが高い
これまでの内容からお分かりいただけていると思いますが、自分が傷付きたくないから等能動的に動かない、表向きはふんぞり返っている等、察してちゃんはプライドの高さが鼻に付きます。
まあ自己防衛気質があるとか、見た目の居丈高が直ちにプライドの高さに結び付く訳ではないのですが、傾向としては間違っていないと思われますし、現にそれらの人に割合が多いと言えます。
つまりは「素直じゃない」とか「甘えられない」タイプで、良く言うならツンデレな女性がぴったりと当てはまると言えるのではないでしょうか?
そして悪く言い回したのが今回のテーマである「察してちゃん」で、ツンデレと察してちゃんは限りなく近い存在、意味合いとなることを覚えておいて下さい。
素直じゃないということで考えられるのは、他人に対して自分の気持ちや感情などを上手に伝えられない、また伝えようとしても二の足を踏んでしまう。
甘えらえないのは、弱い自分を見せるのが恥ずかしかったり苦痛だったり、またそれを格好悪いものとして捉えてしまっていると言えるでしょう。
いずれもツンデレ、察してちゃんに共通する部分であり、これがこの二つが限りなく近い存在、意味合いという根拠となります。
もっとも、ツンデレと言われる女性はある程度のラインを超えれば、いきなり素直になったり甘えたり等をすることがあるようですので、明確には違うのかもしれません。
ツンデレはそのギャップが異性から好かれる要素となっていますので、察してちゃんのようにただ嫌われるようなものとは一線を画していると言えるでしょう。
察してちゃんの場合、ツンデレのようにプライドが高いのはほぼ間違いありませんが、いつまでもそのプライドを固持することが多いので、周囲は辟易するのです。
つまり、ツンデレと察してちゃんは限りなく近いものでありつつ非なるもので、その差は意固地にプライドを守ろうとするかそうでないかということになります。
逆に言えば、ある程度のところでプライドよりも気持ちを優先出来るようになれば、それは周囲からツンデレとして扱われることになる…こういう結論となると言えるでしょう。
自分に自信がない
先でも少し記述しましたが、察してちゃんは自分に自信がない傾向があり、そのために自分を繕う…だから察してちゃんになってしまうというのはこれまでのとおりです。
でも、察してちゃん特有の承認欲求とかプライドとかはある訳で、そこは満たされなければならない、そこは自身がなくても何とかしたいところとなるでしょう。
その結果、自信がないことから自分のことは何も言えていないにも関わらず、認められたいとか自分を固持したい気持ちがあるために、理解してほしいという矛盾した発想をします。
だから最終的に「なんで私のこと何も分かってくれないの!?」という、察してちゃんによくあるセリフが口にされてしまう訳です。
ここで例を挙げます。
察してちゃんに彼氏が居たとして、どういう経緯か彼氏が元カノと連絡を取っていることが発覚しました。
当然察してちゃんは怒り心頭、その性質から自分だけを見てほしいという思考となる…のですが、自分に自信がないのでそれを口に出せません。
しかしこのままでは自分は捨てられてしまう、嫌われてしまう…それは自分が認められなくなった証明となりますので、察してちゃんは是が非でも回避しようと画策します。
ですが、自分に自信がないことから「元カノと連絡しないで!」とは言えません。
何故ならどこかで自分が元カノより劣っているという思考、そして自分が拒絶されるかもしれないという恐怖があり、彼氏を咎めることが出来ないのです。
そこで察してちゃんは「間」を取ろうと考えます。
自分が拒絶されない、拒絶されたことにならない、でも彼氏の行動に釘を刺す、警戒出来るための言葉を、自分なりに絞り出そうとします。
その結果が「なんで私のこと何も分かってくれないの!?」なのです。
この「私のこと」というセリフに、「元カノと連絡してほしくない!私のことが嫌いなの?別れたくない!!」が凝縮しているのです。
はっきり言葉にしているにも関わらず、要点はまるではっきりしていないという、まさに限界までボカした消極的な言い回しであることが分かると思います。
この言い回しであれば、「彼氏なのだから自分の気持ちは理解してくれる」という甘えと、「元カノに対する警戒」を示せていると、自分ではそう思っている訳です。
しかし肝心の彼氏は、おそらく何も分かっていません。
「たぶん元カノと連絡したことが理由だろうけど、何言ってんのか分かんないな」が現実なのです。
そしてそれを彼氏が口にしても、やはりまた同じセリフを言って彼氏を困らせる…自分に自信がないと、このような典型的な察してちゃんになる可能性がある良い例だと思います。
主体性がない
つまりは、自分からなかなか動こうとしないという意味です。
これもここまでの内容からある程度ご理解いただけていると思いますし、現に記述していますので察してちゃんの特徴としてあるものだという認識だと思います。
まあこの特徴についても、自分に自信がないから自分から動けない、拒否や拒絶をされてしまうから自分から動けないと、他の特徴も繋がることがほとんどになりますね。
だから察してちゃんというのは、居丈高であったり態度が大きい割に発案などはせず、人に付いていくだけというまさに「面倒な部分は丸投げ」なのがかなり目立ちます。
客観的に見れば、それだけ態度が大きいのなら自分から何かすればいい、主体性を持てと言いたいのですが、結局自分に自信がないので、拒否拒絶が嫌なので絶対にやりません。
そのくせ、自分に沿わない何かが選択された場合は不機嫌になったり、何もしないなどが頻繁で、おおよそ周囲から大きく顰蹙を買ってしまっているでしょう。
要は「口だけ」…これが察してちゃんにありがち、そして口だけと言っても要領を得なかったり、非常に消極的でよく分からないという、何とも困った存在であるのが現実なのです。
まとめ
このように、察してちゃんは特徴からしてうざいことが多く、周囲の多くは非常に迷惑をしています。
何せなんでもかんでも人任せなのですから、いずれ周囲から「自分で考えろ」なんて言われてしまうことは想像に難くないでしょう。
そして今まではそう言われたところで被害者ぶって、その場をやり過ごしてきたのでしょうが、それもいつか通用しなくなること間違いありません。
最後は相手をキレさせてしまって、言いたいことをすべてぶちまけられた上にフォローもなく、去られてしまうものと思われます。
人が全てあなたの思う通りに、その思惑通りにならないと思うことです。
もしかすると意識せずに察してちゃんになっているのかもしれませんが、周囲からすれば察してちゃんであれば皆同じ、いずれ排斥すべき存在です。
まずは自分のこれまでの行いを振り返り、ご紹介した特徴が当てはまっているかを確認して、思うところがあれば即座に改善することをおすすめします。
人任せにするということは、自分の負担を相手に丸投げする…つまり、相手に全てその負担を押し付けるということを覚えておきましょう。
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