拗ねてしまった男性の心理
まずは男性が拗ねてしまう場合、そこにどのような心理があるのかについてからご紹介します。
・素直じゃない
男性は女性と違い、基本的に思ったことをそのまま口にすることが出来ず、押し黙ったままとなる場合が少なくありません。
でも、思ったことを飲み込んで口にしないことによるストレス、もやもやなどはある訳で、それの昇華…と言いますか、せめてもの抵抗とばかりに拗ねてしまうんです。
特に彼女への嫉妬とか、世間的に見てそれが「男らしくない言動」である場合にそうなることが多いようです。
そういう言動は、男性自身素直に言ってはいけないという気持ちが強いので閉口、でも内心は伝えたい…その結果「拗ねる」という手段になる訳です。
・我慢している
男性は何かと我慢の生き物です。
怒りとか悲しみなど、そういう負の感情は耐えて耐えて飲み込むことが多いのが男性であって、感情を素直に吐露する女性とは大きく異なる性質を持っています。
でも所詮は我慢なんです。
感情を出したり声を荒げたりしたくても、それを意識的に抑えているだけで負の感情が腹の中にあるには間違いないんです。
それをほんの少しでも周囲に知らしめたいがために拗ねて、僅かでも意思表示をしているのだと考えられます。
・プライドが傷付いた
男性の多くはプライドが高く、それを傷付けられるとイライラ…どころか、激高することだって少なくはありません。
でも多くはそれを無理やり飲み込んでしまうのが男性…なのですが、その心の内は乱れに乱れきっていつ爆発するか分からない状態です。
何せプライドが高い性質が多い男性なんですから、それを傷付けられて黙っていられるはずがないんです。
だからせめて拗ねてみて、自分がプライドを傷付けられて怒り心頭であると、暗に周囲しようとしているんだと思われます。
・察してほしい
怒りとか好意など、人には様々な感情があるんですが、男性の多くはそれらを表立って現すことが非常に苦手です。
怒りであればともかく、好意などはなかなか伝えられない、言葉にすることが出来ないなんてよくあることなんじゃないでしょうか?
でも伝えたい…それが少しねじ曲がってしまい、拗ねたりそっけない態度で気を引こうとしてしまうようです。
拗ねてしまった女性の心理
次に、女性が拗ねてしまった場合のその心理とは、如何なものなのでしょうか?
・構ってほしい
女性によくある拗ねてしまうときの心理で、これは男性であれば多くはそのような出来事に見舞われた、彼女にそんな状態があったんじゃないでしょうか?
でも当時はそれが構ってほしいという気持ちの表れであることに気付かず、彼女はいつまでも拗ねているまま…これは、男性の鈍さが理由と言えるでしょう。
男性がそういう女性の気持ちを察することが苦手であるため、女性は拗ねてみて気を引くように振る舞い、構ってもらうという目的を果たそうとしているんです。
拗ねるという行動は怒っているとも捉えられるため、彼氏である男性は「どうしたの?何怒っているの?」と、いつもより気に掛けてしまうでしょう。
それこそまさに彼女の、女性の狙い通りで、構ってほしいと直に言わずとも構ってくれる…そういう機を拗ねることで見い出しているんだと考えられます。
・愛情を欲している
愛情を表立って表現する傾向のある女性と比べて、男性はあまりそういうことを口にしない、素直に愛情表現をしないことが少なくありません。
となると、愛情表現に関しては男性が受ける機会が多く、女性は逆に少なくなるということになります。
でも女性は男性よりも、明確に愛情を受けたいと思う気持ちが強く、これでは需要と供給のバランスが取れていないと言えるでしょう。
だから女性というのは、拗ねてみることで男性から、彼氏から愛情を受けようと、きちんとした表現を得ようとする訳です。
なお男性にこの心理が少ないのは、先にもあるとおり女性が素直に愛情表現をすることから、満足しているからだと考えられます。
・約束等を反故にされた
これは男性にも言えることなのですが、約束を破られてしまったり嘘を付かれてそれに気付いたときは、否応なしに気持ちがかき乱されることになります。
多くは怒りを本人に伝えることで昇華されるんですが、中にはそれでも昇華されない、怒りを抑える人も少なくはないんです。
そういう人は拗ねてみて「まだ怒っている」ことを相手に暗示し、さらなる反省を促すようにするようで、何とも大人げないところがあるといった感じです。
まあその約束事にどの程度のアドバンテージがあったのか、また嘘がどの程度許されないのかは人によって違いますので、一概に大人げないとは言えませんが。
・中心になりたい
自分が中心にならないとすぐに拗ねてしまう…なんて人、子供の頃の自分の周りに居ませんでしかあ?
