夫婦が復縁できる確率は？復縁できる条件・できない条件を徹底解析！(3ページ目)

夫婦は復縁までどのくらい期間が必要？

眠る男性

ここでは、夫婦が復縁までに、一体どの程度期間を要するのかをご説明します。復縁は、復縁しようと思ったが吉日ではなく、法的にもタイミング的にも自分の考えだけでは、判断できない現実があるんです。

期間をきちんと把握しておけば、思わぬ勇み足を防ぐ結果になりますので、是非覚えておきましょう。

離婚後、すぐに復縁したいと思う女性もいるようですが、復縁…つまり再婚は、離婚の事実があった日から100日を経過しないとできないことを覚えておきましょう。

民法733条「再婚禁止期間」に、「女は、前婚の解消又は取消しの日から起算して百日を経過した後でなければ、再婚をすることができない」とあります。つまり再婚禁止期間は、法律で明確化されているのです。

「なんでそんなものがあるの？」と思われるかもしれません。離婚してその日に再婚したのでは、生まれてくる子供の父親が前夫なのか現夫なのか、分からなくなるというような事を防ぐためでもあるようです。

復縁を考える期間としてひとつの目安になるのが、「二人の気持ちや感情が落ち着いて冷静になるまで」が挙げられます。

感情を優先するようでは、話し合いをしたとしても結局喧嘩、また仲たがいすることになりがちです。落ち着きに欠けるようでは、判断力も鈍りますので復縁に向けての適切な言動ができません。要するに、感情や気持ちが先立ってしまうようでは、まだまだ復縁は先ということです。

焦る必要はないでしょう。冷静になることで得られるものは非常に多く、逆に冷静さを欠くことで失うものは多くなります。ただでさえ離婚という形で一度何かを失っているんですから、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしましょう。

離婚とは大変エネルギーを必要とするもので、離婚疲れが完全に癒えるまでは復縁は考えない方がいいでしょう。

思考が鈍ればまともな判断はできませんし、まともな判断ができなかったことで復縁を失敗すれば、悔やんでも悔やみきれません。

元夫の動向も気になることから、どうしても焦る気持ちはあると思いますけど、分かりきった失敗にわざわざ自分から向かう必要はないでしょう。

今はとりあえずゆっくりして、元夫の動向はたまに連絡をしたり、雑談をしたりなどで、さりげなく把握する程度が良いでしょう。

冷却期間とは言いますけど、男性は女性よりも比較的長い期間を要する場合があります。女性は「上書きして保存」、男性は「名前をつけて保存」と言われるように、メモリがいっぱいになりやすく最適化に時間が掛かる男性が多いんですよね。

さらに、離婚に関して実働するのは男性の方が多いようなので、仕事も平行して行っている場合、なかなか他所事を考えられません。

離婚に関して動き回わり、仕事も落ち着き、それからようやくお互いの関係性などについていろいろと考えることができるのです。元夫の動きを考慮して、ゆっくりと冷却期間を与えてあげましょう。

寄り添う二人

あなたが心の底から夫婦の復縁を願い、条件に見合っているのであれば、あとは二人が話し合うだけです。現実的な視点を持ち、お互いにポジティブな話し合いを続けることで元夫は復縁に対して前向きな気持ちになるでしょう。

お互いに反省をして、思いやりを持ち、気持ちが前向きになることが復縁への一歩になります。もう一度夫婦として、良好な関係が続けられるように気持ちを大切にしてくださいね。

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