デリケートゾーンのかゆみ、臭い、黒ずみの対処方法とは
このように、デリケートゾーンのかゆみ、臭い、黒ずみの原因のなかには、ムレや雑菌の増殖など、すべてに共通する原因もあるようです。
このことから、デリケートゾーンに起こる、複数のトラブルに悩まされている方も少なくはないでしょう。
ここでは、デリケートゾーンの3大トラブルに悩まされた時の対処方法をお伝えします。
自分に合ったショーツをはく
自分に合ったサイズ・素材のショーツを選ぶことで、黒ずみ・かゆみ・臭いの解消を図れます。
まずは、小さいサイズのショーツは穿かず、自分のサイズに合ったショーツを選びましょう。 ショーツのサイズが小さすぎると、ゴム部分が食い込んでしまうので、摩擦や強い刺激を肌に与えます。
デリケートゾーンはもちろんですが、脚の付け根の黒ずみにもつながってしまいます。
次に、ショーツの素材はコットンやシルクといった通気性がよく、肌に優しいものを選びましょう。
これにより、下着のムレや、擦れを軽減させることができます。 また、縫い目のないショーツやゴムを使わないショーツは、さらに肌への負担が軽減されるのでおすすめです。
デリケートゾーンの洗い方が大切
デリケートゾーンを清潔に保つことは、3大トラブルすべての対策として有効です。
汚れやすくデリケートな部分だからこそしっかり洗いたいところですが、ただゴシゴシ洗えばいいわけではありません。
誤った洗い方だと、かえってトラブルを起こしてしまうので、洗い過ぎも洗い残しもNGです。
デリケートゾーンを洗う際には、手で優しく丁寧に洗いましょう。
力加減を微調整できるので肌を傷つけにくく、かつヒダの細かいところまで対応できる手で洗うのがベストです。
また、体と同じボディソープだと、粘膜に近いデリケートゾーンには刺激が強すぎるので、デリケートゾーン専用の刺激の少ないソープを使い、ぬるま湯で流しましょう。
熱いお湯や冷たい水も、デリケートゾーンへの刺激になるので気を付けてくださいね。
汚れが気になる生理時期は、膣内ビデを使うのもおすすめ。
ただし、必要な膣内の常在菌を洗い流してしまわないよう、使い過ぎには注意して、説明書に記載された使用方法を厳守してご活用ください。
アンダーヘアを整える
デリケートゾーンの中でも、アンダーヘアは雑菌の繁殖が特に発生しやすいです。
そのため、アンダーヘアをきちんと処理したり整えたりすることで、トラブルにつながるリスクを軽減させることができます。
ただ、セルフケアでアンダーヘアを剃毛・脱毛する場合は、処理前の保湿にも気をつけることが大切です。
事前準備をしっかりとしておかないと、毛穴や肌表面がダメージを受けて炎症を起こしてしまう場合があります。
自宅でアンダーヘアのセルフケアを行う場合は、事前に専用のローションやクリームでしっかり保湿してから行いましょう。
洗った後に正しいケアを
入浴後にデリケートゾーンをケアすることで、トラブルを軽減させることができます。
デリケートゾーンも、顔などと同じく洗ったあとには、専用のクリームやオイルで保湿ケアを行いましょう。
デリケートゾーンは刺激を受けやすいので、顔や体用の美容クリームを流用するのではなく、必ず専用の商品を使用します。
黒ずみを抑えたりターンオーバーを促したり、嬉しい効果のあるクリームもあるので、トラブルに合わせて解消が期待できるケアアイテムを探してみましょう。
ただし、デリケートゾーンの肌に合わない場合もあるので、徐々に使用して様子をみてから、用法用量を守って使用してくださいね。
ナプキンを頻繁に代える
デリケートゾーンのトラブルを防ぐためには、生理用やおりもの用のナプキンを代える頻度を上げることも大切。
生理用品やおりものシートは、2～3時間に一度くらいを目安に交換し、清潔な状態を保つように心掛けましょう。
注意したいのは、生理後半に経血量が減っても交換頻度を落とさないこと。
ナプキンに経血が付いていなくても、トイレに行ったタイミングでの交換をおすすめします。
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