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不妊を考える。日本の諸問題と現代女性を苦しめるひずみとは

不妊を考える。日本の諸問題と現代女性を苦しめるひずみとは

結婚
大塚ちえ
大塚ちえ
2016.02.25

おおまかに不妊の原因を調べてみると、男性側の問題としては、ストレスや生活習慣による勃起障害、膣内射精障害や造精機能障害(精子の数が減ったり、動きが悪くなったりすること)、無精子症などが挙げられていました。

女性側の問題としては、ストレスや過度なダイエットによる排卵障害、病気由来の卵管周囲の癒着・着床障害などが挙げられています。

ここで強調しますが、WHOの統計では、不妊の原因の約40%が女性側が原因で、約25%が女性男性ともに原因があり、約25%が男性側に原因があり、約10%が原因不明と言われています。

つまり、男女ともに原因がある場合を考慮すると男性側にも原因がある割合は半分の50%なのです。

これを念頭に置いてください。

#不妊の原因と社会の諸問題

さて、そんな中でよく耳にするのが「男性が不妊治療を嫌がる」という話。

これって本当に呆れた話ではありませんか?

二人の問題なのに、どうして日本の男性はこうなのでしょうか。

それは、昔から「不妊が女性の問題」と見られてきた、悪しき風習のせいにほかなりません。

欧米では、不妊治療は二人で病院に行くのが普通だと言われています。

男性側の認識として、自分に原因がないと思い込んでいるか、自分に原因があるかもと思っていても、不妊を改善する気がないかのどちらかですよね。

余談になりますが、不妊に関して厚生労働省が用意した「不妊治療をめぐる現状」というリーフレットのお話をさせてください。

調べている中で少し気になったのが、「不妊治療をめぐる現状」と題したリーフレットの中で、まず表題が書かれたページ、その次に「日本の出生数と合計特殊出生率の推移」。

日本らしいですね、本当に無機質で経済のための人民と言う感じです。

Lonely sad woman deep in thoughts

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