よく、他人を納得させるためには数字を出して話すこと、と言われますよね。
数字は、多くの人に(たとえ数学嫌いであっても)ある程度の納得感をもたせることができます。
ですから、まずは"別れたいけど別れたくない"という自分の気持ちに納得できる回答を出すためにも、点数化してあげましょう。
一つ注意が必要なのは、できるだけすぐ計算できないように工夫すること。
たとえば、先に項目だけを書き出して、隠しながら点数をつけていくも良し。
メリットにだけ点数をつけて合算して計算せずに、デメリットに点数をつけていくのもいいでしょう。
合算してしまうとどうしても自分に都合の良いように点数をつけてしまいがちです。
もしここで、「彼氏と別れたくないから、私はデメリットの点数を甘めにつけてるんだ」と気づいたとしても、そこで早とちりをしてはいけません。
そもそも「別れたいけど別れたくない」と思っている時点で、彼氏に対する愛情に不安や疑問がある状態なのです。
別れ話をするのも、環境を変えるのも多くの人にとっては結構な労力なのですよね。
それを直感的にわかっていて、わざと心が避けている場合もあるのです。
まずは焦らず、点数化してできるだけ現状を客観視出来るようになってください。
点数化したものに納得いかなくても、そこで諦めて感情で結論を出してはいけません。
そもそも彼氏と一緒にいるメリット・デメリットはメリットほど感情的なものに、デメリットはわりと情報や環境的なものになりやすいのです。
たとえばメリットとして「一緒にいると楽しい」「愛情を感じられる」などがあげられるのに対し、デメリットは「時間を取られてしまう」「お金がかかる」などが上がりやすいですよね。
逆にデメリットに感情的なものが含まれてしまう場合は、点数の絶対値を大きめにつけるべきともいえます。
例として以下の様な場合。
◆メリット
①一緒にいると楽しい:4
②彼のハグが好き:6
③体の相性があうので欲求不満にならない:5
④デートで色んな所に行ける・旅行に行く相手がいる:4
⑤話し相手がいるのがいい:3
…
◆デメリット
①時間を取られてしまう:-5
②お金がかかってしまう:-6
③彼のキスがあまり好きではない:-7
④束縛がきつい:-3
⑤結婚を想像できない:-6
…
メリットは22点、デメリットは-27点。こうなれば別れるべきでしょう。
デメリットの③は感情的なものなので絶対値を大きめにつけておきます。
こうしてみてみると、メリットは感情的、デメリットはそれ以外のものが多いですよね。
もし納得出来ないなら、数日置いてみて、もう一度点数化してみるのです。
それでも彼氏と別れる方へ傾いたのなら、労力を使ってでも彼との別れを決断するべきです。
別れたいけど別れたくない、の気持ちの根源は?
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