倦怠期がいつまでも続いてしまう時、そこには意外な原因があることもあります。
それは、お互いが「馴れ合いの関係」になっているようでいて、実は本音で話し合えていないというものです。
馴れ合いの関係ということは、お互いに言いたいことは言える関係なのではないかと思ってしまいますよね。
ですが、実は意外とそうでもないのです。
付き合い始めの頃には、さほど気にはなっていなかった彼氏の欠点。
例えば、ちょっとしたクセや、だらしない部分などがありますよね。
最初の頃は熱い気持ちがありますから、そんな欠点も「可愛い」なんて思えて、許せてしまうものです。
それが、馴れ合いになり倦怠期になってしまうと、いつまでも許してなんていられなくなります。
人前でオナラをするところ、食べ方が汚いところ、靴下を脱ぎ散らかすところ・・・
そんな、1つ1つを見てみると全然大したことのないクセやだらしなさが、とても目につくようになってしまうのです。
ですが、こういったことを注意するのって、馴れ合いの関係だからこそ、意外と難しくなってしまったりするものですよね。
「もう、ちょっと気を付けてくれない?」「そのクセ、許せないんですけど!」とハッキリ言えてしまえば良いのですが、それをグッと飲み込んでしまうからこそ、倦怠期がいつまでも終わらないのです。
そこで、思い切って彼氏に一歩踏み込んでみましょう。
彼氏に対して不満に感じていることは、ハッキリと口に出して言うようにするのです。
それでケンカになることもあるかもしれません。
ですが、ケンカというのもまた、2人にとって大きな出来事の1つであり、変化でもあります。
つまりこれも、いつまでも解消されない倦怠期をどうにかするために有効な手段でもあるのです。
「ケンカになってしまってもかまわない」というくらいの気持ちを持って、思い切り彼氏にぶつかってみましょう。
もちろん、言いっぱなしではなく、彼氏からの不満も受け止める覚悟をしなければなりません。
彼氏があなたに対して抱いている不満も、この際、しっかりぶちまけてもらいましょう。
お互いに不満なところがあることが分かれば、直そうという努力もできますし、黙って溜めこんでいる不満が無くなることで気持ちもスッキリします。
そんな風に言いたいことが言い合える関係になれば、長い付き合いになっても倦怠期がいつまでも起こることはなく、「お互いに心を許しあえる素敵な関係」を築いていくことができるはずです。
倦怠期には厳しい選択も大事
倦怠期がいつまでも続く場合、時には「厳しい選択」をすることも大切です。
明らかに倦怠期に入っていて、これがいつまでも解消されそうにないのを感じているのに、付き合い続けているカップルもいますよね。
その理由は、「嫌いじゃないから」「情があるから」「1人になりたくないから」といったところでしょう。
ですが、このような理由でダラダラと付き合い、いつ抜けられるか分からない倦怠期のストレス満載な関係を続けていくのは、得策とは言えません。
お互いに、なんとなく「恋人がいる」という安心感に包まれてしまうため、楽で関係を続けてしまう人もいます。
ただし、こうして楽しているうちは、本当の幸せを手に入れることができないと思っておいた方が良いでしょう。
ダラダラと、倦怠期がいつまでも続く状況で「ぬるま湯に浸るような関係」を続けている間に、素敵な恋のチャンスをどんどん逃がしてしまっているかもしれません。
恋人がいるということは、確かに安心感が持てることではありますが、同時に周囲に牽制をしているような状態でもあります。
そのため、倦怠期がいつまでも抜け出せそうにない「終わりが近い関係」でも、「彼氏持ち」というレッテルが貼られているために他の男性が近寄りにくくなっているのです。
いつまでも終わりそうに無い倦怠期が続く彼氏、どんな努力や工夫をしてもお互いの愛情が冷めてしまっている彼氏とは、未来を描くのは難しいかもしれません。
ある程度頑張ってみたところで、「努力しても報われない」と分かれば、その時点で諦めることも大切です。
いつまでも倦怠期の辛い関係を続けずに、彼氏との関係をスッキリ解消して、お互いに次の恋愛に向かってみましょう。
これは自分のためでもあり、彼氏のためでもあります。
「嫌いじゃない」「情がある」という想いがあればなおさら、そうして彼氏のためにも、別れという選択肢を選んでみるのも1つの方法でしょう。
ダラダラと馴れ合いの、深い愛情が持てない倦怠期をいつまでも続けるのは、お互いにとって浪費でしかないのです。
倦怠期はいつまでも続きます!
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