周囲を一切気にしていない
この項目の心理により日頃から塩対応をしている女性というのは、正確には心理と言うよりはそもそもの性格、もともとそういう女性なのだと思います。
誰に対しても塩対応をし、された相手が「冷たいな」と思っていたところで、もともとの性格ですので全く気にしていない、気にならないのだと考えられます。
何せそれが当たり前として育っているのですから、自分が塩対応をしていることすら自覚がないかもしれませんし、それを知ったところで何も思うところはないのです。
人は常識、通念、当たり前という部分に関しては確固たる自信を持つ傾向があるので、それを持った上で塩対応をする女性というのは、今更周囲など一切気にしない訳です。
もっとも、女性でこのような心理により塩対応をするのは珍しく、それは女性が徒党を組みやすい、単独行動が好きじゃない傾向から、ある程度察するところがあると思います。
いつも複数で行動することから、周囲には基本嫌われたくないと思っていることが伺えますし、その性状から男性よりもそこが顕著であることは明白なのです。
だから女性でこの心理による塩対応をいうのはなかなか理解されず、それにより時に悪い噂も立つこともあるようですが、そこすら気にしていないようです。
まあそこまで太い精神でなければ、誰に対しても塩対応なんて到底出来ませんから、俗に言う「強い女」となるのでしょうね。
ここまであまりこの心理をポジティブに扱っていませんが、こういう人は人の意見に流されずに自分の言いたいことを言う、全くブレないという性質があるようです。
それに伴うのか個がしっかりと確立されていて、周囲に自分の良さをアピールする等のいわゆる「媚び」がなく、一緒に居て清々しいと思われることが多いようです。
孤独や孤立が好きな男性ですらそんな周囲の視線や評価は気になるのに、それを女性でやってのけるというのは何とも頼もしいことだと感じます。
まだ社会ではこういう女性は受け入れられないと思いますが、いずれ仕事で並み居る男性たちを黙らせてしまう結果が容易に想像出来ます。
気遣いや甘えなどが出来ない
つまり、「素直になれない系女子」ですね。
もともとの性状からか男性に甘えることが出来なくて、何でも自分で出来るような素振りを見せるタイプで、自然と男性に対しては塩対応となってしまうようです。
その性状によっては塩対応とは言えないほどの苛烈な拒否反応を示すこともあり、何かと損をしてしまうこともケースとしてはかなり多くなると思います。
これがツンデレであればまだいいのですが、デレのないツンツンでしかないというのも、その素直になれなさとか男性に対して甘えられないその性質が伺えます。
好きな人に対して、自分の気持ちに反することを言ってしまったり、反する行動を取ってしまうのも同じで、その際もおおよそ塩対応となるでしょう。
塩対応とまでは行かなくても、憮然としてしまったり極端に話さない、表情が強張るなどで誤解されてしまい、その度に頭を抱えてしまうタイプとも言えます。
本質を見抜けば非常に可愛い女性なのですが、残念ながら基本鈍い男性には全くそれが伝わらず、むしろ避けられる要素となってしまうのが悲しいところです。
挙句の果てに「可愛くない」と評され、意中の男性もげんなりして去ってしまう…その心中、さすがに穏やかではいられないと思います。
ですが、こういう素直になれずに塩対応をしてしまう、男性に甘えることが出来ない女性というのは、男性から見て「可愛くない」とされる可能性は非常に高いと言えます。
男性は本質を見抜く目はさほど持ち合わせていない、見たままのことをそのまま印象として残す、それをありのままと捉えてしまう傾向があるので、やはり損と言わざるを得ません。
だからいきなり素直になれとは言いませんが、塩対応ではなくせめて引っ込み思案とか、消極的な女性程度に留めておく方が、今後の人生には差し支えがないと言えます。
それも難しいのかもしれませんが、本質を見抜いてくれる男性を見つける苦労を考えると、そちらの方が難易度としては遥かに低いと考えられますので、少しだけ頑張ってみましょう。
好意の裏返し
これは前項よりは少しマイルド、ツンツンではなく「ツンデレ」の気質がある女性に多い心理で、これに伴い塩対応をしてしまうことがあるようです。
心理の経緯としては前項とほぼ同様、つまり好きだけど素直になれないもので、素直になれないことで気持ちと裏腹の言動をしてしまうというものです。
しかし前項と違うところは、ずっとツンツンしている訳ではなく時折デレる…要は態度を軟化させることもあるようで、これがマイルドである根拠と言えるでしょう。
そしてツンデレが男性の好みのひとつであるとカテゴリされている昨今、ウケ自体はそれほど悪くないようで、塩対応がむしろ魅力とも捉えられているようです。
これに関しては、一般的には塩対応により損をしてしまう女性が多い中、比較的上手く立ち回っている、それが天然であっても上手く事が運ぶ傾向があると言えるでしょう。
やはり男性はこれまでの内容のとおり、見たままをそのまま受け止める性質があることから、多少なりとも「デレ」があるのなら、十分に身込みはあると考えるのです。
これが前項のツンツンであってしまうと、はっきり言って取り付く島がないと男性は考えてしまうので、その結果ウケが悪くなってしまうのでしょうね。
ツンツンとツンデレ…言葉は限りなく近いものがありますし、意味合いもお互いそれほど遠くはないのですが、少しだけデレるだけでも天と地の差があるのです。
もちろん、塩対応をされること自体が嫌、そういう女性の姿勢や態度を嫌う男性も少なからずおり、そういうタイプにはウケが悪いと言えるでしょう。
しかし、こと恋愛に関しては先のとおり魅力として捉えられていることから、おおむね今後には問題はないかと思いますので、特に改善どうこうはないと言っていいかもしれません。
ただしそのツンが過ぎてしまうと、いくら好みのカテゴリのひとつだとしてもそれだけで去ってしまう、ショックを受ける男性も居ますので、さじ加減には注意すべきだと言えます。
まとめ
塩対応とは何か、おおよそ具体的なことがご理解いただけたかと思いますが、男性としてはこういう女性を好きになったらどうすればいいのか分からなくなりますよね。
まずその性質から何を考えているか分かりませんし、基本そっけないのですから感情が読み取れず、さらには現在のこちらに対する気持ちも分かりません。
だからこういう女性は、下手に変化球を投げたり駆け引きなどをしようとすると、まず乗ってくることがありませんしそれで心象を悪くしてしまう恐れがあるでしょう。
素直に、ストレートに、それでいて諦めずに好意を伝え続けていれば、きっとその塩対応は形を潜めて暖かなものに変わっていくものと思われます。
なお男性が塩対応の場合ですが、これは「クール」だとか前向きに捉えられることが多いのですが、かなり人を選ぶところがあるようです。
それは、身も蓋もないのですがやはり容姿がどうしても関係しているようで、イケメンでないと「皮肉屋」とか「根暗」なんて、言い掛かりに近い扱いを受けることも…
何とも世の中は不平等で世知辛いものだと痛感させられます。
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