その後、Tさんは月に最低でも3回、多いときは土日合わせて6回はお見合いをされました。
年収が800万を超えイケメンの男性ですから、お見合いの申し込みがあって断る女性はいませんでした。
女性からのお申し込みも多数ありましたので、とにかくたくさんの女性とお話をされました。
しかし、なかなか同じ価値観を持つ女性には巡り合えなく、私がお断りすることに苦痛を感じるほどお断りが続きました。
年内8か月の間に33回のお見合いをされTさんも疲れ、しばらくお休みをして来年の春以降に再開すると、話がまとまったその日に女性からのお申し込みがありました。
『では、これを最後にお休みします』と受諾した女性が、バツイチの同い年の女性でした。
彼女が別れた理由は夫のギャンブルによる借金と家庭内暴力でした。
初めてお目にかかった彼女の印象は、Tさんと同じ笑顔を持つ人絶対うまくいく!
その日Tさんから、興奮して電話がありました。
『彼女も幸せになるために別れを選んだそうです。子供もいらない。趣味の部分でも話が合いましたし、結婚に対する考えが一緒でした。とにかくお付き合いを希望しますのでお願いします』
それからとんとん拍子に話が進み、2月に婚約し、3月に入籍しました。
現在も、ご夫婦仲良く買い物に行き二人で料理をし、お喋りを楽しみ、幸せを満喫していらっしゃいます。
頑張った分だけ幸せになれる
結婚において、幸せとは何でしょう。
友人にも苦しい別れを経験した方が何名もいますが、男性たちは【別れる決心をするまでの経緯】で共通していたのが、
①奥さんが母親になってしまい、夫婦の会話が極端に少なくなる。
②一緒に食事をしなくなり、そのうち一人の食事が平気になる。
③無視されるようになる
聞いているだけで、いたたまれなくなります。
さすがにそこまでされて結婚している意味がないと思い別れたそうですが、それに懲りてしまって、【女性は皆そうだ!】と不信感を持ち、再婚もせずにいる友人もおります。
しかし、別れてみて【夫婦にとって会話が楽しめることが大切だ】と気付いたのなら、失敗を恐れるより幸せを手に入れる努力をした方がいいと思います。
Tさんのように、【別れは幸せになるため】と考えたくさんの面倒を丁寧に超えていくと、本当に幸せは待っていてくれると思います。
女性にとっても、夫婦でお喋りを楽しめたら幸せですよね。
これだけ家事に協力的な男性が増えてきますと、【結婚すると女性ばかり大変になる】と言い難いです。
結婚したからには一生添い遂げられるよう、夫婦は他人と割り切り、毎日のちょっとした気遣いと、楽しくしたいと願い努力を惜しまない姿勢が、結婚生活に幸せを約束してくれるのではないでしょうか。
別れは慢心と油断にもれなく付いてきますよ!
婚活されている皆様に結婚される際の参考にしていただければ、バツイチで寂しい思いをしている男性たちの苦い経験も生かされ、少しは報われることでしょう。
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