ある友達以上恋人未満の男の子から「これ、結構誰にも言えなくて辛かったんだけど、聞いてもらっても良い?」と、家庭の話をされたことがありました。
それまでは、いつもお互いふざけて言い合いをするような仲だったのに、そんなことを話してくれるくらい信頼してくれていたんだなということに気づいてキュンとした覚えがあります。
人同士っていくら普段ふざけあっていても、やっぱりちょっとしたことを見ているし、こちらも発言や振る舞いでその人が本来どういう人なのかをしっかり見極めようとするものですよね。
そういうことを彼に教えてもらった気がしています。
#4:「恋人以上になるのは嫌なの?」と聞かれた時
これは確実に相手は恋人以上を望んでいるんだなと気づいてしまい、それって告白じゃん、とキュンとしたわけですが……。
でもこれが逆にストレートな告白だったら、私は「これを断ったら関係崩れちゃうのかな、じゃあいっそ付き合ったほうが結末を先送りできる?」と悩んだと思います。
彼の優しさは、私がここで嫌だと言えば友達でいるという選択肢をくれたところです。
結局私は曖昧に笑ってごまかしたわけですが、彼はいまも良き友達でいてくれています。
その代わり、彼氏かと言うほど過保護なこともありますが、少しずつ彼の方でも友情から家族愛のようなものに移ってきているのではないかと思っています。
私は彼のそういう大きな優しさの中で過ごしてばかりいてずるいなと思うこともなくはないのですが、友達に相談しても「今は彼の思いが早く家族愛のようなものに変わるのを待つしか出来ないよ」と言われたのでおとなしくしています。
でも、そういう相手がいるのって心強いですよね。
「友達以上恋人未満」という儚い関係性
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