大人の恋愛の特徴として、好きという気持ちだけでは進めないというフレーズを使いましたが、そこをクリアできたとしても、またすぐに心の中に一つの壁が立ちはだかります。
好きという恋愛感情だけでは、大人の恋愛は続かないことを知っているからです。
好きという気持ちだけで全てOKにできる恋愛は、恋に恋をしているような非常にハッピーでウキウキとして、色に例えるとカラフルな恋愛です。
大人の恋愛を色に例えたら、カフェオレのような落ち着いた色かなと思います。
ウキウキ・ドキドキというよりは、もっと現実的な魅力と絆で繋がっているお付き合いのような気がします。
どちらが良くてどちらが悪いという事ではなく、年齢と共に恋愛の色は変わっていき、自分の恋愛を色に例えた時に、カフェオレというワードがしっくりくるのであれば、あなたは今、大人の恋愛をしていると言えるのではないでしょうか。
好きだけじゃ続かない大人の恋愛には、プラスα何が必要なのでしょうか。
それは数行前に使ったワード「現実的な魅力」だと思います。
現実的な魅力と言うと漠然としているなと感じる方もいるかもしれませんが、大人の恋愛をしている方ならニュアンスですぐに分かっていただけると思います。
男性としてどうこうという魅力は、あなたの中にある恋愛感情によってOKを出している訳です。
しかし、人としてはどうなんだって話なんです。
一人の人間として、あなたはその彼にどんな魅力を感じられるのかって事です。
好きという気持ちだけでずっと繋がっていく事が難しい事は、年齢と共に分かってくる事です。
では、長くお付き合いをしているカップルや夫婦は、何で繋がっているのかを考えてみれば分かりますよね。
考え方とか価値観とか味覚とか、ずっと一緒にいるなら同じである方が絶対に良いと言える事柄について魅力的に感じているとか、話し方とか優しさとか料理上手とか、好きという恋愛感情にプラスして継続的にずっと素敵だと思える部分があって、好きという気持ちが落ち着いてきたとしても、恋愛感情とは別のところでずっと魅力を感じられる事が大切なのだと思います。
考え方・価値観・味覚・話し方・優しさ・料理上手というワードは、男性にだけ当てはめられる事ではないですよね。
女友達にも当てはまる事なので、異性としてではなく人として魅力を感じられるという意味と、大人の恋愛においての必要性をお分かりいただけたのではないでしょうか。
大人の恋愛とは③「多少の損得勘定」
言葉の響きがあまり良くないので、大人の恋愛ってちょっと嫌だなと思われるかもしれませんね。
でも実際、大人の恋愛をしている人は損得勘定で男性を見るという作業は普通にしています。
「メーカー勤務だって!」「年収〇千万円だって!」「愛車は〇〇だって!」と、女性同士でキャッキャする事ありますよね。
これって「普通のサラリーマンよりメーカー勤務の方が良いよね。」「年収低いより高い方が良いよね。」「高級車ってテンション上がるよね。」って言葉が裏側にくっついていると思うんです。
大人の恋愛をする為には、損得勘定で男性を見ないといけないと、気合いを入れて見るのではなくて、普段の会話の中で自然とやっている事なんです。
ハイステイタス・ハイスペックという言葉に「理想はねぇ~。」と少しでも食いつく気持ちがあるのなら、大人の恋愛の入り口に立っているという事ではないでしょうか。
実際、損得勘定だけで男性を見てお付き合いをする大人の恋愛ばかりではありません。
ハイステイタス・ハイスペックである男性に、あまり良いイメージを持っていない人もいると思いますので。
でも、そんな方でもこういう気持ちになる事はあるんじゃないでしょうか。
「綺麗な指輪、ペアリング?」「ううん。彼からの誕生日プレゼント。」「すっごくキラキラしてるね-。」「彼が頑張ってくれてブルガリで買ってくれたの。」「ブルガリ!?いーなー。」
こんな会話の最中、「私も彼から指輪をもらったけど、1万円もしないノーブランドの指輪。彼からの気持ちだから私はこれでいいの。」と思う事です。
#彼からのプレゼント#ノーブランド#友達はブルガリ#少しの強がり#プレゼントは気持ち#羨ましい
ハッシュタグにしたらこんな記載になる気持ちって、どこかで自分の彼と友達の彼を比べているのです。
この比較が強くなれば、大人の恋愛をする入り口に立つ損得勘定になっていくのだと思います。
大人の恋愛とは④「個人を尊重」
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