愛らしさと働きぶりだけでは、命を守ることはできません。
もっと本能的な、瞬発性、直観、無償の愛情が必要です。
産前に、いかに美容に凝っていて、ファッションが好きでも、産後は変化せざるを得ません。
身体が変化し、生活が激変しますので。
これは仕方がないのです。
命を守る仕事が増えるので、当たり前です。
その変化に柔軟に対応できる能力、これがこのステージでの女子力です。
母になってもネイルして、流行りの服を着ている。
これもひとつの女子力ですが、その能力だけでは命は守れません。
女性が女性でしか、達することができない最たるものが出産です。
女子力噴水!放出大警報です!
お腹やおっぱいがみるみる大きくなって、着られる服は限定されます。
つわり中はシャンプーの香りも気持ち悪くて、長い髪にしたくても、短く切って、シャワーの時間を短縮したい。
なんならメイク道具の香りも嫌で、すっぴんかもしれません。
身体の重心が変化して、ガニ股になります。
自分が理想とする女性像とは、かけ離れていきます。
女子力ないですか??
いえいえ、この大仕事、女性にしかできないことですよね!
女子力最強じゃないですか???
妊婦さんって美しいのです。
ホルモンのせいなのかな?
愛情があふれだすからなのかな。
なので、このステージでは女子力を自ら高めようとしなくっても、勝手にうなぎのぼりです。
母というステージを大いに楽しんでください。
最強女子力とは
ここまでの話だと、つまるところの最強女子力は、「出産」となってきます。
放出大警報ですから!
こんな高度な能力が身体にデフォルトとして備わっているなんて……。
あーーーー
女に生まれて良かった!!!!!
ですが、子どもを産まない選択肢が増える中、そういった女性が女子力ない?
ということにはもちろんなりません。
子どもがいない女性にも「女子力高―――――」っという人たちは山のようにいます。
それに、出産というステージの女子力にたどり着くまでに、積み上げる女子力の多さったら果てしないのです。
“世間の求める女子”を目指して最強女子にはなったとしても、それが最強な自分となるかはわかりません。
つまり女子力なんて
女子力というのは結局、その各ステージで、女性であることを前向きに駆使して、対応する力というだけのものなのです。
だってあなたは「女子」というだけでなく、例えば「足が速い」「背が高い」「字がキレイ」など、性別を超えた魅力がきっとたくさんあります。
だから、そのステージで求められていることを察知し、自分がもっているどの魅力を駆使するのか。
女子力なんて、その中のひとつでしかないのですよ。
あなたは、あなたの魅力をたくさん見つけて力にしてくださいね!
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