結納は、結婚式を行う3ヶ月~7ヶ月に行います。
日にちに決まりがあるわけではないので、両家の都合の良い日を合わせて行いますが、大安や友引の午前中に行うと縁起がいいと言われています。
しかし大安や友引は絶対ではないので、どうしても両家の都合が合わないのであれば他の日にしたり、午後に行うこともあるようです。
大安や友引の午前中に行うと離婚しないとか、大安や友引の午前中に行わないと幸せになれないといったようなことはありません。
結納を交わす場所は今の時代だと、結婚式でも使われるような一流ホテルで行われることが多いようです。
このような結納の仕方を略式結納と言います。
昔は、仲人が両家を行き来して結納を交わす正式結納が多かったそうですが、今の時代に正式結納をするカップルは少なく、結納を交わすカップルのほとんどが略式結納なんだそうです。
そのため仲人がいない場合も多く、仲人がいない場合は両家の父親が結納の進行役をすることになります。
一流ホテルで結納を交わす場合は「結納パック」というものがある会場があるので、「結納パック」を利用して結納を交わすと、ホテル側が段取りをしてくれるのでやりやすいのではないかと思います。
結納を交わす際に部屋の中にいるのは、結婚する新郎新婦と両家の両親だけです。
兄弟がいることもあるそうですが、大人数で行うものではないので、新郎新婦と両家の両親だけで行うことが一般的と言われています。
また、人数を合わせなければいけないというわけでもないので、例えば新郎に父親がいない場合は代理などを立てることはせずに、母親だけが出席することになります。
結納の時の服装とは?
結納を交わす時の服装は、普段着ているようなラフな格好は絶対にNGです。
昔の時代は必ず女性は着物と言われていましたが、今は洋服が主流になっていますので、必ずしも着物を着なければいけないというわけではありませんが、多くの人が着物を着て結納を交わしています。
着物を持っていない、体が不自由などの理由で着物を着ることができない場合は、華やかなワンピースなどの準礼服にしましょう。
決してジーパンTシャツとか、露出度が高めの服を着ていくことはしないようにしましょう。
男性も同じようにラフな格好はNGです。
男性の場合は結婚式に着ていくような、スーツで行うことが一般的ですね。
結納の時に必要なものとは?
女性側が結納の時に必要なものは、結納返しと受書です。
受書は、「このようなものを受け取りました」という証拠になるもの、いわゆる領収書のようなものです。
女性側が結納の品を貰うので、男性側に受書を渡します。
結納返しは地域によって異なるので、結納金の半額分の品を贈る場合もあれば、結納を交わした席ではなく後日結納金の1割を返す場合もあります。
まとめ
結婚前の大事な儀式、結納について紹介しました。
今の時代、結納を交わさないカップルも多いので、自分が結納を交わすことになった時に「どうしたらいいんだろう?」「どれが正解なんだろう?」と周りに相談できないという人も少なくありません。
結納の席で「わかりませんでした」とか「知りませんでした」と言ってしまうと、結婚が白紙になってしまうこともありますので、事前にしっかりと調べておきましょうね。
そして結納については、彼と二人でしっかりリサーチして、両家がスムーズに動けるようにしなくてはなりません。
結婚式の準備などももちろん重要ですが、結婚とは両家が結ばれるということ。
結納のこともしっかり考えてみてくださいね!
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