恋愛において、このどちらも感じることが出来れば良いのですが、両立が難しいのは、そもそもこれらの要素は相反する部分があるからです。
考えてみてください。
ドキドキと胸が高鳴るようなときめきを感じる相手には、こちらの方もかなり熱を上げている状態です。
たとえ彼氏彼女の関係であっても、相手の気持ちがちゃんと自分に向いているのか不安を感じていたり、彼氏がすごく素敵に見えるからこそ、ドキドキしたりときめいたりするのです。
かたや、「居心地の良さ」を感じる男性というのは、自分を一途に見てくれる、愛してくれていると感じられるからではないでしょうか?
女性は、そのように愛に満たされている時こそ、自分の素をさらけ出しやすくなります。
これが「安心」、「居心地の良さ」なのです。
つまり、「彼といると気持ちがラクだな」と感じているということでもあります。
反対に、ときめきを感じるような男性であれば、少なからず
「彼氏の前で恥をかきたくない(嫌われるような失態を見せたくない)」
「自分も彼氏に釣り合うような女性にならなければ(緊張感が強い)」
「彼氏にフラれたくない!(追いかけている要素が強い)」
というような気持ちが芽生えてくると思います。
ときめきながら、安心は出来ない?
このような不安や緊張を抱えながら、同時に「居心地の良さ」を感じている状態は、必然的に難しくなります。
「かっこいい~!」「本当に素敵な彼・・・」とドキドキしながら、安心は出来ないですよね!
「モテそうだけど、本当に私だけなのかな?」なんて不安を抱えながら、精神的な安定も得られません。
逆に言うと、「居心地の良さ」を感じて安心できる相手というのは、多少ダメなところや冴えない部分が見える男性であっても、かえってそこにホっとするというような感覚です。
そんな男性の前では緊張し続けなくても良く、リラックス出来ますし、「それほどモテそうじゃない」とか「不器用そうだから浮気はないよね」という安心感も出てくるような・・・。
2人の気持ちのバランスも、「対等」または「自分の方が強く愛されている」と感じることで、女性側がより安心でき、居心地良く感じられるということなのです。
「ときめき」と「居心地の良さ」が両立しない説は、納得していただけましたか?
でも、同じ1人の男性であっても、
「時にはドキドキときめかせてくれる!(スポーツマンで試合があるなど、見せ場がある)」
そして
「でも普段は抜けているところがあり、なんだかホッとする」
そんな男性なら、恋愛でのときめきと居心地の良さは両立できるかもですね♪
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