恋愛コラムの多くは、コピペかライターの成功体験をもとに書かれているということが多くあります。
コピペというまでいかずとも、他のサイトの内容を参考に書かれていることが多いために、内容が重複して見えたり、そもそも似たタイトル、似た内容ばかりになるわけです。
すごく単純化すれば、言葉を言い換えるような軽度のリライト能力があれば、誰でも「恋愛コラム」と銘打ったものが書けてしまう時代。
私個人としては良くない現状だとは思っていますが、企業側もたくさん書いて欲しいし、ライターも簡単に頭を使わずほかのサイトを参考にして書くほうがよほど楽なので、そう流れてしまっている状態でしょう。
話を戻してみますと、そういうコピペや類似の記事を除いた記事の多くはライターの成功体験やライターの周囲の人間などの経験などを活かして書かれていることが多くあります。
私自身も自分の経験や、周囲の人間から聞いた話、または他者を観察していて「あれはこういうことか」と思ったことなどをネタに、書く内容を考えています。
これは私自身、気をつけていることですが、自分の経験を書こうとするとどうしても「一般」よりは「特殊」に偏りやすいというもの。
つまり、「私」だったからこれでうまくいったけど、他の方がやったらどうだろう、ということをきちんと考えなくてはならないと思うのです。
もちろん、それは本人のいわゆる"スペック"などもあるでしょうが、性格や周囲との関係性、その時と場合などのほうが影響の大きいものだと思います。
何が言いたいかというと、ライターの実践して成功したその成功体験は、本当はすごく汎用性の低い成功体験だったかもしれない、ということを念頭に置いて記事を読んでみてください。
たとえば「男性をドキドキさせるセリフ」というタイトルの記事を読んだ時、「☓☓君に会えないから土日は嫌だな~」というセリフがあったとします。
でも、いま自分がアプローチしたい男性との関係性や自分のキャラクターを考えた時、どうしたってこんなセリフは言えない、となった場合。
つまりこのセリフが伝えたい事は「☓☓君と会うということは"土日"よりも楽しい」ということだと読み取ったら、どれだけでも言い換えることはできますよね。
「土日よりも平日のほうが楽しいって思えるなんて幸せだな」とか、「☓☓は明日も私と会うよね?」とからかってみたり、「土日が嫌だなって思ったの久しぶりかも」「土日寂しいからLINEしてもいい?」「二日会わないってだけで寂しいものだね」などカスタマイズできるわけです。
そのコラムに書かれた字面をそのままインプットするのではなく、「自分ならどう応用できるか」を考えることが重要です。
#3:疑問を感じたものは記憶から削除
先述したように、中には「?」と思ってしまうような恋愛コラムもあるでしょう。
そういうものは、無理して最後まで読む必要もなければ、「実は世間の人達ってそうなのかな…?」と考えこむ必要もありません。
さっきも書いたとおり、ライターの経験が元になっているからです。
そのライター自身が、もしくはその経験自体が「異端」であれば、それに対して疑問をいだいた読者のほうが世間とは近い距離にいるはずです。
逆に読者の方が「異端」であったとしても、繰り返しになりますが「理解」「納得」していなければ体得できません。
「世間はどうやらこうするのがいいみたいだから、私もこうしておこう」というのでは、あまりにも自分のアイデンティティが薄まってしまいます。
もし、どうしても気になるなら友人に聞いてみてもいいですが、そんなことに時間を割くくらいなら、記憶から削除してしまうほうが手っ取り早いでしょう。
#4:内容が重複しているかを最初にチェック
多くの恋愛コラムでは、見出しのあとに文章が続いていますよね。
私の場合、時間をムダにしないためにも、まずは見出し(本で言えば目次のようなもの)に目を通します。
そして、内容に対して「読むに値する」と思ってから、読み進めていくことにしています。
「時間は平等である」という前提があるのだから、自分の人生にいかに「無駄な時間」をなくすかを考えるために頭を使わなくてはならないと思うから。
これは、私の変わらぬ主張です。
時間を無駄にすることほど、後悔の度合いが大きいものってなかなか他にないのではないかと思うところからきているのでしょう。
できれば効率よく、短時間で必要な情報をピックアップしていただきたいですし、二番煎じ、三番煎じの記事に時間を使うくらいなら、筋トレやストレッチ、美容ケアに時間を割いたほうが有効だと思うので、ぜひ試してみてください。
恋愛コラムがもたらしてくれるもの
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