「金銭」というと夫婦間だけの問題であり、カップルには関係ないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、カップルでも金銭DVはあります。
金銭DVとは主に、DVをしている側がされている側の金銭を全て自分が管理して、相手にはかなり少ない額のお金のみで生活させます。
相手の給料日を把握していることはもちろんのこと、相手が自分に全ての給料を渡さなければ、言葉や暴力のDVも加えてきます。
恋人でも給料を全て自分で管理し、毎日恋人が何にお金を使ったのか、レシートを全て提出させる人もいます。
最低限以下のお金を生活費として渡す以外は、貯金だったりDVをしている側のお小遣いになってしまうことがあります。
「貯金してくれているなら、DVにはなっていないのでは?」と思いましたか?
貯金をするのは、あなたのためではなくDVをしている自分のためなんです。
そのため別れ話になった時は、それまで貯めていた相手の貯金を全て持っていってしまうなんてこともあるそうです。
また、DVをする人にとっては相手には自分が渡した必要最低限のお金でやりくりしてほしいので、友達や会社の付き合いも制限します。
「友達との飲み会があるからお金がほしい」と言ってもお金はくれません。
もちろん、飲みに行くこともさせません。
相手が隠れてバイトをしたり、何らかの形で収入を得ようとしても、すぐに見つけてしまい自分の懐に入れてしまいます。
夫婦であれ、カップルであれ自分が働いたお金はDVするの人のものではなく自分のものです。
どんな風に使おうが相手に「これはダメ」と言われる必要はありませんし、ましてや相手に自分の給料を全額渡すなんてことはしなくていいんですよ。
DVの種類③性行為
カップルや夫婦であれば、セックスをすることも多いと思いますが、セックスはお互いの気持ちを満たすものであり、片方の気持ちが満たされるだけではいけまけんよね。
性的なDVをする人は、自分勝手なセックスをします。
野外でセックスがしたくなれば相手が嫌がっていても野外でしますし、自分だけではなく複数人でセックスをするなんてこともあります。
また相手が嫌がっているのに、動画を撮って自分達や周りの人に見せてしまったりすることもあるそうです。
DVをしている人とは、気持ちいいセックスが出来ません。
それはセックスの仕方だけではありません。
カップルにとっては「避妊」も大切なことですよね。
妊娠を望んでいないのであれば、避妊をすることは絶対だと思いますが、DVする人は避妊を一切しません。
これは、相手に妊娠してほしいからというわけではありません。
妊娠はしてほしくないけど、自分が避妊具を使ってセックスをしたくないから避妊はしないんです。
相手がいくら「避妊具を付けてほしい」とお願いしても、DVする人は避妊具を付けません。
避妊は相手側がするべきだという気持ちなので、相手が避妊をちゃんとしなければ「どうしてちゃんと避妊をしないんだ」と怒鳴ったり暴力のDVをしてしまいます。
きちんと避妊をしていても、100%避妊が出来るわけではないということを理解していない人も多いので、避妊していたにも関わらず妊娠してしまった場合は、さらにDVが悪化してしまう危険性があります。
DVする人とは付き合わないで
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