仕事でチャットツールなどを使う場面も多く発生しているでしょう。
チャットやメールのいいところは、相手の好きなタイミングで見られる・返信できることであり、いかにも現代人の価値観にあっているような気がします。
しかし一方で、よく認知されている欠点として「伝わりづらい」という点が挙げられます。
感情が"伝わりづらい"だけでなく、口頭で説明しないから"伝わりづらい"こともあります。
私も、できるだけ文章での伝え方にはニュアンスをつけたり、いかにもテンプレート的な文章を送らないように気をつけてはいますが、何より感情の伝わり方が弱い。
感情の伝わり方が弱いから、一つの言葉に対して、どういう印象を持って相手が使っているのかも分からず、余計な誤解を招く恐れもあります。
特に謝罪を電子メッセージでやろうとすると、うまくいかないことのほうが多い気がします。
「この度は、誠に申し訳ございませんでした。平にお詫び申し上げます」といってもその言葉の整い具合に「どこかから引っ張ってきた謝罪の定型文」くらいのイメージがあります。
よくビジネス書などでも書かれていることですが、謝罪の際にメッセージだけで済ませるのは、やはり誠意が足りないと思われても仕方がないでしょう。
#4:嫌味や皮肉、自虐を含んだ言い方をする
嫌味や皮肉をいうことは、ある種の敵対行動でもあります。
敵対行動が相手の心にどういう印象をあたえるのかは、ご存知のとおりでしょう。
嫌味や皮肉を言いたくなる場面もあるでしょうし、遠回しな皮肉にしてでもぶつけないと気分が晴れないこともあるでしょう。
しかし、その一言が付け足されることにより、周囲のあなたに対する印象は変わるし、不穏な空気を作り出してしまうし、結局のところ自分のマイナスでもあるのです。
相手がわからないようなメタファーを込めた皮肉であったとしても、しかもそれが「言ってもわかってないだろうな」と思っていたとしても、本当のところ相手はあなたの皮肉に気がついていながら鈍なふりをしているだけということも考えられます。
その場合単純に言うと、相手のほうが心が広いような感じがします。
自虐の場合は、不快というよりも「めんどくさい」と相手に感じさせることのほうが多いでしょう。
相手に「フォローしなきゃ」という気を起こさせる行動をする人は、気遣い屋だとは言えません。
#5:相手に体を向けて話を聞かない
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