断捨離で手に入れる!自分を変える9つの効果!
さきほどは断捨離のやり方について紹介しましたが、ここからは実際に断捨離をした後に得られる効果を9個にまとめて紹介していきます。
「断捨離して何の意味があるの?」「断捨離をした後は何か変わるの?」と思っている方はぜひ読んでみてください。
1、心がスッキリする
断捨離の効果としてまず挙げられるのが「心がスッキリする」ということですね。
断捨離はいらないものを捨てる「モノの整理」でもありますが、それは自分の中にある余計なものを捨てる「心の整理」でもあるのです。
実際、何かを思い切って捨てたり壊したりすると心がスッキリすることってありませんか?
あるいは、部屋やトイレの掃除などをしても同じような感覚が得られると思います。
自分の視界に入るもの、自分の周りにあるものをスッキリ綺麗にすることは、決して「掃除」という枠組みだけに収まるものではないのです。
それは自分の内面、いわば心の中にまで大きな影響を及ぼし、さらには物事のとらえ方や考え方といった思考にまで影響を及ぼすものなのです。
たかが断捨離、されど断捨離。
モノを捨てることは自分の内面の汚れた部分を捨てることでもあるのです。
2、家の中が広くなる
自分の家や周りの人たち、友人の家の中を見てもわかるように、現代人の生活は「モノ」で溢れかえっています。
家にいるときはでかいベットで眠り、広いテーブルでご飯を食べ、無駄にでかいテレビでバラエティ番組を見て、マンガや雑誌を読み漁る。
外出するときは片手にスマホを持ち、ポケットには財布と車の鍵、バッグには飲み物やお菓子、視力が悪いわけでもないのにメガネを着用し、おしゃれのために寒さを我慢し薄着をし、暑くて熱中症になりそうなのに厚い生地のジャケットを羽織る。
現代人の周りはいつも「モノ」「モノ」「モノ」で溢れかえっています。
そしてその多くはさきほど述べたように、ほとんどが必要のないものなのです。
そういった必要のないモノを捨てるだけで、家の中は今よりも格段に広くなります。
家の中が広くなる分、心にもゆとりが生まれます。
時間や仕事に追われている現代人にとって必要なのは、毎日自分が帰る場所である家の中を広くすることではないでしょうか。
3、生きるのが楽になる
断捨離をする前と後では「生きること」に対する姿勢が変わります。
というのも、1つ目で「断捨離は心の整理でもある」といったように、断捨離をすることによって自分が抱えていた余計なものを捨られます。
現状への不満、将来への不安、仕事のプレッシャー、人間関係の悩み、結婚への焦り。
虚無感や孤独感、寂しい気持ちや切ない気持ち、苦しいことやつらいこと。
断捨離はモノと一緒に、自分の中にあるそれら必要のないものまでも一緒に捨て去ってくれるのです。
現代人は「モノ」にも囲まれていますが、実際には悩みや不安といった感情にも囲まれながら生きているのです。
日本は今では「自殺大国」と呼ばれているほど自分で命を断ってしまう人が大勢います。
その根本的な原因が、生きることに対する不安や悩みとはいいませんが、「モノ」や余計な「感情」で溢れかえっている現代の状況が、多く人の心に深く影響しているのではないかと思います。
断捨離はそんな人生の余計なものをすべて捨て去り、生きることを楽にしてくれるのです。
4、自由を感じられる
断捨離は私たちに「自由」を与えてくれます。
家の中の余計なものを捨て去り、自分の中の余計な感情も排除し、さらには「自由」な感覚までも与えてくれるのです。
というのも「自由」という言葉自体、人によってその定義は異なります。
会社や仕事をやめることを自由とする人もいれば、自分の好きなことをやっている状態を自由という人もいます。
自由そのものの定義は個人に任せるとして、断捨離をすることで得られる自由というのは状況や環境ではなく、「感覚」の自由であるといえます。
つまり、自分の感じ方や物事との向き合い方やとらえ方が自由になるということです。
あなたは自分で人生の選択肢を狭めていませんか?
