注意点その1「離婚をしても付き合いが続く」
いとこと結婚する場合に、注意しなければならないことの一つが離婚のことです。
結婚を考えている段階では、離婚のことなどもちろん考えたくはないでしょうが、いとこ同士の結婚の場合はとくにしっかりと考えておくべきことなのです。
もちろんいとこ同士の結婚であっても、離婚することは可能です。
ただし他人婚とは違って、いとこ同士の離婚というのは、離婚後も縁が切れないことが問題になります。
いとこと結婚をすることで夫婦になりますが、いとこと離婚をするとどうなると思いますか?
一般的な夫婦であれば、離婚をすればもちろん他人になります。
しかし、いとこの場合は離婚をしたとしても、いとこであることは変わらないのです。
つまり夫婦ではなくなっても、いとことしての関係は死ぬまで続いていくということなのです。
離婚をする状況にまでなれば、もう顔も見たくない!縁を切りたい!なんて気持ちになってしまうことも考えられますが、いとこ同士の場合はそれができないのが難点なのです。
どんなに嫌でも、いとことしての顔を合わせることになったり、親戚付き合いも変わらず続く…というわけですね。
もちろん離婚となれば両親同士、あるいは親戚関係でも気まずい思いをすることになりかねませんし、自分達だけの問題でないのも事実です。
絶対に離婚なんてしない!とどんなに思っていても、何があるか分からないのが人生というものです。
いとこ同士の結婚は、離婚後のことまでよく考えて決めた方が良いですね。
注意点その2「夫婦関係の悪化は親戚関係にも影響あり」
先ほどの離婚の話しにもあったように、いとこ同士で結婚となれば、夫婦関係の問題は自分達だけの問題ではありません。
離婚となればもちろんのこと、夫婦関係の悪化だけでも親戚関係への影響が大きいのです。
本来であれば両親同士やお互いの親戚関係というのは、元は全くの他人ですから、遠慮できることや、仕方ないと思えることも多いものです。
しかしいとこ同士の場合、元々親戚関係があるわけですから、本音であれこれ口に出すこともできます。
これは良い部分でもあるのですが、反対に悪い部分でもあるのです。
たとえば夫婦喧嘩で両親に泣きついたときに、両親同士がどちらが悪いか揉めてしまったりするようなこともあります。
必要以上に夫婦関係に口出しができてしまうのは、元々親戚関係だからなのです。
ですが結果的に夫婦関係に深入りしてしまったり、良い関係を築けていた親戚関係が上手くいかなくなってしまうことも考えられます。
夫婦関係が良ければ親戚関係も良いまま、良い関係性でいられるかもしれませんが、反対に夫婦関係が悪くなることで、親戚関係にまで影響が出てしまう可能性は考えておいた方が良いですね。
親戚関係というのはずっと続く関係性だからこそ、なるべくごたごたせずに済むようにしたいものです。
いとこ同士で結婚する場合は注意する必要があります。
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