探偵と何が違うのか
これまでは興信所とは何かについてご説明させていただいていますが、「調査」という業務内容からして「探偵」と同じではないのか、また何が違うのか疑問に感じる方も多いと思います。
そもそも興信所よりも、ドラマなどで登場する機会の多い探偵の方が知名度が高いので、誰もが自然とそのような疑問を抱くと思うのです。
と言うことでその疑問についての返答ですが、では興信所と探偵の何が違うのか、またどのような差があるのか・・・結論を述べると、実は「全く同じ」ものとなります。
ではどうして名前が違うのか、どうしてあえて「興信所」と名乗ったり「探偵」と名乗ったりするのか、さらに疑問が沸いてきますよね？
そのご説明の前にまず、興信所と探偵が同じというのは、探偵業法で「興信所」とか「探偵」という区分けがなされておらず、業務に対して差を設けている訳ではないので「同じ」という意味なります。
ですが現実には「従来からの流れ」で業務に差があったり、得意調査が興信所と探偵とで大きく違うことが多く、探偵業法で「同じ」だとはいえ意外に違いがあるのです。
では興信所と探偵とで、「実際の業務」の違いというのはどのようなものか、箇条書きで簡単にご説明します。
興信所
・企業に対する信用調査
・市場調査
・雇用調査
探偵
・浮気、不倫調査
・素行調査
・個人に対する信用調査
・人探し
このように興信所が「公」への調査を行うのに対して、探偵は「個人」への調査をするという違いがあります。
さらにその調査方法の特徴として、興信所は状況によっては「身分を明かして」調査をすることもあるのですが、探偵は「完全秘匿」で調査をするようです。
いくら探偵業法で区別はされていなくても、実際はこのような差があって依頼する際もその点を踏まえるといいでしょう。
もっとも、探偵業法で興信所も探偵も区別されていないことから、依頼すれば興信所も個人への調査を行いますし、探偵も企業への調査を行います。
あくまで「得意調査」というだけであり、そこはできるのであれば何でも引き受けるのがこの職業なのです。
あなたが利用する場合
余談めいたものになりますが、もしあなたが興信所を利用する場合は、おそらく「浮気調査」がもっとも高確率言えるでしょう。
前項を参考にするなら「探偵」に依頼するのが望ましいのかもしれませんが、便宜上ここでは興信所へ依頼すると想定させていただきます。
その際ですが、できるだけ調査対象の情報を興信所に引き渡すようにして下さい。
理由は、情報が多ければ多いほどそれだけ余計な調査が必要なくなるので、その分費用が安くなるからです。
これが最初から「全く情報がない」となると、興信所は調査対象を一から全て調査することとなり、それに掛かった費用を請求されてしまいます。
ですので、まずは調査対象の情報を引き渡すことから始めて、その後は随時調査対象の情報を得るためにある程度の行動はしましょう。
それも興信所の手間が省けてコスト削減になりますし、身近な者でなければ分からない情報だってありますので、証拠を掴むに際してとても有利になる可能性があります。
年々需要は増えている
興信所とは一体どのような機関なのか、基本の範疇ではありますが大体は明るみに、そして理解も十分に得られたと思います。
その業務内容から、年々需要が高まりつつある、実際増えていることにも納得いただけるのではないでしょうか？
業務内容の対象が決して人事ではない事から、誰でも利用する可能性はあるのです。
逆に興信所とは一体どのような機関なのかを全く知らずにいた場合、何もかもを自力でしなければならないので苦労しますし、見合った結果もほとんどありません。
だから興信所という機関が世にある訳で、興信所なら掛かる費用と手持ちの基本情報さえあれば、その道のプロが上手に調べ上げてくれます。
ただ、一定数いる悪徳業者に気を付けなければなりませんが、それに関しては今回の内容で判別できますしさして問題はないでしょう。
もし何かお困りのことがあれば、一度興信所を利用することも視野に入れてみては如何でしょう？
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
※本ページはプロモーションが含まれています。