「女性らしさ」という言葉ですが、社会進出を果たしているできる女の皆様からすると、差別的な印象を受けるんじゃないでしょうか?
「女性らしさって何?」
「抽象的に区別するな」
「そんなものは男の幻想」
そんな言葉が聞こえるようです。
でも実際、男性は女性に「女性らしさ」を求めていて、できる女にはそれが欠けている、備わっていないと考える傾向が強く、それもまたできる女が避けられる要因になっていることが否定できません。
しかしどうして、男性はそんなにも女性らしさを求めようとするんでしょうか?
それは、男性の独占欲もさながら、女性からの「やすらぎ」や「癒し」を得たいという側面も少なからずあるようで、それが男性の言う女性らしさのひとつになるようなんです。
そして男性の思うそういった女性というのは、一見清楚な感じで、物腰柔らかで、優しさが見受けられる女性...これが理想型になるんじゃないでしょうか?
でも、どうしてもできる女というのは仕事もバリバリで男勝りな感じがあり、上記の理想からはほど遠く男性はそんなできる女に女性らしさを見い出せません。
なので「そういう女性」は眼中になくあくまで同僚、仲間的な意識しかなく、決して異性として見ないことも多いようです。
できる女からすれば、男性の思う女性の理想像なんて幻想の域を出ていないと思うかもしれませんけど、現にできる女の周囲にできる女を異性として見る男性はとても少ないと思います。
女性が何を言おうがそれが現実で、できる女にはそれがない、だから異性として見ない、認めたくなくてもそれが男性の答えだと一応は認識しておきましょう。
ただ、ごく少数できる女と言われている人でも、とても女性らしい方もいます。
お気付きになられている方もいると思いますけど、そんな女性の場合はすでに伴侶がいたり彼氏がいたり、仕事も恋愛も両立した「スーパー」なできる女だと言えるでしょう。
まだまだできる女「なだけ」であるなら、男性が近寄らないことに対して腹を立てるんじゃなくて、そんな女性を目指してみては如何でしょうか?
男と女ではそもそも役割が違う
まさに男性視点の「そうじゃない感」となりますけど、男性はそもそも女性に仕事なんか求めていないことが多く、できる女たちの根底から否定することが少なくないようです。
と言うのも、男性の勝手な想像ですが、男性の考えとして女性という性別は仕事をする生き物じゃないんです。
だから仕事ができる女なんて理解不能で、そういった女性たちの陰で苦笑いを浮かべているだけならまだしも、「空気読んで」とすら思っていることもあると考えられます。
この考え、男と女の役割というのを自分なりに明確にしている男性にありがちで、「男は仕事、女は家庭」というステレオタイプ的な考えが強いようです。
女性からしたら失礼な話ですが、実のところこの手の考えを持つ男性が決して少なくないことは、できる女であればもうある程度お分かりいただいているかと思います。
そう思いますよね?社会の上層部にはまだまだ男性の割合が圧倒的ですし、それらの連中は基本的に初老以上の年齢なのもあって、まず間違いなくステレオタイプがほとんどです。
なので、女性の社会進出がいくらめまぐるしい昨今においても、今ひとつ重要なポストに就けない、待遇が男性より悪いなど、これらのことから男性にステレオタイプが多いのは明白なんです。
ただ、「役割が違う」なんて差別用語と捉えても差し支えはありませんけど、実際問題できる女たちがそんな扱いを受けたり、男性からそう思われて避けられてしまうのは紛れもない事実であり、現代においても状況として決して少なくはないんです。
そんな社会そのものにステレオタイプな男性が多い状況で、できる女たちの勤める職場にだけそんな輩がいないなんて、そう考える方が不自然ですよね?
でも男なんてどうでもいい、社会に骨を埋める覚悟がある女性なら、もはやここで何も言うことはありませんし、その姿が女性の待遇の悪さを改善する一手になるかもしれません。
しかし、そうじゃない女性はもしかするとこの辺りで潮時なのかもしれません。
いくら一人で頑張っても社会そのものは変えられませんし、周囲からそんな扱いを受けたままできる女を演じ抜くのは、あまりに過酷なんじゃないでしょうか?
だからもうそろそろ、女性らしさや家庭的な感じを身に付けて、落ち着くべきところに落ち着くのも選択のひとつだと思います。
男の領域を汚すという認識
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