結納金の基本的なことが分かってきたところで、「受け取った結納金はどう使えば良いの!?」というのも悩まされるところですよね。
基本的には「結婚の準備に」という意味合いが強い結納金ですので、もちろん、花嫁衣裳のレンタル代をはじめとした「結婚準備にかかるお金」に使うというのもアリでしょう。
ただし、注意しなければならないのは、「結納金は必ずしも、自分たちのものになるとは限らない」という点です。
家や地域によっては、結納金というのは、家から家に対して贈るものと考えるところもあります。
つまり、嫁となる女性その人に贈ったわけではなく、その女性の「家」に対して贈ったということになりますね。
そのような考え方がある家庭の場合は、「家のお金だから」ということになり、結婚の準備のお金としては使わせてもらえない可能性もあります。
家から家へ、という考え方が強い場合は、結納金を結婚の準備に使えるかどうかという点に関しては、あまり期待はしない方が良いかもしれませんね。
イマドキの結納金の使い方
もし「結納金は好きなように使っていいよ」と両親から言われた場合、どのような使い方をするべきか、悩んでしまうところですよね。
いくら「まとまったお金」であるとは言っても、大切な意味のある結納金は、パーッとムダ使いに使うのは控えたいところです。
一昔前なら、結婚する時の衣装を贈る風習であった結納金。
では、イマドキの事情なら、どのような使い道が良いのでしょうか?
結婚式にかかる費用に充てる
結婚式には、何十万円、何百万円という費用がかかったりしますね。
この費用を少しでも賄えたら、かなり助かりますよね。
結納金の使い道として、最も多いのは、そんな「結婚費用に充てる」という方法でしょう。
結納金を充てることで、来てくれる方々に食べていただく食事を、グレードアップできたりするかもしれませんね!
これは2人のためになる、とても素敵な使い方です。
結婚記念品の購入
結納金を使うなら、「どうせなら形に残るものを買いたい」と考える方も少なくありません。
そこで、結納金を使って、2人にとって一生ものの思い出の品となる「結婚記念品」を購入するという方もいます。
例えば、ペアのアクセサリーでも良いですし、高級な置き物などでも良いですね。
ただし、結婚記念品を購入する際に気を付けたいのは、「流行り廃りのないものを選ぶこと」です。
記念品ですから、年老いてからもずっと、大切な思い出の品として持っておきたいものですよね。
そんな結婚記念品は、トレンドに左右されず、年齢にも関係なく楽しめるものを厳選しましょう。
新生活の準備
結婚すると、お金がかかるのは「結婚式」だけではありません。
2人で始める新生活のために、新居を用意したり、新居で使う家具や家電を用意したり・・・
とにかく、いろいろなコストがかかってきます。
「結婚記念品なんて買ってる場合じゃない!」という状況になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんな場合には、現実的に結納金を「新生活の準備のためのお金」にするのもアリですね。
まとまったお金で、長く愛用できる家具や家電を揃えてしまいましょう!
ハネムーンの費用
結婚したものの、「あまり予算がかけられないから・・・」とハネムーンを諦めてしまう方も少なくありません。
「いつかお金を貯めて行こう」なんて思っていても、子供ができたり、年齢と共に行動力が低下したりして、結局、それらしい旅行ができなくなってしまうこともあるのです。
それなら、結納金をハネムーンの費用に充てて、せっかくなのでこの機会に、素敵な旅行を楽しんでしまいましょう!
「コストがかけられないから」と近場の国内旅行を予定していた方でも、結納金が充てられるなら、ハワイなど海外でのハネムーンに格上げできるかもしれませんね。
将来のために貯金
結納金の使い方が分からないなら、無理に使おうとする必要はありません。
とりあえず使う必要が無いなら、2人のこれからのために、貯金しておくというのも賢い方法です。
いつか子供を授かれば、子育てには想像以上にお金がかかります。
大学に行くのが当たり前のようになっている時代ですから、子供が成人するまでには、1,000万円以上ものお金がかかるという話もあるのです。
お金はいくらあっても、困るものではありませんね。
そんな子供のために、結納金のお金を少しでも置いておこうという考え方も素敵ですね。
特に、すでにお腹に赤ちゃんがいる授かり婚の場合は、ハネムーンに行くのも厳しい場合もありますよね。
そのような場合は、無理に結納金を使おうとせずに、「お腹にいる赤ちゃんのために」と貯金してあげるのがおすすめです。
結納金の考え方は地域と時代に左右される!
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