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いとこ結婚はタブー?知っておきたいいとこ結婚の疑問

いとこ結婚はタブー?知っておきたいいとこ結婚の疑問

結婚
yuura
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2020.01.30

いとこ結婚は海外でどう思われている?

国旗と女性

日本では認められているいとこ同士の結婚ですが、海外のいとこ結婚事情はどうなのでしょうか。ここでは、代表的な例を2つ紹介します。

いとこ結婚が多いパキスタン

日本では法律でいとこ結婚が認められているものの、偏見やタブーと感じている人は多いものです。しかし、パキスタンの場合は、いとこ結婚が多い傾向にあります。

その理由は、結婚に対して家族同士の結びつきを強く意識しているからです。パキスタンの人は、あえて親族同士で結婚をさせようという風潮があります。

しかし、繰り返し親族同士で結婚をさせていることで血が濃くなる傾向にあるため、どうしても生まれた子供には先天性の異常が発生する確率は高まってしまいます。

しかし、パキスタンではいとこ結婚はポピュラーなものであり、偏見やタブーといった見方はされていません。

いとこ結婚はアメリカでは禁止している州が多い

アメリカでは25州の地域でいとこ結婚が禁止されていますが、19つの州ではいとこ結婚を認めています。しかし、6つの州ではいとこ結婚の制限をしているケースもあるのです。

州によってはいとこ結婚を近親相姦として犯罪扱いとしているケースもあり、罰金や刑事罰などを科せられることもあります。

また、いとこ結婚自体は認められているものの、子供は作ってはいけないといった制限をかけている場合も多いのです。

イリノイ州では、両方が50歳以上であればいとこ結婚を認めており、子供が作れない年齢になってからいとこ結婚を認めるといった細かな制限をかけているところもあります。

結婚ライセンス

参考:クック郡書記官事務所

いとこ結婚をした有名人

結婚式

いとこ同士で結婚をした人は日本でも少ないため、あまりピンと来るという人も多くないでしょう。そこで、いとこ同士で結婚した意外な有名人を紹介します。

芥川比呂志

芥川 比呂志(あくたがわ ひろし、1920年3月30日 - 1981年10月28日)は、日本の俳優、演出家。
東京府東京市滝野川区(現東京都北区)田端出身。作家・芥川龍之介の長男。母は海軍少佐の塚本善五郎の娘・文。妻は、龍之介の次姉・ヒサの長女で、従姉にあたる芥川瑠璃子。
出典/芥川比呂志 - Wikipedia
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%A5%E5%B7%9D%E6%AF%94%E5%91%82%E5%BF%97

いとこ同士で結婚をした人の中でも有名なのは、作家芥川龍之介の長男「芥川比呂志(あくたがわひろし)」です。

作家で有名な父とは違い、芥川比呂志は俳優や、演出家の道を歩みます。芥川比呂志は、現在の東京都北区田端の出身です。父に似て文才に恵まれたことで、15歳という若さで戯曲「お察しください(A Comedy)」を発表しました。

1950年頃には、テレビドラマや映画を中心に多くの作品にも出演していました。また、日本最大規模の劇団でもある「劇団四季」の名付け親としても芥川比呂志は有名です。

岸信介

岸 信介(きし のぶすけ、1896年〈明治29年〉11月13日 - 1987年〈昭和62年〉8月7日)は、日本の政治家、官僚。旧姓佐藤(さとう)。満州国総務庁次長、商工大臣(第24代)、衆議院議員(9期)、自由民主党幹事長(初代)、自由民主党総裁 (第3代) 、外務大臣(第86・87代)、内閣総理大臣臨時代理、内閣総理大臣(第56・57代)、皇學館大学総長 (第2代) などを歴任し、「昭和の妖怪」と呼ばれた。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E4%BF%A1%E4%BB%8B

第56・57代内閣総理大臣の岸信介も、いとこ結婚をした有名な政治家です。

昭和の妖怪と言われるほどの大物政治家として活動していました。

岸の結婚相手である女性は、父方の岸家のいとこである良子という女性でした。洋子という女の子が誕生します。洋子は後に自民党幹事長である安倍晋太郎と結婚したことで、第90・96・97代内閣総理大臣の安倍晋三が誕生するのです。

岸信介は、安倍首相の祖父としても知られている人です。

菅直人

菅 直人(かん なおと、1946年〈昭和21年〉10月10日 - )は、日本の政治家、弁理士(登録番号:07558)[1]。立憲民主党所属の衆議院議員(13期)、国のかたち研究会設立者・会長、立憲民主党最高顧問。
出典/菅直人 – Wikipedia
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E7%9B%B4%E4%BA%BA

政治家、弁理士としても有名な、第94代内閣総理大臣の菅直人もいとこ結婚をした人です。

2020年1月現在は、菅直人さんは立憲民主党所属の衆議院議員として活動されています。後に妻となる伸子とはいとこ関係であり、伸子が津田塾大学に入学したとき、管家で下宿を始めたことで関係性が深まりました。

結婚をする際は、いとこ結婚であることから親族からはもう反対されたそうです。

しかし、伸子の実家も医者や政治家の家庭だったため、結婚の話をしているのにも関わらず日本の核武装の話にズレていってしまい結局みんな話疲れて寝てしまったという逸話があります。

アルベルト・アインシュタイン

ベルリンに移住して数か月後、アインシュタインが再従姉のエルザに対して恋愛感情を抱いている、ということが妻のミレーバに知られ、その発覚から数か月後に妻ミレーバは長男・次男とともにチューリッヒへと引っ越す事態となり、別居状態となった。
1919年2月に最初の妻ミレーバと離婚(離婚の条件はノーベル賞を取ってその賞金を譲るというものだった)し、6月にはいとこのエルザと再婚。
出典/アルベルト・アインシュタイン - Wikipedia
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

ドイツ生まれの理論物理学者として世界的に有名な「アルベルト・アインシュタイン」は、2度結婚をしており、2回目が、いとこ結婚です。

最初の妻であるミレーバは大学時代に出会います。

ベルリンに移住した数カ月後に、アインシュタインがいとこであるエルザに対して恋愛感情を抱いてしまうのです。妻ミレーバに知れてしまったことで、数年間別居生活を送ることになりました。

別居していた妻ミレーバとは離婚が成立したことで、いとこであるエルザと再婚をしています。

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