めんどくさい彼氏に疲れる心理
めんどくさい彼氏と一緒にいると、思わず「疲れた…」なんてため息が出てしまうことも。 しかし、どうして疲れてしまうのでしょうか。
ここでは彼氏といて疲れてしまう彼女の心理について、詳しく解説していきます。 自分の心理が理解できれば、おのずと今後の彼氏との付き合いに関する方針が生まれることでしょう。
愛情の重さが違う
彼氏の持つ愛情と、彼女が持つ愛情に隔たりがあると、より重い愛情を受ける側が負担になるのは明白です。 この場合は彼の愛情が大きすぎるのですが、もちろん彼女にも愛情がないわけではありません。 ただ彼の重い愛情を受け止め、期待に応えるのは至難の業です。
彼の愛情に応えるべく無理をしてしまう女性だと、いずれ破たんするのが目にみえています。 そうでない女性の場合でも、彼の愛情を重く感じ、疲れてしまうでしょう。
この気持ちの温度差が激しいと片方が冷めてしまい、別れの理由によくある「価値観の違い」となるのです。
合わせすぎて疲れる
めんどくさい彼氏は、自分の意見を押し付ける傾向があります。 それに彼女が合わせすぎてしまうことで、疲れた感が強くなるでしょう。
自分の意見であることから、言葉の基本スタンスは「こうであるべき」といったもの。 自分の常識の押し付けであることが、容易にうかがえます。
たいていは持論の域でしかないため、合わせる側はその考え方に沿えないのが当たり前です。 それを無理やり合わせるとなれば、疲れることは簡単に想像できます。 最終的には「めんどくさい彼氏」の印象が強くなり、嫌気がさすようになるわけです。
本当は彼に甘えたい
基本的に、めんどくさい彼氏は彼女に甘えっぱなしなことが多いです。 しかし、甘えられる女性だって自分から甘えたい気持ちはあるもの。
彼のわがままは、彼女が許容しているがゆえに成り立っています。 許容されなければ別れるでしょうし、そこに甘んじているのは何より彼氏の「甘え」なのです。
しかし、彼女もたまには彼氏に甘えたいですし、そもそも男性である彼氏に守ってもらいたいという願望が、本能的にもあるはずです。 その願望が叶えられず、彼氏の願望だけ叶えていれば、めんどくさいと思うのは自然な流れだといえるでしょう。
束縛されたくない
独占欲の強さや過去に浮気された経験などから、束縛が強くなる男性もいます。 彼女としては、彼氏からの監視ともいえるような過干渉はめんどくさいもの。 すでに自立した一個人であって、他人の監視下に置かれることなど少しも望んでないからです。
彼氏の意見としては、不安からくるもので愛情があるからこその行動なのでしょう。 しかし、ことあるごとに干渉される彼女はストレスしか感じず、疲れも溜まっていきます。 不安な気持ちを優先し、彼女の気持ちを理解してあげないことは、考え直す必要があります。
彼氏がめんどくさいときの対処法
ここでは、彼氏がめんどくさいときに一体どうすればいいのか、彼女としてどのように振る舞うべきか、その対処法についてお伝えします。
なかには手厳しいものもありますが、めんどくさいタイプの彼氏には、ある程度強い手段を講じないと通じないことも。 そこは自分が気持ちを強くもって、対処していくようにしましょう。
距離を置く
どうして彼氏がめんどくさくなってしまったのか。 もしかすると「馴れ合い」によってメリハリがなくなっている、または倦怠期が訪れている可能性もあります。 そんなときは、一度彼氏と距離を置いてみて、改めて二人の関係を客観的に見つめ直す必要があります。
彼氏のことをどのように思っているのか、本当に好きなのか再確認しましょう。 もし彼氏のことを好きという気持ちが残っているのであれば、彼のめんどくさい部分と折り合いをつけていかなければなりません。 反対に何とも思わない、好きという気持ちがない場合は、きちんとけじめをつけるべきでしょう。
気持ちを伝える
単純な対処法になりますが、「彼氏がめんどくさい」という事実を彼自身に直接伝えて、自分自身で改善してもらいましょう。 もしかすると自分がめんどくさい性格であることをまったく自覚がない可能性もあります。 自覚のない人に遠回しに伝えたとしても、自分の欠点を自覚していないため、改善の余地がないからです。
2人で話し合う機会をつくり、真剣な面持ちで、感情的にならずに丁寧に話すようにしましょう。 どういうところが嫌だと思っているのか、具体的にわかるように彼氏に伝えてあげてください。 彼女が真剣に悩んでいるとなれば、彼も努力をしてくれるはずです。
無視する
ちょっと過酷な対処法ではありますが、めんどくさい彼氏の言動を、気に留めずに放っておくのも手段のひとつです。 とくに、あなたがめんどくさいと常日頃思っていた言動を無視すれば、何か悪いことをしたのではないかと彼自身が気付くこともあるでしょう。
鈍いタイプの男性でも、今までと様子の違う彼女に、様子を伺ってくるはずです。 そのタイミングで、思いの丈を打ち明けるのもいいでしょう。
また、めんどくさい彼の言動をスルーすることによって、今まで受けていたストレスも減るメリットがあります。 自分の身を守る意味合いでも、おすすめの対処法です。
めんどくさい彼氏と別れる前に考えたいこと
彼氏がめんどくさいから別れる…と決断するだけなら簡単です。 本当にそれで後悔しないでしょうか。
「めんどくさいから」という理由ばかりにとらわれると、解決策や自分の本音を見失いがちです。 ここでは、めんどくさい彼氏と別れる前に、もう一度考えたいことを紹介します。
彼は変われないのか
何かとめんどくさい彼氏ですが、彼氏はそれを改善できないのか、正せる余地はないのかをきちんと考える必要があります。
彼氏に伝える、付き合い方を変える、環境を変える、こちらが努力する、彼氏に努力してもらうなど、彼氏が変わるために何ができるかを一度考えてみましょう。 試したり、実践したりして、彼氏の様子をまずは伺うのがベター。
それで変わらなければ別れる、としっかり線引きをすれば、諦めもつきやすいはずです。 めんどくさい彼氏ですが、せっかく繋がった縁なのですから、できるだけ大切にしてみましょう。
彼でないとダメか
別れを決める際に、彼氏がめんどくさいかどうかは置いておいて「彼氏でないとばダメなのか」を冷静に見極めましょう。 これまで紆余曲折あったからこそ、悩んでいるのは事実です。 しかし、彼だけに固執すべきかどうか、自分の本当の気持ちと向き合う必要があります。
それでも「やっぱり彼氏じゃなきゃダメ!」と思うのであれば、めんどくささはあるものの好きという気持ちがあなたのなかで、大きいということです。
逆に、固執するほどの気持ちがないとわかれば、改善を促して彼氏の様子をみてから別れを考えても遅くはないでしょう。
彼氏がめんどくさいなら一度考えてみよう
めんどくさい彼氏というのは、女性であれば誰でも遭遇する可能性があり、決して他人事ではありません。
ただ、めんどくさいというだけで、すぐに見限るのももったいないことです。 あなたの対応次第で、彼氏も変わってくれるかもしれません。
めんどくさい彼氏の特徴や心理を知ったうえで、まずは対処法を実践してみましょう。 今の関係が良い方向に改善して、「こんなことがあったね」と笑い話にできる日が訪れるかもしれません。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。