最後に、言葉できちんと伝えたいときのポイントをお伝えします。
「愛してる」と言う言葉は口に出そうとすると、ちょっと気恥ずかしくて、実際に口に出してみると、やっぱりなんだか仰々しく浮いて聞こえますよね。
でも、心の中に抱えているあたたかくて「この人を幸せにしたい」と思う気持ちは、間違いなく「愛している」という気持ち。
この言葉がなんとなく浮いてしまうのであれば、浮かないようにムードを作るか、伝える方法を変えるかしてみればいいのです。
ちょっとお高いレストランなんかに行かなくても、二人で身を寄せ合って入ったあたたかいお布団の中。
暗い二人だけの部屋で、少しだけ沈黙を置いて「…愛してる」と言えば、それだけであなたの気持ちは伝えられると思いませんか？
少し沈黙を置いて、大事に大事に言えばそれだけで伝えられるんです。
なんとなく「言わなきゃ」とか、「言ってみようかな」と思っている状態で言うから浮くだけで、落ち着いて心の中にある「愛してる」という気持ちを確かめるように言えば伝えられます。
また、ムードを作るのが難しいと思うのなら、口で伝えなくてもいいと思います。
普段下の世話をしていてもおかしくないような、ムードもへったくれもない関係の恋人に、誕生日にもらった下手くそな手紙の中。
文章もへたっぴだし、字なんか読めたものでもないけれど、最後に書かれた走り書きのような「愛してるよ」には熱いものを感じて泣いた覚えがあります。
そんな風に、愛情って伝えるものではないでしょうか。
自分の思うままに、自分のやり方で伝えることができればいいのです。
あなたの中にある気持ちを存分にぶつけた手紙を渡してみるのもいいのではないでしょうか。
おわりに
愛情を伝えるのって簡単ではないですよね。
ウソをついている状態では相手に伝わりませんし、忙しく過ごしていると、心を落ち着けて相手への愛情をじんわりじっくり感じる暇もない、なんて人も多いのではないでしょうか。
愛情が伝わり切っていないで、相手に不安な思いをさせるのはとても悲しいことです。
そうならないように、恋人にはしっかり愛情を伝える努力をしていきましょう。
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