自分が掲げた『抱負を実現化する計画』と、『実行できていない現実』の間には大なり小なり乖離があるはずですよね。
それを埋める具体策を綿密に練っていきます。
私は自分のだらしなさを知っているので、1ヶ月ごとにどの計画をどのくらい進める、というのを書き出してそれぞれの月の計画に落とし込んでいきました。
これも去年を振り返って気づいたことですが、去年は「一ヶ月がすぎること」「月が変わること」に対して強い意識を向けていなかったんですよね。
一年の区切りは十二回もあるのに、そこを意識していなかったから見直すことも出来なくて夢や理想が計画に落とし込めなかった。
だから一年が終わってから振り返るまで、どのくらいできていないことがあるのか気付けなかったと思うのです。
そう思うと、一日の区切り、一週間の区切り、一ヶ月の区切りを大事にしてこれまでの時間を振り返るという習慣をつけるのは非常に有効な手段のように思えます。
だから年末になって「もう12月!?」とか言ってるんですよね。
その言葉が出てくるだけで、今年をただただ漫然と過ごしてきたのだとわかってしまう。
今年の年末は、そんな言葉を自分から聞きたくないなと感じました。
#4:スケジュールの見直しは必要
さて、#3で紹介したように区切りで見直しを行うとしましょう。
そうすると、やはりどこかでスケジュールや計画にズレが生じてきます。
もちろんズレないことが一番の理想ですが、他人との関わりの中で予定していなかったことが起きることもあるので、少しはやむを得ないといえるでしょう。
そういうときのリカバリー策をいかに上手に今後の計画にのせられるかというのが、重要なのだと思います。
これがリカバリーできないと、どんどん計画が後にズレてしまって、結局取り返しがつかないまま総倒れになる。
新年に立てた計画が4月にはもう瓦解している……なんて笑い話にもなりません。
だからリカバリーの計画にはしっかり時間を割くべきだと思うし、そういうことをこの年始のうちに決意しておく。
なんなら手帳に書き込んで、「この日は振り返りを行う」というルーティンにしてしまってもいいでしょう。
私はこれまで『自分に自信がないのは成功体験が少ないからだ』というところまではわかっていました。
でも、そこから『成功体験を積むにはどうしたらいいか?』という問に変換しようとすると、答えが出てこない。
とはいえ、自分に対する自信のなさが実際の人生に影響を及ぼすことは多々あるし、そのせいで周囲に余計な気を使ったり使わせたり、状況を悪くしたことも多くあったのです。
しかし成功体験なんて、簡単に積めるものじゃない。
だからよく言われることですが「小さな成功体験を積んでいく」ということを今年は真面目にやっていこうと思ったのです。
私はこれまで計画をたてることや、特にそのリカバリーをすることが苦手だったのです。
でもそれって、逆に「苦手」なものを成功させるという成功体験を積める可能性でもあるのではないかと。
それが一度できれば「あの時できたんだから今回もできる」と自信が持てる。
もちろん今年の抱負が来年やその先の大きな成功体験を見据えた上でのものだということは承知ですが、それを経験するまでに小さな経験を積んでおきたいのです。
そのためにはまず自分が「苦手」「不得手」「成功していない」ことと向き合うべきで、オセロみたいにそれがすべて「得意」「得手」「成功」に変わったことが自分の中でハッキリすれば、どんなものであっても自分にとっての成功体験になるわけですよね。
成功体験だと認識するために、まずは自分の中で成功していないものと向き合う。
これも苦しい作業だとは思いますが、その苦しみも成功した時の喜びを一層のものにするためのスパイスだと思ってみるのはどうでしょうか。
#5:耐える期間もつくる
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