５.ともに過ごす時間を長く取ろうとするか
これは対面だけとは限らず、たとえば先述したように、やたら電話をかけてきては他愛もない会話を長くしてきたり、頻繁に連絡をしてきたりというのも含まれることでしょう。
好きな相手のことは知りたいし、できるだけ一緒にいたい、接している時間・関わっている時間を長くしたいと思うのは、ほとんど本能のようなもの。
隠そうったってなかなか隠せるものではありませんから、これも脈アリなのかどうかを判断するときには、かなり使えると思います。
もしどこかへ一緒に出かけたときには、その去り際に注目してみて下さい。
「もっと喋っていたかったな」「もう少し一緒にいたかったな」という雰囲気はありましたか？
「家まで送っていくよ」とか、「駅までは一緒に行こう」とか、彼の方から別れる時間を先延ばしにするような言葉や、仕草が出てくるのであれば、かなり脈アリだと思っていいでしょう。
だって自分がもしも男なら、嫌いな相手のことを送ろうとは思いませんよね。
意外と男性って冷たいところがあるので「女の子だから」というだけの理由で「送るよ」なんて言う人はそうそういません。
確かに根っからのジェントルマンにはそういう人もいるでしょう。
あとはワンナイトラブのチャンスを狙っている人も、このパターンが多くなりがちですが、そこはさすがに彼の人柄を見極めるしかやりようがありません。
もし彼が別れ際に「じゃ、バイバーイ」と簡単に離れていこうとするのであれば、残念ながら脈ナシだと思ったほうが良さそうです。
彼とは気軽にどこかへ行けるような仲ではない、という人であれば「彼に話を続ける気はあるか？」を観察してみて下さい。
話をさっさと切り上げようとしたり、相槌が適当になったりしてはいませんか？
校長先生の長い話を聞く時の小学生みたいな表情をしていませんか？
もし彼がそういう態度であれば、脈なしどころかあなたのことを「少し厄介な相手」だと思っている可能性のほうが高いでしょう。
好きな人で、しかも付き合ってもいない相手であれば、彼の方も必ず気を遣って、たとえ万が一あなたの話が面白くなかったとしても、大きめのリアクションをくれたり、自分から話題を振ったりして、なんとか一緒にいる時間を長く持とうとしてくれるもの。
そういうのがなくなるのは、付き合ってしばらくたったマンネリ状態のカップルか、もしくは脈なしの相手くらいなものではないでしょうか。
先述したように多くの男性ってわかりやすいので、全然好意のない相手に対しては結構冷たかったり、失礼を働いたり（気を使わない＝大事にしようとしないがゆえの）することも多いんですよね。
わかりやすくてありがたいといえばありがたいのですが、女性が気を遣って話を合わせていても、こちらの「早く話終わらないかな……」という気持ちを察してくれないのは、自分が好意を持っていない相手に対して、省エネモードに入っているので、「女性が頑張って相槌を打っている（＝省エネモードではない）→俺の話に興味を持って聞いてくれる」と変換されてしまうのではないでしょうか。
もちろん、そうではない気遣いのできる男性も多くいますけど、わかりやすいのはわかりやすいので、こちらとしてもある意味脈アリか脈ナシか、早くわかって効率的なので良しとしておきましょう。
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