「自分」を強く持っている
あっさり、さっぱりという、あたかも「強さ」という要素からかけ離れているかに見える淡泊という性格は、実は自分を確かに持っている、自分という個を強く持っている現れと言えます。
何故なら、まず例えから入りますけど、その淡泊な男性に対して誰かが関わった際、当然その男性は「あっさり」した反応だったり、そこは自分のスタンスのままで関わるはずです。
それどころか、誰かしら喜怒哀楽をぶつけたところで、その男性は淡泊な反応であることが多く、どちらにせよ緩急のある返しは期待出来ないかと思います。
そんな、自分を取り巻く環境の影響もなんのその、外的要因で自分のスタンスを崩さないのは、何より自分という個を貫き通している、自分を強く持っていることになると言えるんです。
あなたの気になる男性、そんな自分を強く持っているような兆候があったり、それが伺えるような言動はありませんか？
例えば、一見優しげな口調なものの意見の本筋は誰に何を言われても変えないとか、あくまで自分のペースで物事を進めようとするとか、何となく「自分を崩さない人だなあ」という感想が出るはずです。
それと、人に後ろ指を差されても何も気にしていないとか、他人からの評価が自分の耳に入っても一切無視とか、何をどうやっても自分を変えるようなことはしないんじゃないでしょうか？
当人はのらりくらりとしていることが多いため一見気付きませんけど、よくよく考えると信じられない性格、かなり強烈な個性ですので、観察し直してみると分かるはずです。
ですがここまでで、一切周囲のペースに惑わされず、あくまで自分のペースで生きようとする淡泊な男性を、とても魅力に感じてしまう女性もいると思います。
でもこれ、一切自分のペースを崩さないんですから、付き合ったとしても自分のペースを崩さない...要は、付き合ってしまった人が振り回されてしまうことなると言えますよね？
やはり苦労は耐えないことが考えられ、付き合うにしてもよくよく考えた方が後に後悔しないと思いますので、思い立ったが凶日にならないようにしっかりと思慮しましょう。
決して感情的にならない
淡泊な男性の代表的とも言える特徴で、誰が何をけしかけたところで決して感情的にならないことが多く、喜怒哀楽という感情が欠けているんじゃないかという錯覚に陥ってしまいます。
喧嘩をしてしまったとしても、傍から見たら「相手（淡泊な男性じゃない方）が一方的に罵っている」風にしか見えず、しかも当人は表情も変えずに気にしていない様子となるでしょう。
でもここまでなら、淡泊じゃなくて単に空気の読めないタイプとか、自分を悪いと思っていない人ならよくある反応で、淡泊な男性だけの特徴とは言えません。
淡泊な男性というのは、実は「相手が100%悪い出来事」でも感情的にならないことが多いみたいなんです。
例を挙げると、暴力表現で申し訳ありませんけど、謂われのない罪で誰かから殴られてしまった...でもその後に冤罪だと分かり、殴った相手からの謝罪で万事解決という出来事があったとします。
でも相手からの謝罪はなく、それどころから「疑われる方が悪い」と吐き捨てられた...なんてことがあったら、もう激怒を通り越して訴訟問題にまで発展するのが当然だと言えます。
でも淡泊な性格だと、そんな出来事ですら「どうでもいい」、「別にいいんじゃない？」という反応を示すことがあって、それを目の当たりにしてしまったらとても驚くかと思います。
ちょっと極端な例ですけど、淡泊も度が過ぎるとここまで来てしまうことも少なくないみたいで、感情をどこかに忘れてしまったんじゃないかと思ってしまうくらいになるでしょう。
前述の出来事は極端ですけど、極端じゃないよくある「相手が100%悪い出来事」でも、淡泊な男性は似たような反応をすることが多いので、一目瞭然だと思います。
にしても、例のような度が過ぎる男性だと、菩薩のような人物なんじゃないかと解釈されかねません。
まさに「罪を憎んで人を憎まず」かのように見えて、これもある意味魅力に感じる女性もいるんじゃないでしょうか？
ですがこの場合、出来事への対応がめんどくさかったり、波風立たないようにしたいだけであることがほとんどですので、魅力と言うには少し語弊があるんじゃないかと思います。
むしろ立ち上がるべき時に立ち上がらない、感情的になるべき時に感情的にならない男性なんて、いざ事が起きた時に彼女を守ってくれることを期待出来ません。
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