やればできることも自分には無理だと諦めていませんか?
断捨離で家も心もスッキリできれば、自然に自分の感受性も豊かになり、物事を「できる」「できない」ではなく、「やるか」「やらないか」で考えるようになるのです。
思考の自由こそが断捨離で得られる大きなメリットの一つともいえるでしょう。
5、ストレスがなくなる
断捨離をすると不思議と日常にストレスを感じなくなります。
というのも、さきほども「モノは使ってなくてもそこにあるだけでストレスになる」といいましたが、断捨離をすれば「モノ」が格段に減るのでそれに伴ってストレスも減るのはあたり前のことです。
これは実際に体験してみたほうが早いのですが、今、自分の目の前にあるモノを避けてみるだけでもスッキリしませんか?
机にパソコンを置いているならパソコン以外のものを避けてみる。
ソファーにいるならテーブルや周りにあるものを避けてみる。
たったそれだけのことでも何だかスッキリした感覚になりますよね。
「モノ」というのは私たちが思っている以上に、私たちに圧迫感を与えているのです。
そしてその圧迫感こそがストレスの原因にもなっているのです。
使っていない無駄な家電製品や雑貨、必要のない無駄にデカイ家具、胸を張って大事だとはいえない趣味や娯楽の数々。
そういった一つひとつの小さなモノでも、たくさん集まればかなりでかいストレスや圧迫感となって襲ってきます。
「たかがこれっぽっちのモノを捨てて何が変わるの?」と思っている人も、普段から慢性的にストレスを感じている人も、まずは自分の目の前にあるものを減らすことからはじめてみましょう。
「モノ」の圧迫感は実際になくなってからでないと実感するのは難しいのです。
断捨離でモノを減らせば、日常的にあなたを苦しめているストレスも格段に減ることになるでしょう。
6、お金が増える
断捨離は何もモノを「捨てる」という選択だけでなく、他人に「売る」という選択もあります。
今ではメルカリやヤフオクなどを使えば、誰でも簡単に「いらない不用品」をオークションに出品できます。
こちらも実際にやってみるとわかりますが、自分が「いらない」と感じているものでも他人にとってはすごく価値のあるモノも非常に多いのです。
たとえば着なくなった服やサイズの合わなくなった子ども服、新しく買って使わなくなった電化製品や読まなくなった本など、自分にはもう必要のないモノでも世の中には欲しがっている人が大勢いるのです。
断捨離は簡単にいえば「必要のないものを捨てること」ですが、それが少しでも他人の役に立ってお金が入るならば、それはそれで嬉しいものなのではないでしょうか。
しかしここで注意したいのが、断捨離をお金のためだけにするということだけは避けるようにする、ということです。
断捨離の目的は人それぞれだとも言いましたが、あくまで断捨離は「モノを減らして自分の大事なものを見極めること」が根幹にあり、お金のために断捨離をしてしまうと自分にとっての大事なものも「お金」になってしまうおそれがあります。
お金が大事ではないとはいいませんが、断捨離でモノを減らして家の中や自分の心をスッキリさせ、悩みや不安さえも捨て去ったのに、その後に残ったのが「お金だけ」というのはなんとなく寂しいものです。
断捨離は自分のためにするものであり、決してお金のためにするわけではないことを頭に入れておきましょう。
7、シンプルな生活になる
断捨離をする人の中には、モノが少ない環境で暮らす「シンプルライフ」に憧れて断捨離を実行する人がいます。
さらには、必要最低限のモノだけで暮らす「ミニマリスト」という人に憧れて断捨離をする人もいます。
一般的に、テレビや雑誌に出ている「ミニマリスト」や「シンプルライフ」といったものは昨日今日までモノに囲まれて生活していた人にとっては、少々難易度が高いものになっています。
それこそ、4畳半の部屋に布団もテレビも何も置かずに、部屋の中心にパソコンだけしか置いてない人もいれば、家すら持たずにゲストハウスやシェアハウスを転々としながら生活している人もいます。
