私なりの現代版安全欲求に当てはまる事柄とはつまり、現代社会で取り上げられる問題そのものです。
今の社会や将来に対して不安を抱いている社会人が、多くいるという記事もよく目にします。
まずはお金がないとか残業が多くて疲れているとか、そういう問題を一つずつ解決していかないと、自分の心が本当に求めている欲求と、自分が思っている欲求が食い違ってくるわけです。
たとえば安全欲求が満たされていないのに、満たされていない理由は恋人がいないからかしら、と思って付き合ってみたとしたら、その満たされない何かの理由がわからないまま、恋人がいても欲求不満という状態に陥ってしまうことは目に見えていますよね。
そうなれば結局恋人を作っても、状況は変わらないままです。
先述したとおり、恋人と付き合い続けることにはある程度のパワーが必要ですから、満たされないままそこにパワーを割く余力もなくなってしまうかもしれません。
恋人と喧嘩したり、別れたりを繰り返すことでさらにエネルギーを消費し、恋愛を遠ざけることにもなりかねませんから、まずは自分の欲求ステージを把握することが大事だというわけです。
欲求ステージを把握したら行動してみる
自分の欲求段階が安全欲求にはないとわかったのなら、次は行動してその結果、自分の心がどう傾いたかを測定するだけです。
私の知り合いのように、金曜日の夜はだいたい合コンという女性もいますが、多くの方はそれほどアグレッシブにはなれないはず。
効率よく自分の心の反応を観測したいのであれば、SNS経由の出会いでもかまわないでしょう。
もしくは身近にいる男性(男友達でも可能)と一緒にいる時間を増やして、恋人がいたらどんなふうに自分は過ごすのだろうかということを、シミュレーションしてみると良いと思います。
ただし、このシミュレーションをしすぎると、結局は自分の理想でしかないわけで、現実の恋人はもっと融通がきかなかったり、あなたを怒らせたりするかもしれません。
期待値を上げすぎないためにもほどほどに。
また、できれば先述した男友達と一緒にいる時間を、長く取ってみるのをおすすめします。
理由は二つ。
一つ目は男性らしい振る舞いや男女のすれ違いに慣れ、許容の仕方を覚えることが出来ること。
二つ目は、所属欲求や承認欲求が「恋愛」以外のものでも満たされるのかどうかを確認できること。
同性の友達ではだめな理由は、同性の友達で満たせる承認欲求や所属欲求は、すでに満たされている可能性が高いから。
いわゆるいつもの友だち、では彼女たちに承認されている自分がいるわけなので、これでは確かめることはできません。
同様の理由で、いつも一緒にいる男友達でもNGです。
新しい男友達を作るのもいいのですが、彼らから承認欲求や所属欲求を満たしてもらえたと感じるまでは、少し時間がかかるので、それも並行して進めつつ、という認識でいたほうが良いかもしれません。
行動の結果、本当に恋人を求めるのなら
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