避妊は女性任せ？！男の人は避妊についてどう考えてるの？

男性も避妊に対する知識が全くないというわけではありません。

望まない妊娠をして困ってしまうのは男性も同じですし、性行為をする以上はある程度の避妊の知識は持っているわけですね。

しかし男性の考える避妊の知識とは、あくまでも性行為をするときはコンドームを使用するという知識だけ。

尚且つどのようにコンドームを使えば妊娠を防げるのか、コンドームの正しい使い方をしっかりと理解している男性というのも多くはありません。

実際にコンドームの間違った使い方によって妊娠してしまうケースというのは少なくなく、正しい使い方をしなければ避妊方法にはならないのがコンドームです。

つまり、男性の避妊に対する考えは甘いことが多いにも関わらず、コンドームを使用するのは男性自身ということが、望まない妊娠を増やしてしまう原因になっているわけですね。

とくに男性は性行為をしても、射精時にコンドームを使用していれば問題ないと考えたり、コンドームをしなくても膣外射精ならば妊娠をしないという考えでいる人は多いです。

こういった間違った知識であっても、「避妊をしているつもり」になっている男性はたくさんいるんですね。

女性がそれは避妊にはならないという知識を持っていることと、間違った方法の場合は性行為を拒否することができなければ、大変危険だということです。

ピルに対して悪いイメージを抱いている男性も多い

避妊方法としてコンドームを考える男性が大半ですが、コンドームよりもより確実に避妊を行うためには女性が低用量ピルを服用することが望ましいと言われています。

男性もピルの存在を知っている人は多いですが、ピルそのものに対しては悪いイメージを抱いている人が多いのも事実なんですね。

たとえば低用量ピルは風俗店で働く女性などが服用するケースも多いですが、そういった情報などから、ピルを服用するのは「性行為のため」という考えである男性が多いです。

実際にはピルには避妊以外の効果も得られるため、元々ピルを服用している女性もたくさんいますよね。

しかし男性は、ピルはコンドームを着けずに性行為をするために飲む薬という考えを抱いている人も多く、避妊のためにわざわざピルを飲むなんて…と批判的な考えをすることもあるのです。

こういった男性の知識の無さや悪いイメージによって、より避妊率の高い避妊方法をすることができないというのは、残念なことです。

避妊方法はコンドームのみという考えの男性に、ピルの良さを理解してもらうことができるようになれば、望まない妊娠はもっと避けることができるわけですね。

コンドームはどうしても男性主体の避妊方法になってしまいますが、ピルならば女性主体の避妊方法なので、避妊に対する意識が強い女性が服用することで、より避妊率も高まるというのが事実です。

しっかりと避妊をするために大切なこと

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