心理としてはそれと同じで、自分が中心になれないまたは注目を浴びないと、たちまち不機嫌になって拗ねてしまうんです。
まさに子供的な心理ではありますが、大人の女性には案外少なくないようです。
なおその背景には、「自分の思い通りにしたい」とか「リーダーでありたい」等、やはり心理としても子供ようなものでしかないみたいです。
拗ねた場合の言動
人は拗ねてしまうと、拗ねた時ならではの言動を取るようですので、ここではそれらをご紹介します。
・無口になる
まあこれはよくある行動のひとつで、拗ねてしまったことにより「自分は今拗ねているんだ」という、一種の意思表示と言えるでしょう。
会話の機械を設けない、取り付く島を与えない等の拒絶を演出して、今は非常事態であると相手に知らしめようとしている訳です。
実際のところは非常事態でも何でもないんですけど、拗ねている本人からするとそのくらいの規模で思っているようです。
その他、「その結果に満足していない」とか「希望と相違がある」など、同じ「拗ねる」でも意味合いは異なるようで、言い方は悪いのですがめんどくさいと言えます。
・地雷が分からなくなる
これはつまり、全く訳の分からないところで怒り出したり、従来とは違うところが地雷になっているなどを言います。
これに関してはおおよそ見当が付くと思いますが、怒るきっかけ自体はどうでもよく、単純に自分の怒りを発散出来るタイミングを適当に見繕っただけの話です。
だから「そこで怒るの?」とか、「怒るようなことじゃない」など違和感を覚えると思いますが、拗ねている本人は別にそこはどうでもいいようです。
つまりは八つ当たり、憂さ晴らしと言ったところでしょうね。
試しにどうして怒ったのかその理由を聞いてみたら分かると思いますが、おおよそきっかけとなった出来事は覚えていないはずです。
・無視
無口とはまた違う、もっと露骨と言えるものです。
女性に多いのですが、これは何らかのきっかけとなった出来事に納得や満足をしておらず、その後無口になることで「私は納得も満足もしてない」と表明しているようです。
じゃあ口にすればいいのでは?と思うかもしれませんが、何も全ての人間が上手に不満を口に出来る訳でもなければ、理路整然と伝えられる訳ではありません。
中には口下手で説明下手な人も居る訳で、そういう人は無口を貫いて無言の抵抗をする訳です。
それをされる側、さらに察するのが苦手な人は全く意味不明ですが、この手のタイプは気付かないとどこかで激高する可能性が高いので、扱いに困ることでしょう。
・視線すら合わない
無視以上に直接的、苛烈な拗ね方となるのですが、多くの場合激怒、または強い不信感を相手に抱いていると考えられます。
おおよそ、目が合ってしまうと怒りが抑えきれなくなる、激高して収集が付かなくなることを十分に自覚しているんでしょうね。
そうならないために、そうなる前に気付かせたい、そういう希望も見え隠れしていています。
なお当然のことながら、視線が合わないほどに拗ねてしまった場合は、無口且つ無視ももれなく付いてきますので、フォローは慎重にするようにしましょう。
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