DVする人と言うのは暴力や言葉で支配してきますが、あるきっかけで立場が逆転することがあります。
例えば、DVに耐えかねた彼女がDV彼氏に対してDVの仕返しをしたといった場合です。
DVする側はやり返されるなんて思っていないため、まず驚きます。
そしてDVする側のメンタルと言うのはされる側と同じくらい脆いので、その一回の反撃で折れたりもするのです。
つまり、DVする側される側を逆転させるためには反撃する必要があり、反撃できるんだという事を見せつける必要があるのです。
ただし、これには注意点があります。
反撃した時に、もっと暴力が増える場合があることを知っておく必要があります。
反撃を受けても、痛くても動ける範囲であればもっと強い暴力でやり返されることもあるのです。
男性から女性にするDVであった場合、力の差が歴然であるため、ちょっと反撃しただけでは暴力が増えるだけでしょう。
衝動的な反撃は、ほとんど無意味だと思っていいでしょうね。
衝動的にやり返して逆転した例もあるようですが、そうでない例も多いです。
逆転させるためには冷静に対応しなければならないため、もしも彼とは別れたくないけど逆転させたい、そう思うのならば彼が反撃できない環境を作るしかありません。
男性が女性に受けるDVであった場合、反撃すると反撃した暴力だけDV認定されることもあって、これもまた根深い問題ですね。
逆転させてまで、この関係を続けるのは本当に自分の幸せなのかをよく考える必要がありそうです。
色々な問題があって別れられない、そういった自分では解決できない事情も中にはあるでしょうから、簡単には言ってはいけないことかもしれません。
でもやっぱり、DVをされたらさっさと離れる、これが大切です。
「でも」や「だって」を封印したら、DVをする人の傍に居るための言い訳なんて出てこなくなりますよ。
確かに、依存していた人が突然いなくなってしまうのは苦しいことかもしれません。
けれどもDVに愛はありませんし、する方もされる方も、言ってしまえばお互いを利用しているだけの関係なんです。
寂しい関係は、時間が経つにつれもっと虚しく悲しくなるものですから、逃げられるならすぐにでも逃げる方が、自分のためでもあります。
DVは逆転することもあるけど、さっさと離れるのが一番賢い
自分を認められない2人が出会って認め合い、高めあっていく、これなら良いと思うんですけど、DVにもつれ込んで泥沼のような傷の舐めあい劇が始まるのはどうかと思います。
相手がいないと自分に価値はない、そんな2人はシチュエーションなどを変えたら恋愛漫画のようになるのに、どうして暴力に走るのでしょうね。
DVをする人の中には、DVをすることでもっと自分を嫌いになってしまう人もいるみたいなので、それこそ悪循環ですね。
別れたくなくても別れる、別れないの決断は置いておいて、2人のためにも離れてみるのが一番かと思いますよ。
参考になれば幸いです。
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