良縁という言葉はとても魅力的な言葉ですが、「良縁と思わせる」危険な良縁もあります。
婚活中につい飛びつきやすい、危険な良縁について、いくつか紹介させて頂きます。
１、「依存型良縁」：自分が持っていない、ほしかったものを手にいれる、なりたかった存在になれる良縁、つまり依存型良縁は危険なことがあります。
わかりやすい例としては、お金持ちと結婚したい、社会的地位のある人と結婚したいと思い、そういった人と出会える縁談。
つまり、自分の力だけでは手に入らないものを、すぐに手にいれる、自分の夢をすぐに叶えてもらえる縁談ですね。
こんなご縁と婚活中に出会うと、すぐに「良縁」だと思いますし、思い込もうとします。
それも一つの大切な良縁の条件です。
全く悪いことではありません。
しかし、その理想的な条件を除いても、その人個人が魅力的と思えているかを、忘れないでください。
そして、本来なら自分で得なければならないことを得るために結婚するのであれば、手に入れた先のことも考えて、それ相応の対価を相手にも与えてあげることを忘れないでください。
自分がほしいものだけをもらうための良縁は、長い目では良縁とはいえませんよ。
お互いにって、良縁となる「相互型良縁」に出会うことを目指しましょう。
２、「洗脳型良縁」：自分が本来望んでいるのではなく、親や親戚により理想的な条件と思わされている、洗脳型良縁には気をつけてください。
誰にとって、どういったことが良縁かを自分に問うて、その条件を整理しておくことが大切です。
具体的には、自分にとっての良縁がどういったことかを、しっかり認識できているでしょうか。
よくあるのが、親から「良縁」の洗脳を受けている人達です。
最初にも述べたように、婚活中はとても疲れてしまう時でもあります。
親や親戚、友達などからいろいろ言われて、何が自分にとって大切なことかわからなくなってしまうこともあります。
そんな時は、理想的な結婚について、とても洗脳されやすい時期なので気をつけましょう。
特に、親はどうしても、子供を守りたいということからリスクが少ないことを望み、金銭的に、地位的に、高いことを良い縁としてしまいます。
それは確かに親の愛であり、確かに一般的に幸せな結婚と言われることです。
また、子供も親を喜ばせてあげたいと思うことから、親が望む結婚をしてあげたいと思う傾向もあります。
確かにそれで心から納得しているのであれば、全く問題ないですが、自分が望んでいない過剰なことを背負わされていないか、それが幸せだと思い込まされていないかを考えてくださいね。
大切なのは、「私的良縁」です。
その意味は、あくまでも自分にとって良縁であることです。
３、「直近型良縁」：直近の課題から逃れるため、直近の願望を満たしてくれるための縁談、つまり直近型良縁には気をつけてください。
目先の幸せだけをもってして、良縁としていませんか。
婚活中の辛い時期は、つい目の前のことから逃げたくなったり、冷静になれなかったりもしますよね。
とにかく、今すぐ結婚してくれるならそれでいい、今すぐ仕事を辞められるならそれでいい、周囲の「結婚しろ」という圧力から逃れられるならいい、といった目前の煩わしさから逃れさせてくれる出会いを良縁と思っていないでしょうか。
それよりも「永続型良縁」に出会うことを目指しましょう。
末長く良い縁談と思えることが、とても大切です。
良縁を呼び寄せるため
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