子供のころに、植え付けれたトラウマを抱えているドM女ちゃん。
でも、もう、人に振り回される人生とは卒業です。
それは簡単です。
自分がイヤなことを無理に引き受けない。
それさえできれば、ドM女ちゃんからおさらばできるのです。
嫌われる勇気という本が、ベストセラーになりました。
まさにドM女ちゃんに必要なのは、NO!と言える勇気。
嫌われても、イヤなことはしない!そう決めることです。
愚痴ばかりの人生にしないために。
ある女性がいました。
四年の遠距離恋愛の末、結婚しました。
しかし、彼女を待っていたのは、愚痴ばかりの結婚生活でした。
それはなぜかと言えば、四年の遠距離恋愛の間、ずっと彼女は待つ女でした。
彼氏のスケジュールに完全に従っていました。
彼氏は5時間運転し、彼女に会いに行きます。
だけど、仕事が終わらぬ時は彼女は待ちぼうけ。
来ると約束した日に、なかなか現れない彼氏を、明け方まで寝ずに待つこともしばしば。
最初の頃は、そんなドM女ちゃんの姿に感動していた彼氏も、やがてその状況に慣れてきます。
となると、約束をしていても友達から飲みに誘われれば、そちらを優先します。
そう、彼女はどうせ俺を待つ人生なのだから。
事実、彼女はゴールデンウィーク中、三日間連続で一歩も家からでることなく、窓から外を眺め彼氏が来るのを待っていたそうです。
こうなると、もう、彼女はヤバい女です。
「あんた、大丈夫?」
と、声を掛けたくなります。
ですが、彼女は自分がしていることは、彼氏への優しさと思い込んでいます。
すると彼の中で、いつでも俺に従ってくれる女。
というポジションに位置付けられます。
そうドM女ちゃんに、なってしまったのです。
そして、彼氏の身勝手さは、結婚してからも続きます。
なにもかも、彼に束縛されてしまう生活がはじまったのです。
主導権を彼が握った生活は、彼女にとって楽しいものではありません。
夜中に連れて帰ってくる、酔っ払いの同僚。
自分の所有物として捉えているから、ドM女ちゃんを外出させない。
子供達の教育もドM女ちゃんまかせ。
すべてが彼のご都合です。
ドM女ちゃんに、問いました。
「なぜ、彼と結婚したの?」
彼女は、答えました。
「かわいそうだから」
かわいそうな人、そんな理由で結婚してしまった彼女。
一体、彼の何がかわいそうだったんでしょう。
しかし、彼女は、ある日、気づいてしまいます。
かわいそうなのは、自分だと。
いつのまにか、自分の意思を折り曲げて彼に委ねることに甘んじてしまった自分だと。
受け身でいることはラクだから。
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