基本的にミニマリストやシンプルライフというのは、断捨離をした後に自然にそうなっていくものであり、はじめから目的として掲げて断捨離をしていると、途中で挫折してしまう人がいるのも事実です。
モノがどんどん減っていって最終的にシンプルな生活になれれば最高ですが、そこまでやるかどうかは自分次第。
しかし、断捨離がシンプルライフへの足ががりとなるのは間違いありません。
そしてそのシンプルな生活も、「モノ」に囲まれて悩みや不安が絶えない生活よりは、はるかに充実感が高く、満たされた毎日を送れるものだといえるでしょう。
8、ポジティブになる
断捨離はモノを捨てることで身も心もスッキリさせてくれます。
そしてその流れは頭の中、つまり思考にまで及びます。
断捨離で自分の身の回りにあるものが本当に必要なもの、自分にとって大事なものだけになると、性格が前よりも格段に明るく元気にポジティブになります。
おそらく心がスッキリして軽くなった影響もあると思いますが、モノに執着しなくなるだけで人は本当にポジティブになるのです。
頭に浮かんでくるアイディアや考えはすべて前向きなものになり、過去にとらわれることもなく、どんどん新しいことにも挑戦したくなってきます。
断捨離は自分の周りの生活や環境を変えるだけでなく、本人の性格まで前向きでポジティブなものに変えてくれるのです。
9、自分は何が好きかに気づく
断捨離の醍醐味は、自分にとって不必要なものを捨て、身の回りがスッキリすることにより「自分は何が好きなのか」「自分にとっては何が大事なのか」「何を大切にすべきなのか」がハッキリと見えてくることです。
たくさんのモノに囲まれて生活している現代では、自分が好きではないもの、必要ないもの、大事ではないものもたくさん抱えています。
それだけのモノに囲まれながら、仕事では時間に追われ、生活ではストレスに追われ続ければ、誰だって「自分は本当は何が好きなのか」がわからなくなってしまいます。
待ちに待った休日も、自分の好きなことがわからないことで「やることがない」「退屈」「暇」と無駄な時間を過ごしてしまいがちです。
断捨離は自分にとって必要ないものを捨てることにより、結果として、自分にとって大事なものだけが残ります。
「断捨離のやり方3ステップ」を参考にしながら断捨離をした人の周りは、自分の好きなもの、大事なもの、大切なものだけになっていることでしょう。
「自分の好きなことを知る」というのは充実した人生を送るためには必要なことです。
そして、自分の「好き」という感情に従って生きることで、私たちの生活はより豊かにシンプルになっていくのです。
断捨離は、表向きは家の掃除のように見えますが、実際は自分の内面の掃除でもあるように、自分が本当に好きなものを見極める作業、自分にとって大事で絶対に手放したくないといえる大切なものを知る作業でもあるのです。
慌ただしい毎日に追われて自分の本当の気持ちがわからなくなっている人は、まずは自分の身の回りにあるものから変えていきましょう。
断捨離は人を変える
ここでは、断捨離の意味や目的、やり方から効果まで詳しくまとめてみました。
断捨離が流行るということは、それだけ現代人は悩みやストレスを抱え、自分の身の回りの整理も兼ねて、実は自分の中身を変えたいと願っている人が多いということです。
断捨離は、ただ「モノを捨てるだけ」と思うかもしれませんが、その効果は家の中がスッキリするだけにとどまらず、自分の心、体、頭、性格、価値観、そして人生までも変える力があります。
今、何か大きな悩みを抱えていたり、なんとなく現状に満足できていなかったり不満を抱えている人は、ぜひ一度断捨離を実行してみてください。
きっと自分の頭の中で思っているよりも、はるかに多くのことを学びスッキリした生活を手に入れられるでしょう。
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