特に秋冬は、コートやマフラーなどをハンガーにかけますよね。
それも自らクローゼットの前に立ってみなさんからの上着を受け取り、ひとつずつ丁寧に、しかし素早く(アパレルショップの店員さんか何かかと思いました)物によっては手のししていたり、マフラーとかもしわにならないように綺麗に畳んでかけたりしていました。
その間も他の方に「飲み物決めてくださいねー」と声をかけたり、「あ、☓☓☓さん灰皿ですよね、ちょっと待ってくださいね」と言って灰皿を手渡してあげたりしていました。
彼女一人いるだけで、グループ全体のお世話ができてしまうその振る舞いにはびっくりですよね。
#3:お皿、飲み物は常にチェック
彼女は飲み会がはじまっても、いつも周囲をよく見ています。
グラスが空いた人が喋っているときは、後ろからそっとお酒のメニューを手渡したり、話に入っていきつつ「何かおかわりします?」と尋ねたり。
あと女の子で手が届かない所の料理を遠慮している子には「何か食べる?取ろうか?」と声をかけていたのも印象的です。
グループでいくと大皿のメニューとかが結構多いので、自分の小皿にとってもすぐになくなってしまうんですよね。
そのタイミングでしっかり声をかけているのを見ているので、その振る舞いに感心するとともに「この人はいつ食べているんだろう?」と思いました。
でもちゃんとお皿も使っていましたし、いつ食べているのか不思議ですね……。
しかも、チェーン店ではさすがになかったのですが、ちょっと高めの創作料理屋さんに行ったときは店員さんに、去り際「串焼きのタレが美味しかったです。ごちそうさまでした」と声をかけていました。
店員さんへの気配りや、そういう振る舞いを忘れずにできるのは、さすがだなあと思って、メニューもよく見ずにその方にお皿に乗せてもらうものを、ただ消化していた自分との差を思い知りました。
#4:会話の流れを遮らないような声掛け
彼女の何がすごいって、うまいこと会話にも参加しつつ、周りに声をかけられることなんですよね。
うまく言葉に出来ないのですが、おそらく小声と大きめの声を使い分けているというか、拡散させるための声と、一人に向ける声をうまくわけているんです。
だから「(拡散する声で)そんなことないですよー!あのときは☓☓☓君がああやって言ったからじゃん~。(一人に向けた声で)△△△君、お酒おかわりする?」とやっているわけですよね。
自分が加わっている会話であったとしても、常に自分ばかりが喋っているわけではないので、他の人の話を聞きながら、他の人に声をかけられるのです。
あと彼女の可愛らしい部分は、声をかけた女の子が「お醤油が欲しくて……」といったとき、自分にも手が届かないところにあった場合に、醤油の近くにいる男の子と目を合わせ、醤油を指差し、小さく手をあわせて「取って」とお願いするんです。
これをもし自分がやられたら落ちるだろうな……と思ってしまう振る舞いでした。
#5:席が奥の人がトイレに行きやすいよう気を配る
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。