不潔な傾向がある
清潔か不潔かで言いますと、比較的男性は不潔な傾向があることが否めません。
男性の多くは合理的である為、自分のさじ加減で「今日は汗をかいていないから洗わなくていいや」と、その日に着たシャツ等を繰り越しで着衣することが決して少なくないのです。
その他、トイレから出た夫の「片手だけ」が濡れていて、どうして片手だけが濡れているのかと聞くと、「こっちの手しか使ってないから」…そういう問題じゃないのが女性なのです。
妻はそんな夫を見て、不潔で気持ち悪いと思ってしまうのでしょうが…これはさすがに無理もありませんね。
ではこの不潔と言われる男性の「そのときの心理」なのですが、ケース別でご紹介してみます。
どうして身体を洗わずにシャワーで、しかも流すだけなのかについては、「お湯を流すだけで体表の汚れは99%落ちる」。
どうして今日着たシャツを明日も着るのかについては、上記のとおり「汗をかいていない」という理由と、「洗濯に使う水と電気代がもったいない」。
どうして小をしたのに流さないのかについては、「もうすぐ大をするから、今流すと水がもったいない」。
トイレの後に一切手を洗わないのは何故かについては、「洗うのが面倒」とか「ほとんど触ってないから大丈夫」。
だから女性としては、そういう問題じゃないんですよね。
男性の合理的、効率的な思考は分かるのですが、それがまかり通るものとまかり通らないものがあって、上記でご紹介したのは女性視点では全てまかり通りません。
女性の場合、気持ちとか状況整理とか、「お約束」をすることに意味がある訳で、少しも合理的とか効率的なんて求めてないのです。
トイレの後は「必ず手を洗う」、今日着たら「今日洗う」、お風呂は「シャンプー、ボディソープで身体を洗う」もので、それ以外はありえない訳です。
男性はそういう女性の意見に対して、ずらりと理屈を並べた上に妻の意見に全く従わないので、結果的に気持ち悪いという感情を抱かれるのでしょう。
これについては、さすがに男性に対して養護の言葉はありませんので、ここは男性側が譲らなければならないでしょう。
トイレでどんなウイルスや菌に触れたか分かりませんし、それで子供が何らかの病気になるかもしれません。
今日着たものを明日も着てしまうと、「また旦那さん同じ服着てる」とご近所付き合いに影響が出ますし、その被害を被るのは妻です。
お風呂で身体を洗うのは、シャワーでもたしかに99%の汚れは落ちますが、身体を擦ることで本来洗えなかった部分が、僅かでもさらに綺麗になるかもしれません。
そういうことなのです。
特徴的な癖がある
癖というのは、基本的には誰にでもあると言っても過言ではないくらい、ありふれたものであると考えられます。
しかし、それが頬をかくとか首を回すくらいなら特に気になりませんが、客観的に見て恥ずかしいものだったり異質なものとなると、さすがに気持ち悪いと思われても仕方がないと思うのです。
例えば、最もよくあるもので「音を立てて食べる」…すなわちクチャラーというやつで、これは食事中でしかも周囲に聞こえることから、一緒に居る人が恥ずかしい気持ちになるでしょう。
しかも咀嚼音である為、聞こえるものは気持ち悪いどころか不快となりますし、これは夫をどうこう思うと言うよりも、もはや離婚の理由となってしまいかねません。
さらに、迷惑は掛けないとしても非常に目立ってしまうもの、第三者が見て明らかに「何やってんだろこの人」という心象を抱いてしまうような癖も、一緒に居るものとしては恥ずかしいと思います。
ですので、これらをひっくるめて夫を気持ち悪いと思ってしまうのは仕方がなく、もし男性がここをご覧になられた上で心当たりがあるなら、意識して改善する必要があるでしょう。
ただし、チック症などの病的なものを起因とした癖については、妻側がある程度理解してあげるとか、改善の為に何かしら手を差し伸べてあげるのが必須となります。
それをせずに安易に気持ち悪いという判断をしてしまうと、夫が傷付くのはもちろん追い詰められてしまう結果となり、癖がますます悪化したり最悪日常生活に影響が出てしまいかねません。
気持ち悪いという心象を抱くのは簡単なのですが、夫がどうしてそんな癖があるのかの背景も出来れば把握して、改善に向かうよう計らうのが妻のあるべき姿だと言えます。
ただの癖、病的な要因がないものである、そして人様に迷惑が掛かるものであれば、とっととスパルタで無理矢理改善して、直らなかったたら厳しい条件を突きつけて、改善を余儀なくさせましょう。
夫も同じように思っている
今回は、妻が夫を気持ち悪いと思う理由について挙げさせていただきましたが、当然夫も妻に対して何か思うところはある訳で、そこは男女共通と言えます。
例えば「化粧臭い」、「浪費家」、「口うるさい」、「北欧趣味がうざい」、「小物が多すぎる」、「掃除は手抜き」、「料理は雑」、「休日は夫任せ」などなど、おそらくここに書ききれません。
厳密には気持ち悪いという感覚ではありませんが、不満という観点では同じと言えるでしょう。
だから、実のところお互い様なのです。
男性は言わないだけであって、妻が夫に思うくらいの言いたいことがあっても口にしないだけの話なのです。
ですので、妻の立場である女性もあまり調子に乗らないようにしなければなりません。
男性は溜めて溜めて爆発する、そして爆発しても粛々と事を進める傾向があるので、夫の怒りに気付いた時には何もかも終わっていることになるかもしれません。
女性はその場で何もかもを言ってしまいますが、それが終わりの始まりであるということに気付き、気持ち悪いと思うのではなく夫に対する理解を深める方にベクトルを向けるべきです。
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