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運命の人は本当にいるのか?彼と悪魔女子と運命が回るその瞬間

運命の人は本当にいるのか?彼と悪魔女子と運命が回るその瞬間

恋活
海と太陽
海と太陽
2017.05.10

この運命、そう、この縁を信じよう。

彼女は、彼に、メールしました。

もちろん、彼は、すぐに返信。

「スカイタワーもきれいだね」

「うん、ここから見るとね」

彼からの返信で食事に行ったふたり。

お互い和食好きということで、魚料理がおいしいお店に彼が予約。

美味しい物をいっしょに「おいしい」って感じられる。

これって、すごい縁じゃない!運命じゃない。

もう、彼女は舞い上がりっぱなし。

彼も、まんざらでもない様子で、日本酒を飲んでいる。

「好きな食べ物が一緒の女性っていいよね」

「あっ、私もそう思ってた」

胃袋は掴むものではなく、ひょっとして同じタイプの胃袋の人が運命の相手かも!?

ここで彼女が提案したのは、会社のBBQに彼を招待すること。

もちろん、彼は快諾。

あぁ、もうゼッタイ!この再会は運命だわー。

彼女は、もうトロトロです。

縁切り女、登場。

女性 

さぁ、待ちに待ったBBQです。

彼女は、この縁をカタチにしようと朝から気合いいっぱいです。

お気に入りのデニムは彼女の脚を引き立ててくれるし、白のオフショルダーのセーターも色っぽい。

ところが、会場に表れたのは、彼と悪魔女子。

「今日は、ありがとう。部下っていうか、後輩も連れて来たよ」

「すみませーん!無理やり来ちゃいました」

「あっ、どうぞ、楽しんでいってくださいね」

なんじゃ、この展開は!

この前の食事でいい感じと思っていたのは私だけなのか。

そうです!

彼は運命なんて何も感じていません。

男はもっとシビアな世界で生きているからです。

特に、彼のように成功をするために努力を重ねてきた男はなおさら。

彼は幼稚園のころ、泣き虫で小学生に入っても目立たない存在。

そんな彼を今の彼に変えたのは、他でもない彼自身。

日々の努力から身に着けたものなのです。

だから運命よりも自分の努力を信じます。

そんな彼が付き合っているのは連れてきた後輩、悪魔女子。

そうじゃないと、BBQに連れてきません。

でも、悪魔女子に運命を感じているわけでもありません。

彼が悪魔女子と付き合うきっかけは、言うまでもなく悪魔女子の猛アタック。

悪魔女子は、いつも彼の言うことをうんうん頷くYES!マン。

「これ、おいしいね」

「うん、おいしい!わたしも好き」

「この服、いいと思わない?」

「うん、すごくいい!思う思う」

なんでもかんでも肯定ちゃん女子なのです。

そうすると、彼は思うのです。

俺たち気が合う!

人は誰かに肯定されると疲れません。

むしろ、気持ちがとても安定するものです。

その安定を運命と思うのも、これまた運命。

どうやら彼は、悪魔女子ちゃんが引いた運命のレールに乗ってしまっているようです。

一発逆転になるか!?

雲の隙間の陽射し

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