これはますかけ線「ではない」?
なお、ますかけ線であってますかけ線に非ずという、似たような手相も存在するようです。
これまでの内容ですと、要は知能線と感情線が一緒くたになっていればいいという解釈になりますけど、見た目で紛らわしかったりすることもあるようなんです。
ではその、ますかけ線に似たような手相ですが...まず一つ目は、知能線と感情線の間にある、「枝線」と呼ばれている手相が、知能線と感情線と繋がっている場合です。
ちょっと言葉だけでは分かりにくいかもですけど、要は知能線と感情線を含んだ線が「真っ直ぐ」なのがますかけ線なのに対して、これは線を辿るとジグザグになるので分かると思います。
次に感情線が特殊な形状をしていて、知能線と繋がっているように見えるケースです。
通常感情線は、人差し指と中指の間を突き抜けるように走っていますが、それが半ばで途切れていると知能線と繋がってみえるようなんです。
よくよく見ると、知能線と感情線が繋がっていないことが分かるので、じっくりと観察をしてみて本当に繋がっているかを見てみましょう。
最後に、単純に知能線がとても長くて手のひらを横切ってしまっているケースです。
通常知能線は、真正面から見て親指と人差し指の間から走り、手首の方向へ下っています。
それが手首の方向へ下らず、真っ直ぐに走って手のひらの端にまで至ると、一見ますかけ線のように見えてしまうんです。
これに関しても、感情線との関わりが全くないことから分かりやすいので、感情線の位置を確認したらすぐに間違いだと気付くでしょう。
このように、いくらますかけ線を熱望したところでそれは確率なんですから、ないものはないと諦めましょう。
ますかけ線のマメ知識
ますかけ線が「天下取りの手相」であり、歴史上の有名な人物がそれを備えていたのは前述のとおりです。
と言うことは、歴史に名を残す力を秘めている人物でなければ、絶対にますかけ線は現れないのかというと、実のところそうでもないんです。
ますかけ線があったとしても、何もせずに人生を終える方の方が多いですし、あくまでますかけ線とは「大成するための適正な場所」が与えられなければ、それを成し遂げるのは難しいと言えるんです。
その事から必ず努力は必要になりますし、歴史上の有名な人物だって数々の努力を経て、そのような歴史に名を残した訳で、何もせず大成しようだなんておこがましいんです。
なので、幸運にもますかけ線を手にした方は、ますかけ線があるという事実にあぐらを欠かず、努力をして大成を果たすと心掛けるようにしましょう。
ますかけ線だけに満足していては、周囲の「普通の人」にどんどん追い抜かれて、晩生に何も出来なかった自分を悔いることになるかもしれませんよ?
それと、ますかけ線が現れる確率は先にあるとおりで、もはやあるだけで幸運だと記述しました。
でもそのますかけ線が、「当たり前のように」現れる方がいるのをご存じですか?
何も小細工はなしで、出生前からある程度「この子はますかけ線があるかも」と、容易に想像出来る人がいるのをご存じですか?
それは、ダウン症児です。
ちょっとデリケートな話で、今回の内容に含めてもいいのか悩むところですけど、ますかけ線をテーマとしていることから、ここは外せないと考えました。
実はダウン症児は、その半数がますかけ線を持っていると言われています。
これは、天下取り云々じゃなく「ダウン症児の身体的特徴」のひとつで、子どものほとんどがますかけ線を身に付けて、この世に誕生するようなんです。
これをどう捉えるかはあなた次第ですけど、もしかするとこれらの子どもたちはダウン症児の身体的特徴とかじゃなくって、手相を信じるのなら本当に天下取りの力を秘めているのかもしれません。
何故なら、まず過去ダウン症の方で名を残された方って、絵描きだったり書道家だったりミュージシャンだったり...これらの職業って、共通点があると思うんです。
これらの職業はとても集中力が必要ですし、発想とかアイデアとか天才的じゃないと出来ません。
でもこれ...何処かで見たような文言ですよね?
「とにかく集中力が凄まじく、当人に適合している場所であればとんでもない力を発揮することが多いとされ、その発想やアイデアはもはや天才」って、何処かに書きましたよね?
そうなんです。
ダウン症の方はとても集中力があったり、ある方向で天才的な能力を持っていたりなど、ますかけ線を持つ偉人たちに共通する点が多いんです。
今はただ現状を甘んじて受け入れているだけで、その気になったら才能を余すところなく発揮してくるかもしれませんよ?
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